- ハルメク365トップ
- 美と健康
- ヘア・髪型
- 髪型チェンジで若々しく!50代からのヘアスタイル
お肌だけでなく、髪型やヘアケアのお悩みが深刻化する50代。若い頃と同じデザインは老け見えの原因に! まずは、若見え・老け見えデザインの違いを知りましょう。「髪型別!若々しく見えるおすすめのヘアスタイル」やスタイリング方法もご紹介します!
その髪型、老け見えかも!若々しく見える髪型との違い
いつも若々しくて素敵な人はメイクや服装にはもちろん、髪型にも気を使っているはずです。若々しく見える髪型と老けて見える髪型の違いは何でしょうか? それぞれポイントをまとめました。
若々しく見える髪型
どのようにすれば若々しく見える髪型になるのでしょうか。次のポイントをチェックしてください。
- 髪の根元から毛先までツヤがある
- 全体的にボリュームがある
- 全体的に軽やかさと、毛先に動きがある
- サラサラな質感がある
若々しく見せるために、今の髪型を大きく変えるのは少し不安という人は、髪の質感を良くする工夫をしてみてはいかがでしょうか。それだけでも若々しく見せる効果が期待できます。
老けて見える髪型
老けて見えてしまう髪型で多いのが、次のポイントです。
- ボリュームが足りず、トップがペタッとしている
- 髪にツヤがなく、パサついている
- 分け目がくっきりとして地肌が見える
- 全体的に軽やかさがなく、重たい雰囲気になってしまっている
- ヘアカラーの色が落ちている
老けて見える一番の原因は、ボリュームが足りないことです。これらのポイントを少し意識しながらヘアケアや朝のセットを行うと、髪が若々しく見えるようになります。
髪型別!若々しく見えるおすすめのヘアスタイル
髪型別に、若々しく見えるおすすめのヘアスタイルをご紹介します。自分に似合いそうな髪型があったら、思い切ってチャレンジしてみてはいかがですか? または髪型を参考に、今のヘアスタイルをちょっとアレンジするだけでも、ステキなヘアスタイルにすることができます。
50代・60代の髪型に詳しい「えがお美容室」の美容師さんに髪型別のポイントを聞きました。
※写真は複数枚あります。Yahoo!など外部配信先でご覧の方は、写真の上の「>」でスライドしてご覧ください。
ショート
トップに分け目のないショートヘア。全体的にふわっとボリューム感があります。後頭部に丸みのあるスタイルで、小顔効果も期待できます。顔が明るく、スポーティーで若々しく見えます。
ショートボブ
ショートボブは上品な大人の女性を演出してくれる髪型です。ショートボブで大切なのも、全体的なボリューム感。髪にふんわりとしたボリュームがあると、首元がスッキリとして見え、より女性らしい印象を与えます。前髪を横に流して、エレガントで若々しい雰囲気に。
ボブ
ボブヘアは、トップだけでなくサイドにもボリュームがあると動きが出て若々しく見えます。特にボリュームがほしいのは、口の横あたりの高さ。トップとサイドのこの部分にボリュームがあると「ひし形ボブ」になり、全体のバランスが良くなります。毛先を軽くカールして、軽めのワックスで動きをつくりましょう。
ミディアム
ミディアムヘアは重い感じになりがちですが、このように毛先を軽くすると活発で若々しい雰囲気に。下の方にレイヤーを入れると、首元がスッキリとして見えます。顔も明るく小顔に見え、全体的に引き締まります。
ロング
ミディアム同様、重くなりがちなロングですが、このように髪を大きめにカールさせると動きが出て軽やかな雰囲気に。前髪をつくることでトップのボリューム感を出すこともできます。若々しく見えると同時に、エレガントさも兼ねそろえた髪型です。
前髪と分け目はどうする?
前髪をつくると、小顔に見える効果があります。少し長めにカットして、横に流すと大人っぽい雰囲気に。思いきって眉毛あたりまで短く切ると、かわいい感じになり若々しく見せることもできます。
若見えヘアスタイルには、分け目も注意が必要です。分け目がぱっくりと分かれていると地肌が見え、薄毛の印象を与えてしまいます。ドライヤーで乾かすときに、分け目を手で左右に動かしながらブローすると、分け目を目立たなくすることができます。
また、たまに分け目を違う場所に変えると、トップにボリュームを出すこともできます。どうしてもペタッとなってしまう人は、ぜひお試しください。
髪型を若々しく見せるには?
