ハルメク365・森川すいめい先生

生きやすくなるヒント

公開日:2024.10.17

森川すいめい先生の「生きやすくなるヒント」を読みました。

生きやすくなるヒント

たしかに昨今の世の中は生きやすいとは言い難い……、ついつい回りと自分を比べてみたり、違うことが悪いことのように思ったり……。

理屈ではわかっていることも、一般常識と理解していても、周りから浮いていないか、これで本当に良いのか、など自信のないことにぶつかります。

人と比べてみても仕方がないのはわかっています、多様性を認めないといけないのもわかっています。それでもどこか不安要素があるのは否めません。

そして困ったことに年々、自分自身が頑固になっているのではないかと危惧していることがあります。

それは、自分のなかの習慣や価値観とずれていると思われる人をついつい心の中で非難していることです。「ありえないわ」「そんなこと違うでしょ」と自分が正義だと思う心で人さまを決めつけているのです。

これは年のせいか、心が狭くなったのか、違うことを容認できなくなってきている狭い自分の心に立ち止まることがあります。

そのような時に、森川先生の記事に出合いました。

解明・整理・分析

理路整然と解明され、整理分析されると自分の心が透きとおって見えてきます。

ここで落とし穴に入ったのだ、思いこんでいるんだ、視線を変えれば自分の心も変わってくるのだ、いろいろな事がわかってきます。

人物本位、確かにレッテルを張らずにその人本来のことを見るようにすれば偏らずに真っすぐその人に向き合えます。

相手は変えられない、これには参りました。山や海へ行くというのです。自然界を目の前にすれば自分の思惑で何かを変えようなんて小さいことに目がいかなくなります。大きい自然界のスケールに浅はかな自分の思いは消えさります。

いろいろな人間関係、違ったグループにも身を置くことで、初めは不慣れで居心地が悪くても多様性にも慣れて、新たな世界に理解が示せそうです。そのうえ、前向き発言だけでなく、愚痴や悪口も言ってみると示唆されています。すごい発想です。

みんな違っていい、これはわかりやすいですが奥が深いです。よく理解し受け止める、特性や個性をも許容するのはそう簡単ではないですね。判りやすそうで難しいことかもしれません。

相手を知りたい、これは前文と重なりますが真に受け止める理解するということは、しっかり対話をするということです。その人の根っこから受け止める、理解、なかなか困難です。

偏らない自分を吟味する

自分に課せることが一つ分かった気がします。

常々思うことですが、当たり前の生活を丁寧に生きる。私はこれを大切だと思っています。

しかし、つい独りよがりに傾いた思考経路にはまり込んだり、俯瞰できなくなる時があります。人間だから致し方ないと思いつつ、それでも時々軌道修正しながら森川すいめい先生の言葉を思い出しながら、元の道に立ち返ることが大切だと思います。時々反芻する必要がありそうです。

さ、明日からも陽のさす明るい人生を確かめながら、しかし臆病にならずに踏み出していきたいものだと勇気をいただきました。森川先生ありがとうございます。

■もっと知りたい■

富士山の見える町で暮らす元気なアラウンド70歳。半日仕事をし、午後はジムで軽く運動。好きなことは絵画を見ることと針仕事。旅先の町で買い求めた布でポーチやバッグを作っています。雨の土曜日は映画を観て、晴れた土曜日には尾根道を3時間ほど歩く。楽しいことが大好きです

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