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- 50代女性に人気のピラティス!始める目的とメリット
ピラティスに興味のある50代~女性必見! 「ピラティスを始める目的とメリット」とは何でしょうか。「ピラティスはじめてガイド」では、ピラティス・ヨガ専門スタジオ・zen placeのインストラクターにピラティスの基本を教えてもらいます。
更年期を迎える50代女性の課題「心身の健康管理」
みなさん、はじめまして! zen place pilates エデュケーターのSatokoです。
今回から、全6回の連載記事を通じて、50代女性のみなさんに知ってもらいたいピラティスの知識や、おすすめのエクササイズをご紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
子育てが一段落し、自分の時間も楽しめるようになってくる50代は、アクティブに毎日を満喫できるように、体調を整えていきたい年代ですよね。
とはいえ、50代は女性にとって、人生ステージも心身も激動の時代。
ほてりやめまいなどの更年期症状に悩んだり、仕事のストレスでイライラしたり、将来の生活が不安になったり。日々変化する自分の体と心をどうすればいいか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
もし今、「健康のために運動習慣を身につけたい」「体を動かしてリフレッシュしたい」と感じているのであれば、いきいきとした毎日のために、ピラティスを始めてみてはいかがでしょうか?
今回は、体験予約をされた方を対象にしたアンケート調査から、50代女性がピラティスを行う目的・メリットについてご紹介していきたいと思います。
年代別アンケートでわかった!50代がピラティスを行う目的
50代女性がピラティスを行う目的として挙げた主な目的は、以下の通りです。
- 第1位 姿勢改善
- 第2位 肥満解消
- 第3位 腰痛改善
他には、肩こり解消や運動不足解消などの回答も多かったです。
そして実際、ピラティスを始めて継続的に運動することで、こうした症状・お悩みを改善できます。
年代に即した体調の変化とともに、ピラティスのメリット・おすすめする理由をご紹介していきましょう。
50代で心と体が変化する大きな原因は、女性ホルモンの減少
50代に差しかかると、子育てが一段落する一方で、今度は親の介護が気になる時期に。やっと自分の時間ができたと思ったのに、家事に仕事に家族のケアにと、まだまだ忙しい日々が続きます。
その上、体調面では閉経を前に、体調の変化も気にかかってくる時期。50代女性が感じる不調の多くは、女性ホルモンの減少が原因といわれます。
更年期症状で体・心に変化が現れる時期
50代になると20〜40代で安定していた女性ホルモンが急激に減少し、体調に激しい波のような変化が起こる、いわゆる「更年期」を迎えます。
体の不調として代表的な更年期症状は、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)や動悸、肩こり・頭痛など。さらに「気持ちの不安」「やる気が出ない」など、心の症状が出ることもあります。
体力の低下も!体型や姿勢にも変化が出てくる
女性ホルモンの減少は筋肉量の低下にもつながります。疲れやすい、以前よりも体が重く感じる、という人も多いのではないでしょうか。鏡を見たときに、ぽっこりお腹や猫背など、姿勢の変化が気になることも……。
筋肉が減少すると、体内のエネルギーを燃やす力(基礎代謝)も低下するので、ぽっこりお腹など「更年期太り」を感じる人も多いようです。
体力や筋力の衰えと同時に前よりも痩せにくくなったと感じている場合は、加齢よる筋肉量の低下が原因かもしれません。
生活習慣やストレスも体調を悪化させる要因の一つ。バランスの取れた食事、質のいい睡眠、そして適度な運動が、更年期症状を軽減させることがわかっています。
これからの健康のために!一石三鳥のピラティスがおすすめ
ウォーキングなど、以前から続けているものがあれば、無理なく継続するもよし。体力に自信がないから自宅で軽く体操をするなど、手軽で身近な運動からはじめるもよし。運動習慣と一言でいっても、さまざまな取り組み方があります。
でも、もしこれから運動をスタートしたいと思っているなら「体力・筋力をつける」「体の内部を整える」「気持ちが前向きになる」と、一石三鳥、もしくはそれ以上にもなる、ピラティスを候補に入れてみるのはどうでしょうか。
実は、先のアンケート結果で「50代女性がピラティスを始めたきっかけ」の回答としてもっとも多かったのは、「年齢を重ねて体力に関して気にすることが増えたため」!
