歴史ロマンは漫画から!(中)
2022.12.142023年11月09日
私は、はさみ将棋と山崩ししかできないけど…
2023年の私は「観る将」です!
2023年11月10・11日、将棋タイトル戦最高位「竜王戦」。第4局は小樽市「銀鱗荘」が会場です。10月に20歳8か月という最年少で八冠を独占の藤井聡太竜王と、伊藤匠七段との同学年対局に大注目!
竜王戦で盛り上がる小樽市と将棋
竜王戦の小樽市開催は、5月14日の北海道総合版にカラーで撮影された銀鱗荘の全景が目を惹きました。
読売新聞主催なので、連日紙面に竜王戦イベント情報が掲載されます。私はその中の竜王・挑戦者に食べて欲しい「小樽対局おやつ選び」記事に注目。
後志9市町村の和菓子部門19点、洋菓子部門28点の計47点から一般投票で10点に絞り込みます。私の一押しは「シマエナガのねりきり将棋バージョン」と、LeTAO「生ドゥーブルフロマージュ」。
どちらもおいしいです! 選考結果はotaruスイーツ竜王戦おやつコンテストでどうぞ。その他にも対局記念「おたる将棋まつり」、当日はパブリックビューイングも開催されます。
『藤井八冠』『観る将』が新語・流行語大賞にノミネート!
将棋の第71期王座戦五番勝負を大逆転で制した藤井聡太さん。
八冠とは、「竜王戦」「名人戦」「叡王戦」「王位戦」「王座戦」「棋王戦」「王将戦」「棋聖戦」です。
ニュース速報が流れ号外配布もありました。翌日の読売新聞1面では、ご本人のコメントが「ここ1年タイトル戦の結果は良かったんですが、それに見合った力があるかというと、まだまだなのかなと思う。引き続き、実力をつけていくことが必要」と、謙虚さに感動です。
将棋連盟会長の羽生善治九段は「継続した努力、卓越したセンス、モチベーション、体力、時の、すべてが合致した前人未到の金字塔だと思います」と大絶賛!
そして他にも各界の有名人から称賛の言葉が贈られていました。その中で、お笑いタレント「サバンナ」の高橋茂雄さんに共感。
将棋を自分で指すのではなく、見るのが好きな「観る将」と宣言。「多くの棋士の中でも、華麗な逆転劇や長手数の詰みなど物語性に富む藤井竜王の指し手にずっとひきつけられています。“棋界の主人公”として、今後も何を成し遂げてくれるのか目が離せません」
藤井竜王が好きな人だらけです。
私の将棋の先生は『3月のライオン』棋士の厳しさがビシビシと
10年ほど前に息子の「今、一番のおすすめの漫画だよ」で大人買いした『3月のライオン』。その後、2017年には神木隆之介さん主演で映画化されました。漫画の中で繰り広げられる対局と矢崎学棋士のコラムは読みごたえ抜群!
私の将棋映画1番は白黒映画の『王将』です。小学校1年生の時に父と二人映画館で観ました。分厚い将棋盤に駒を打つ音と、村田英雄さんの歌う「王将」が大好きでした。でもなぜ父と観たのかは今となっては謎? しかしも確かめる術がないです。残念……。
銀鱗荘がモデル?<銀の鰊亭>からの御挨拶
小路幸也さんの『<銀の鰊亭>の御挨拶』は本のタイトル、立地などきっとそう! でも、祝津にも鰊御殿と、旧青山別邸・小樽貴賓館もあるのですが……。しかし、銀が付くのはここだけ。ミステリ好きへおすすめです。
野田サトルさんの『ゴールデンカムイ』では小樽の風景が登場し『銀カム聖地』と言われています。私の出生地の小樽の魅力再発見です。
でもまずは現在3勝0敗の藤井竜王の対局の行方と、お二人の選ぶ小樽名物の勝負めしとスイーツを楽しみに観る将します。
■もっと知りたい■