50代から見直したい！布団の清潔習慣

「朝起きても体が重い」「夜中に汗で目が覚める」──50代になると、こうした睡眠の悩みを感じる人が増えてきます。実はその原因の一つが、毎日使っている布団に潜む“汚れや湿気”。清潔に保てていないと、ダニやカビが繁殖し、眠りの質や健康にも悪影響を与えかねません。

特に、更年期世代は汗や体温の変化で布団内が蒸れやすく、ダニやカビのリスクも高まりがちです。だからこそ、布団のケアを見直すことが快眠と健康の第一歩になります。

布団を洗わないとどうなる？放置リスクと不調の関係

「今まで布団を洗ったことがない」という人も少なくありません。しかし、布団を放置すると次のようなリスクが……。

健康リスク：ダニやカビが繁殖し、アレルギー・喘息・鼻炎・肌荒れの原因に

快眠リスク：汗や皮脂汚れが臭いを発し、睡眠の質を低下させる

美容リスク：眠りが浅くなることで肌の回復力が下がり、老け見えに直結

経済的リスク：汚れが蓄積して劣化が早まり、買い替えコストが増える

「洗わないリスク」を知った上で、布団ケアを習慣化することが大切です。

布団は年に何回洗う？種類別の洗濯頻度とその理由

布団は見た目以上に汚れが溜まりやすいもの。汗や皮脂、フケが溜まるとダニやカビの温床となり、アレルギーや肌トラブルを招くこともあります。種類ごとの理想的な洗濯頻度は以下です。

• 掛け布団・敷き布団：年1〜2回
• シーツ・カバー類：週1回
• 毛布：月1回
• 羽毛布団：デリケートなため基本は専門クリーニング。水洗い可なら5〜7年ごと、自宅洗濯不可は2〜3年ごとが目安。長年使うならリフォーム（打ち直し）も選択肢です。

こうした目安を知っておくだけで、清潔な布団を長持ちさせやすくなります。

自宅でできる布団洗濯の手順と失敗しないコツ

「大きくて重たい布団を家で洗えるの？」と不安に思う人も多いですが、ポイントを押さえれば自宅でも可能です。

洗濯表示を確認：「洗濯機可」「手洗い可」かを必ずチェック。

洗濯機容量に注意：詰め込みすぎは洗浄不足や故障の原因。

前処理をする：表面のホコリを取り、シミは部分洗い。

洗濯ネットを使用：布団をたたんで大きなネットに入れる。

洗濯コースを選ぶ：「毛布コース」「布団コース」など弱水流を選択。

浴槽洗いも便利：ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、足で踏み洗い。しっかりすすぎを。

羽毛布団を洗う場合は特に弱水流・十分な乾燥が必須。中まで乾かすために布団乾燥機や大型乾燥機を活用しましょう。

ダニ・カビを防ぐためのプラスワン習慣

清潔を保つには洗濯だけでなく、日常的なお手入れが欠かせません。

天日干し：両面を1〜2時間ずつ。直射日光に弱い布団は陰干しがおすすめ。

布団乾燥機：湿気を取り除き、ダニ対策にも効果的。

除湿シート：敷き布団の下に敷くだけで湿気を吸収。

機能性寝具の活用：抗菌防臭、防ダニ加工が施された布団やカバーも便利。

更年期の発汗や睡眠リズムの乱れが重なる50代女性にとって、こうした工夫は夜の不快感や朝のだるさを軽減する助けになります。

布団を清潔にして快眠と健康を手に入れる

布団を清潔に保つことは、快眠だけでなくアレルギーや肌トラブルの予防にもつながります。

• 掛け布団・敷き布団は年1〜2回
• シーツ・カバーは週1回
• 毛布は月1回
• 羽毛布団は専門クリーニングやリフォームを活用

忙しい50代女性でも、週末や季節の切り替えに少し手を加えるだけで、眠りの質が大きく変わります。清潔な布団で心地よい睡眠を手に入れ、毎日の元気につなげていきましょう。

参照元
ベッドルーム（VENUSBED）
すざき布団
西川ストア公式ブログ「快眠ノート」