人生100年時代。これから先もまだまだ元気で健康に過ごしたいものです。体力の低下や体型変化に気が付いた今こそ、「これから」を変えるチャンスです。
筋力・体力がつく!インナーマッスルを強化すると姿勢改善にも
レッスンをしていると、ヨガとピラティスの違いって何?と聞かれることも多いのですが、ピラティスは主に、骨盤と背骨に特化したエクササイズを行うのが特徴です。体の奥にある筋肉、インナーマッスルに刺激を与え、鍛えていくのです。
ピラティスでは、「骨盤底筋群」、「腹横筋」、「多裂筋」、「横隔膜」の 4つの筋肉を合わせた「インナーユニット」を強化していきます。
これにより、 尿漏れの予防・改善や、疲労の抑制、腰痛の緩和、姿勢改善など、さまざまな効果が期待できます 。
ホルモンや自律神経のバランスが整う
閉経や加齢による女性ホルモンの減少を完全に止めることはできませんが、適度な運動を続けることで、女性ホルモンの減少速度を遅くする・ホルモンの分泌を活性化させることはできるといわれています。
また、ピラティスは全身を使うエクササイズであり、さらに、ピラティスの中で行われる呼吸は、全身を活性化させる肋間式呼吸です。
エクササイズの動きと呼吸の両方によって、血液やリンパの流れや内臓の動きをよくするため、自律神経のバランスも整います。自律神経のバランスが整うと、更年期症状の改善も期待できます。体調の変化が緩やかになれば、心の不安感も軽くなるはず。
エクササイズと呼吸により、気持ちが前向きになる
適度な運動が気持ちを前向きにさせるのはよく知られたことですが、中でもピラティスは、エクササイズと呼吸法、そしてエクササイズ中の精神状態によって、気持ちを前向きにしていきます。
ピラティスは、無理のない動きでありながら、リズミカルで決して止まらないことが特徴。その動きに精神を集中する「瞑想状態」を体感することにより、レッスン終了後は頭がスッキリするのです。
また、ピラティスの中で行われる肋間式呼吸が交感神経を刺激するため、自然と前向きで活力あふれる気持ちになれるはず。体と心が軽くなって、これからの活力も養われる。それがピラティスならではのメリットなのです。
運動が苦手な初心者でも大丈夫!道具も必要なし・体一つで始められる
実は、ピラティスはもともと、リハビリのために開発されたエクササイズでした。そのため、負荷や関節の可動域は一人ひとりに合わせて行うことができます。だから、体が硬くても大丈夫。
動きの量よりも、動きの質と、精神を集中することを重要視しています。年齢や体の柔軟性、体力のあるなしに関わらず、ピラティスは誰でも気軽に始められる運動なのです。
普段意識しにくい筋肉を動かすことで、体も頭も新しい刺激を受けることでしょう。
また、専門のウェアやシューズなど道具の準備が必要なく、体一つで始められるのもピラティスのメリットの一つ。道具がないからと運動を始めるのに躊躇してしまう人にこそ、ピラティスはおすすめです。
ここまで、アンケート調査の結果から、50代女性がピラティスを行う目的・メリットについて解説してきましたが、体と心が激動の50代に、ぴったりな運動がピラティスだと、わかっていただけたのではないでしょうか。
ピラティスで「これから」のための運動習慣を身につけて、体の不調もストレスや疲れも、スッキリ軽くしていきましょう! zen placeでは、初回レッスン割引もあるので、ぜひ気軽に体験してみてくださいね。
次回は「更年期症状の緩和にピラティス・ヨガがおすすめの理由」をご紹介します。
協力:zen place
※この記事は2023年3月の記事を再編集して掲載しています。
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