一味違う京都の紅葉(上)
2024.12.152024年12月23日
旧友との語らいの時間は心の財産
西日本旅行・前編 優しさが染みたふれあいのとき
今回は私の故郷大分県へ観光(10泊11日)を目的にキャンピングカーで訪れることになりました。実父が施設入りして以来、帰省する機会がなかったのですが、久々の大分に胸を躍らされながら11月1日の夜小雨の中を出発したのです。
4年ぶりのお墓参り
友達に会う日は4日に決まったものの、東京から大分まで1100km。単純計算でも1日370kmと言う過酷な運転を強いられた夫ですが、何とか3日の午後には大分県内に入れました。予想より早い到着に夫はご機嫌、そのまま母の眠るお墓へ。
好きだった紫色の花を献花して、一心に母を偲びました。母の強いパワーをもらえたような気がします。
大きな目的を果たし、今夜は道の駅「のつはる」に車中泊です。
叶った7年ぶりの再会
約束の10時に友人2人がキャンピングカーに乗り込むと、夫が淹れたコーヒーと手作りスイーツ(夫の)を一緒に出してくれ、すぐに愛犬と散歩に出かけました。
女性3人が話し始めると久々の再会の間は一瞬に縮まり、話題は尽きません。
現況として一人は親の介護で生じるいろいろな問題に向き合っている最中、もう一人は若い頃の苦労が報われて、ご主人と一緒に海外旅行を楽しんでいました。
介護問題は私たちもいずれ通る道なので、自主自立の精神は持っていなければと話をしているところに夫が戻ってきました。
「この場所から30分程で行ける水の駅『おづる』に行ってみない」と夫。
少なくなった飲料水の補給を兼ねた、皆でちょっとしたドライブです。
キャンピングカーでのミニ旅行
山道でガタガタ揺れる中、後部座席でテーブルに向き合ってのおしゃべりは彼女たちも新鮮だったと思います。
到着すると平日にも関わらず、多くの方が利用していました。「おづる」の湧水は毎分4~5tを湧出していて、24時間無料で飲み放題、汲み放題です。今までにあちこち湧水を汲みに行きましたが、こんなに大量の水が湧き出ているところは初めてです。
お昼時になり、この場所で夫も紅一点ならず黒一点の4人でランチタイムを楽しみました。
わずか4時間ほどの旧友との語らいの時間は心の財産になりました。私のためにわざわざ時間を割いてくれた彼女たち、そして友達との再会を一番に願ってくれた夫の心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。
名残り惜しいですが、次回の再会を願って、各々帰路につきました。
戻りは夫の気の向くままに各地の道の駅巡りを一緒に楽しんでいきます。
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