2025年も「老いの成長」で小さな暮らしを豊かに

~旬を生かして~Simple Recipe

~旬を生かして~Simple Recipe

公開日:2025年01月14日

~旬を生かして~Simple Recipe

2023年7月、「急性腎盂腎炎」での救急搬送から始まって半年間で2回の入院。4回の「体外衝撃波砕石術」でも取れなかった尿道結石を、2024年1月「経尿道的結石除去術」で取り除き、激しい尿もれ地獄からようやく解放されたのは2024年2月のことでした。

元気印の夫が特定健診でよもやの要精検に

自宅がある町の特定健診を2人で2年振りに受けました。2か月ほどしてその結果が終の棲家に送られてきました。あろう事か! 夫のそれには「要精検」の3文字が。

すぐに町指定の病院に予約を取って、いつもとは逆に私が付き添いの立場で一緒に行きました。問診や触診の結果、「MRI検査を受けてください」とのことに。

元気印の夫が特定健診でよもやの要精検に
左 幻覚にうなされた2023​​​​​​年の私の入院
右 夫は2024年生まれて初めてのMRI検査を

その結果、さらに「別日に予約を取って1泊の入院をして組織検査を受けて下さい」ということになってしまい、12月20日に受けてきました。「結果は年明けです」というわけで、今は結果待ち期間、考え込んでも仕方がありません。

いよいよ順調に年を取ってきたねと2人で笑い合いながら、段々ひらめきが悪くなってきても、手際が悪くなったとしても、「QOL」(生活の質)が保てるように、生活の根幹をなす食事のレシピ作りに取り組むことにしました。

小さな暮らしでおいしかった料理の写真から

「ラインで送ったのだったかなあ? それとも切り抜き?」夫が食事作りを始める前に決まったように繰り返してきた私の言葉。そんな無駄を省くために、この機会にB5サイズの形式にそろえて、レシピを1つのファイルに整理することにしました。

幸い、1LDKの小さな暮らしでは大掃除の必要もなく、12月下旬はゆとりある毎日です。早速すぐ近くの100円ショップでシンプルなB5ファイルを買ってきました。撮っておいた料理の写真をGoogleフォトの中から選び出してデスクトップに保存。

それから夫の手も借りてバラバラに保存していたレシピを探し出しました。面倒だけれど楽しく、リハビリにもなる作業の始まりです。

小さな暮らしで美味しかった料理の写真から

年明けすぐに役立つよう、年越しそばの残りを生かす料理から。天津そばのソースは、ラーメン店でバイトをしていた息子が以前食べさせてくれた天津飯の味を参考にして作りました。 

小さな暮らしで美味しかった料理の写真から

クックパッドでは「サツマイモの豚巻き」でしたが、友人が畑で育てたカボチャを頂いたので「カボチャの豚巻き」にしてみました。パセリは終の棲家のベランダで育てた物です。

小さな暮らしで美味しかった料理の写真から

これまた超簡単のお助け料理。近くの「農産物直売所」で安く買える長ねぎをたっぷり使い、800ccの熱湯に100ccの水を入れた中に生卵を入れて12分間待つだけで作れる温泉玉子をのせるのみ。

毎日の基本は「定番食」

毎日の基本は「定番食」

夕飯は、ホカホカ白ご飯(終の棲家の友人が作ってくれた「ちりめん山椒」を添えて)に焼き魚、「キュウリとワカメ・じゃこの酢の物」「ナスとそうめんの味噌汁」「納豆」の和食。

毎日の基本は「定番食」

朝食は、「グリーンサラダのキーウィソース」「トースト+ココナツオイル+シナモンシュガー」「ゆで卵」「プレーンヨーグルト+マヌカハニー」「ゴールドキーウィ」「カフェオレ」。多用しているゴールドキーウィは、長野の友人が庭で鈴なりになったのを送ってくれたもの。

この日のサラダにかけたキーウィソース、とっても簡単でおいしく彩りも良いのでお勧めです。

  1. 熟したキーウィの皮をむいてつぶす。
  2. その上に、オリーブオイルをたらす。
  3. その上に岩塩とブラックペッパーをお好みで。

ふた付き容器に入れて、3~5日は冷蔵庫に入れて持つので、あえて量は書きませんでした。

「体は食べた物で作られる」……旬を生かし、添加物を避けて、薬を減らしていける体を作りたいものですね。

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harumati
harumati

45歳~66歳までC型肝炎と共生。2016年奇蹟とも思える完治から、今度は脳出血に襲われ右半身麻痺の大きな後遺症が残り身体障害者に。同居する息子と夫に家事を任せての暮らしにピリオドを打ち、2021年11月「介護付き有料老人ホーム」に夫と入居。「小さな暮らし」で「豊かな生活」を創り出そうと模索中です。