髪型を若々しく見せるには、髪型以外にどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか? 50代からの髪型で、大切なポイントをお伝えします。
ボリュームを出す
若々しく見せるには、ボリューム感がとても大切です。しかし、トップがペタッとしてしまい、ボリュームを出せずに困っている人も多いのでは? トップのボリュームが足りない原因は、薄毛というよりも寝癖であることが多いので、朝のブローで整えることができます。
まずは、髪の毛を根元までしっかり水で濡らし、分け目がくっきりしてしまっている場合は、ドライヤーを当てながら指を左右に動かして分け目をなくしていきます。
後頭部のボリュームを出したい場合は、手ぐしで後頭部の髪に後ろから前に向かってドライヤーを当てていきます。最後に冷風をかけると、髪にツヤが出てセットもキープしやすくなります。
仕上げにロールブラシなどで全体をカールさせると、ふんわりとボリューム感のある髪型になります。
パサつきを抑えてツヤを出す
年齢を重ねると、どうしても髪がパサついてしまいます。特に冬〜春先は乾燥しがちで、せっかく素敵な髪型をしていても、パサつきがあるだけで老けた印象を与えてしまいます。
普段からのヘアケアは欠かせませんが、毎朝ヘアセットをするときは、自分の髪質に合ったオイルやワックスを使って髪に潤いを与えましょう。
洗髪後に、洗い流さないトリートメントなどで髪をドライヤーの熱から保護することも効果的です。
ミディアム〜ロングヘアの場合は髪が重くなるので、カットのときすいてもらうことも多くなりますが、髪をすき過ぎるとパサついてしまいますので、注意してください。今は、毛先重めのカットも流行していますので、美容院でオーダーするときに相談してみましょう。
白髪は活かす?染める?
歳を重ねてもナチュラルに美しくありたい女性に人気なのが、グレイヘア。有名人がおしゃれなグレイヘアをしているので、憧れますよね。いつかは挑戦してみたいと思っている女性も多いことでしょう。
白髪が目立ってきたら、一番よくないのはそのまま放っておくことです。まだグレイヘアには早いと思うなら、定期的に白髪染めをしましょう。
グレイヘアに挑戦したいなら、美容院で相談を。プロに白髪の状態を見てもらい、どのようにデザインできるかアドバイスをもらいましょう。
白髪の状態によって、メッシュを入れたりグレイヘア移行用の白髪染めをしたりと、美容院にはいろいろな方法があります。
若々しくみせるためのヘアケア
毎日ヘアケアをするときにアイテムを変えたりと、ちょっとしたことに気をつけるだけでツヤのあるきれいな髪をキープできるようになります。簡単なヘアケアのコツや、おすすめのアイテムをご紹介します。
自分でできるヘアケアのコツ
シャンプーをした後、しっかりタオルドライしてドライヤーで乾かすときにひと工夫。まずは、洗い流さないトリートメントやヘアオイルなどを、毛先から全体につけて髪をドライヤーの熱から保護します。
ドライヤーの熱を当てるときは、必ず根元から乾かすようにします。毛先に直接当てると、毛先が乾燥し過ぎてパサパサになってしまうためです。
また、根元をしっかり乾かすことで頭皮の常在菌が繁殖することを抑え、ニオイを軽減することもできます。
さらに、温風から冷風に替えてキューティクルを引き締めると、ツヤのある髪にまとまります。ちょっとした手間で髪の質感が良くなりますので、試してみてください。
ブラッシングがお肌のリフトアップにも!
きれいな髪をつくるには、頭皮ケアも大切です。洗髪の前に髪をブラッシングすると、毛穴の汚れが落ちやすくなります。
また、ブラッシングは頭皮のマッサージ効果も期待でき、抜け毛の予防はもちろん、頭皮が引き締まることで顔のたるみをリフトアップできるようです。
顔のたるみを改善しようとするとき、顔ばかりマッサージをしていませんか? 顔と頭は一枚の皮膚で繋がっているので、頭皮にアプローチすることは、顔のリフトアップにもとても効果的なのです。
リンパの流れを良くするように、気持ちがいいと思うぐらいの強さで、頭皮全体をブラッシングしてみましょう。
シャンプーはいいものを使いましょう!
