とにもかくにもやってみた!四国八十八ヶ所お遍路旅
2024.05.042023年10月08日
読書の秋は始まったばかり
読書の秋~あなたはどんな本を読みますか?
「忙しくて本を読めない、って言うけれどじゃ、あなたは朝、顔を洗わないんですか? と聞きたい。5分、10分、細切れの時間でも本は読める。要は習慣なんです」今年8月30日に92歳で死去された無類の読書家、資生堂名誉会長の福原義春さんの言葉です。
故福原氏の言葉に思わずうなずく
私は読書が大好きです。この記事を読んで、確かに自分にとって読書は習慣と実感しました。
私は図書館のネット予約を利用し、『ブクログ』で管理。さらに読んだ本の感想をブログ「本ついての雑談」で記録しています。でも、記録をサボり気味の今日この頃です。
2010年8月に転職して地下鉄通勤11年間が、記録管理のキッカケです。乗車時間往復80分、始発終点で必ず座れるので1週間に5冊ほど読了です。
図書館ネット予約は24時間受付可能で、本の受取り施設が地下鉄駅直結と本購入代金の家計圧迫回避が利点でした。
今頃ですが読書報告。東野圭吾著『クスノキの番人』読了
2020年3月に発刊され話題の本、当時予約数1000越えで断念。今回は予約するとすぐに手元に届きました。
主人公はクスノキの番人を命じられた青年、直井玲斗と番人を命じた伯母の柳澤千舟の物語です。クスノキと祈念に来る方々の世話をする。淡々と話が進み玲斗が成長していくストーリー。
2020年6月にはPVが千葉県 南房総市 下立松原神社で撮影され、YouTubeで観ることができます。私は益々クスノキが気になりました。
ご神木と狛犬、手水舎の龍がスキ♪
神社仏閣に行くと、まずご神木を見て狛犬と手水舎を探して写真撮影します。
以前に『日本の凄い神木』を読んだのですが、また借りて確認。この本では63本のクスノキが登場し、クスノキの番人がいそうなクスノキは10本ありました。
鹿児島県姶良市の蒲生八幡神社のご神木は、地元で「おおくすどん(大楠殿)」と呼ばれ日本一の巨樹とか。幹の南西側の大きなウロ(空洞)は8畳ほどの大きさがあり、大蛇伝説もあるそうです。
また、佐賀県武雄市の武雄神社の「武雄の大楠」は神社を内蔵するご神木です。
この読書でご神木に会いに行き『クスノキの番人』と『日本の凄い神木』を再読するというループにはまりそうです。
読書は断然紙の本…
デジタル書籍の利便性は気になるけど、紙そのものが大好きな私は断然「読書は紙」派です。
伏線が張り巡らされている本ならば、前後を何度も読み直し、付箋を貼るという癖が……。そして、頁をめくるのが大好きです。
読売新聞には毎月第4木曜朝刊で『知の館 大学図書館を巡る』を掲載しています。
9月28日の特集では、最後に『活字で編まれた「本」を中心に集い新しい何かを生み出す場に──。ここには、そんな願いが込められているように思えた』と図書館の大切さが伝わる文を読み、図書館に足を運びたくなりました。
定番の秋の夜長の読書タイム変更のわけ
結婚しすぐに子育てが始まり、ずっと早寝早起き生活です。
42年前、私から「秋の夜長の読書」は消失。時間を決めて一人静かな読書タイムは小説だけではなく、エッセイや絵本、写真集も楽しいですよ! もちろん『ハルメク』をじっくり読むのも最高!
読書の秋は始まったばかり、楽しみましょう!
■もっと知りたい■