北海道・帯広を拓く~六花亭の銘菓~
2022.09.15夏・帯広
今年(2024年)も夫婦二人で釧路へ出かけます。スルーできないのが帯広です。札幌から帯広へ移動します。
帯広はどことなく捨て置けない、通り過ぎることができない街です。空気感が大好きです。
まずは「六花亭本店」で友人、知人、家族あてにお菓子の詰め合わせを発送して2階のカフェでゆっくり帯広タイムを満喫します。
「六花亭本店」は、従業員の態度、言葉、接客の間合いが素晴らしく心から落ち着いてお茶が楽しめます。サービス業のお手本みたいだと常日頃思っています(個人の感想です)。
翌朝は、早起きして公園を散歩です。なんと、まあ~、公園内はリスの大運動会開催中。
走り回り、木から木へ、枝から枝へ、素早い動きでカメラが追い付きません。ワクワクしながら楽しめた光景です。
そして、お昼は夫と二人、レンタサイクルで数キロ離れた豚丼の有名店「いっぴん」へGO。おいしいお昼にあり付けました。
自然がいっぱい、街の雰囲気が素敵、おいしいものがあふれている街、帯広です。
そして釧路へ
さあ、いよいよ釧路です。ここで半月ほど暮らします。
ホテルの滞在証明を持って、まずは市役所2階へいきショートステイ市民の登録をしてもらいます。図書館利用、博物館無料利用、など数々の特典が使えます。
ホテルは、毎年お互いの快適さを優先して別部屋をとります。向かい合わせの部屋にしてもらい、お茶やおしゃべりするのに出入りが便利です。
今年は、自転車やで中古自転車を購入し、滞在期間の自転車生活が便利です(帰るときに引き取りしてもらえるように交渉済み)。レンタサイクルを借りるより格安で、時間制限なしで乗り回せます。
MY自転車で、武佐の森(太古の森)やアイヌ砦跡、湖までもスイスイ自由に出かけることができ大満足です。
熊目撃
今年の一大ニュースは、なんと言ってもヒグマを目撃したことです。
MY自転車で「岩保木水門」を目指して新釧路川の左岸をどんどん進んでいきました。湿原道路も通り越し、湿原の中に入っていき随分走りました。
すると前方の木の上に黒いものが動いています。100m以上は離れていたと思います。目を凝らしてみていても、どうやら木の上を登ったり下りたりしている熊のようです。
ヒグマとあれば、もう前進することはできません。自転車をくるりと反転して、全速力で振り向きながら、命からがらもと来た道を走りました。
やっと、街の中に出てほっとしました。そして最寄りの交番に立ち寄り「熊を見ました」と、とりあえず届け出をし、いろいろ事情を聴かれました。その後、パトカーで偵察に行くというので「便乗させてください」と言ったら一笑に付されました、残念。
翌朝の釧路新聞には「熊目撃情報」として小さく掲載されていました。
釧路の祭典
コロナ禍前から釧路には通っていますが、コロナ禍で中止になっていた「釧路港まつり」が開催され、街は数日お祭りムードです。
街の通りを通行止めにし盆踊りの会場にしたり、ブラスバンドの行進があったり、港町・釧路の夏祭りが楽しめました。
地域密着型の夏を体験できて、連日涼しく過ごせました(釧路は日本で一番夏が涼しい場所です)。
■もっと知りたい■
記事を読んで私も釧路へ旅した気分です♪ 木をのぼるリス、臨場感たっぷり!私ならリスのスピードに間に合わずきっと撮れずに諦めたと思います。すごい! ~izuming~
ステキなご夫婦の夏の楽しみ!つい翠ワールドに引き込まれてしまいました。楽しそうですね。それにしても、もっと近くでヒグマに逢ったらと思うと・・・、無事で良かったです。・渡来夢
今夏の釧路リポート、待ってましたよ! まさに大自然のただなかの素敵なロングステイ! 私も初めて北海道に渡ったとき(遠い昔)、その雄大な自然に感動したのを思い出しました。とし古