女性は、妊娠・出産や更年期でホルモンバランスが崩れるなど、さまざまな理由により歳を重ねるに連れて髪にうねりが出てきてしまいます。
ハルメク世代でも、「最近髪のうねりが気になる……」という人が多いのではないでしょうか。
うねりが気になり始めたら、地肌ケアができるシャンプーに切り替えるのが正解です。
美髪成分が贅沢に配合されたシャンプーやオーガニックのものなどいろいろなものがありますが、こういったシャンプーは割高なのも事実です。しかし、自分への投資と思って髪の悩みに合わせたシャンプーに変えることで、頭皮環境が良くなる可能性もあります。
若々しく見せるには、髪型とヘアケアの両方が大切
若々しく見える髪型で共通して言えることは、全体的にボリュームとツヤ、そして軽やかさがあることです。このポイントさえおさえておけば、見た目の印象がかなり変わってくるでしょう。
ボリュームは、美容院でのカットや毎日のブローで改善できます。ツヤは、自宅でのヘアケアや、オイルやワックスなどのヘアスタイリング剤で出せます。
これを機に髪型を大きく変えて、新しいおしゃれに挑戦するのもいいでしょう。髪型を変えるのが少し不安な人も、ちょっとした工夫で若々しく見える髪型をつくれますよ。
ご紹介したヘアスタイルやヘアケアアイテムなどを参考に、毎日楽しくおしゃれを続けましょう。
監修者プロフィール:テルイタカヒロさん(美容師)
「えがお美容室」創業メンバーの一人。年齢を重ねた人の髪の悩みをわかってくれると評判。グレイのヘアカラーとスタイリングにも定評があり、顧客満足度の高い技術を提供している。
えがお美容室は、東京・巣鴨の地蔵通り商店街にある、シニア世代専門の美容室。特にグレイヘアのカラーとスタイリングに定評があり、日本全国から予約が入るほどの人気。ハルメクWEBで「イメチェン・ビフォーアフター」連載も掲載中。
スタイリング・メイク・撮影(おすすめのヘアスタイル):えがお美容室
※この記事は2021年4月の記事を再編集をして掲載しています。
編集部おすすめ!50代からのヘアケアアイテム
ここからは、編集部がおすすめするヘアケアアイテムを紹介します。自宅でのセルフケアに、ぜひ参考にしてくださいね。
ヘアオイルのおすすめアイテム
パサつきや広がりを抑えるには、ヘアオイルでケアすることも大切です。いろいろなアイテムがありますが、自分の髪質に合うものを選びましょう。
- ステラシード エイトザタラソ モイストヘアオイル
濡れた髪にも、乾いた髪にも使える美容液オイル。パサつきやうねりなど、髪の悩みをトータルケアしてくれるマルチオイルです。
- ミルボン ディーセス エルジューダ リンバーセラム
ペタッとなりやすい髪に。サラサラとした仕上がりになります。美容師からの支持率も高いヘアオイルです。
ドライヤーのおすすめアイテム
シャンプー後にドライヤーで乾かすと、髪がまとまらずバサバサになる……。そんな悩みを持つ人は、ドライヤーを変えてみてはいかがですか? 頭皮ケアやパサつきを抑えてくれる優れもののドライヤーがたくさんあります。
- パナソニック ヘアドライヤー ナノケア
UVやブラッシングダメージから髪を守るパナソニックのドライヤー。キューティクルを引き締め、ツヤとまとまり感を出してくれます。自動で温風と冷風を繰り返してくれる「温冷リズムモード」搭載。
- SALONIA サロニア スピーディーイオンドライヤー
大風量なので、ドライ時間を節約することができます。マイナスイオンが傷んだ髪を優しくケアするので、速乾しつつ髪に潤いも与えてくれる、いいとこ取りのドライヤーです。
※商品の情報は2024年7月18日時点のものです。
■もっと知りたい■
- 画像付:50代・60代おすすめ髪型 ショートボブ編
- 画像付:50代・60代おすすめ髪型 ショートヘア編
- 髪のパサつき・ぺたんこを防ぐヘアケア&スタイリング
- 美容師おすすめ!長さ別、50代に似合うおすすめ髪型
- 白髪染めから脱却。半年間のグレーヘア移行を密着取材
- 自宅の白髪染め、セルフカラーのお悩みをプロが解決!
▼この記事で紹介した商品はこちら!
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?