冷え対策におすすめの温活習慣・3

今すぐできる温活!食事・運動・入浴で冷え対策

今すぐできる温活!食事・運動・入浴で冷え対策

公開日:2021年02月24日

食事・運動・入浴で冷え対策
食事・運動・入浴で冷え対策

自宅で今すぐできる冷え対策におすすめの温活習慣について、神奈川歯科大学大学院統合医療学講座・特任教授・川嶋朗さんに聞きました。食事・運動・入浴など、生活習慣でできる冷え対策を紹介します。

冷え対策には生活習慣の改善が大切!

冷え対策には生活習慣の改善が大切!

全身が冷えている人は、生活習慣や食生活を改善して、基礎代謝を上げることが大切です。バランスのいい食事、運動など、生活習慣を改善して、まずは自分の体から熱を作り出すことを意識しましょう。

また、睡眠不足は自律神経の乱れにつながります。良質な睡眠がとれないと、血巡りが悪くなり、体がますます冷えてしまう悪循環に……。夜はゆっくりと入浴してリラックスしてから眠るのがおすすめです。

それぞれの生活習慣のポイントを紹介します。 

冷え対策におすすめの生活習慣のポイント:食事編

冷え対策におすすめの生活習慣のポイント:食事編

食べ物には、体を温めるものと冷やすものがありますが、冷え性の改善には体を温める食べ物を取ることが効果的です。暴飲暴食は血行不良による冷えにつながるため、注意しましょう。

一口20〜30回を目安によく噛む

噛むこと自体も熱を生み出す上、しっかり咀嚼することで神経ヒスタミンが分泌され、内臓脂肪を燃やしながら体温を上げる効果が期待できます。

体温以上か常温のものを口にする

冷たいものはもちろん、体温以下の食べ物や飲料も体の熱を奪います。できれば体温以上に温めたもの、せめて常温のものを口にするようにしましょう。

食べ過ぎ、飲み過ぎはしない

暴飲暴食をすると、消化のために血液が集中的に使われるため、体の末端部分や筋肉の血行が悪くなります。冷え対策には「腹七分」が理想的です。

冷え対策におすすめの生活習慣のポイント:運動編

冷え対策におすすめの生活習慣のポイント:運動編

運動不足による筋肉量の低下は冷えの原因になります。ウォーキングなどの全身運動をすると、体の筋肉量が増えるため、基礎代謝がアップします。運動は自律神経の乱れを整えることにつながります。日常生活の中で無理なく運動できるよう心掛けましょう。

雑巾がけで腕を動かす

モップを使わず床を雑巾がけすると、かなりの運動になり、全身が温まります。窓掃除や風呂掃除も同様。二の腕をよく動かすのがポイントです。

洗濯物干しでスクワットをする

洗濯物を干すときは、しゃがんで洗濯物を手にとり、立ち上がってしわを伸ばすという作業を、太ももや二の腕の腕肉、背すじを意識して行いましょう。

料理中はときどきかかとを上げる

料理中は、ときどきつま先立ちしたり、かかとを上げ下げすることで、ふくらはぎの筋肉を鍛えられます。ながら運動などで体を温める筋肉を無理なくキープしてください。

冷え対策におすすめの生活習慣のポイント:入浴編

冷え対策におすすめの生活習慣のポイント:入浴編

シャワーではなく、しっかりと湯船に浸かって体を温めることは、血流改善に効果的です。ただし、熱過ぎるお風呂に入浴するのは逆効果。ぬるめのお湯で、ゆっくりリラックスして入浴しましょう。

お湯は少しぬるめの38~40度に

寒い冬は熱いお湯に浸かりたくなるものですが、40度よりも熱いと、交感神経が優位になってしまいます。お湯の温度は40度以下に設定しましょう。

湯船には10〜30分ゆっくり肩まで浸かる

心臓の悪い人以外は、肩まで浸かることをおすすめします。湯船の壁に足の裏をつけ、太ももやふくらはぎに力を入れてつっぱると筋トレにもなります。

体が温まる入浴剤や植物などの力を借りる

より温め効果を高めたいなら、保温効果の高い入浴剤や、あら塩、ゆず、しょうがなどを加えると○。炭酸ガス系入浴剤は血管を広げて血流を促します。

以上、生活習慣でできる冷え対策でした。食事は「よく噛む」、運動は「ながら」、入浴は「40度以下」を心がけましょう。次回は、冷えを解消するツボを紹介します。

監修者プロフィール

川嶋朗さん

監修者プロフィール:川島朗さん

かわしま・あきら 神奈川歯科大学大学院統合医療学講座・特任教授。1957(昭和32)年生まれ。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学大学院修了。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長などを経て、2021年から神奈川歯科大学大学院統合医療学講座・特任教授、2022年から統合医療SDMクリニック院長。

取材・文=五十嵐香奈(ハルメク編集部) イラストレーション=落合恵

※この記事は雑誌「ハルメク」2019年2月号に掲載したものを再編集しています。

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