家の中でも油断禁物!気になる光老化ケアと50代から始めたい美肌習慣
家の中でも油断禁物!気になる光老化ケアと50代から始めたい美肌習慣
公開日:2025年09月12日
■教えてくれた人
只友謙也(ただとも・けんや)ヘアメイクアーティスト
豊富な美容知識と確かな技術で注目度が急上昇中の若手ヘアメイク。明るいキャラクターと軽快なトークで、動画やイベント出演の依頼も絶えない。幅広い世代の女性ファッション誌・美容誌のヘアメイクのほか、メンズメイクも得意とし、ボーダーレスに活躍している。
今年の夏は暑すぎる!気になる紫外線対策、どうしてる?
年々暑くなる日本の夏。2025年は10月まで30度を超えるという長期予報も発表されており、紫外線対策が必須の季節が長引きそう。
突然ですが、みなさんは家の中で一日過ごすとき、日焼け止めを塗っていますか?
「休日はお肌を休めたいから塗らない」という方もいるのでは?中には「ちょっとベランダやコンビニに行く程度なら塗らない」なんて方もいたりして!?
でもこれ、美肌のためには実はけっこう危険なんです。
事実、「光老化」の原因、UV-Aは一年中・家の中にも降り注いている
紫外線にはUVA、UVB、UVCの3種類がありますが、地上に届くのは主にUVAとUVBです。
・UVB(紫外線B波)
波長が短く、肌の表面に強く作用します。これが原因で肌が「赤くなったりヒリヒリする日焼け」になります。特に夏や晴れた日の昼過ぎに強く、シミやそばかすの原因にもなります。UVBを防ぐ効果を示すのが「SPF」という数値です。
・UVA(紫外線A波)
波長が長く、肌の奥の方まで届きます。肌が「黒くなる日焼け」の主な原因で、シワやたるみなどの光老化も引き起こします。UVAは一年中ほぼ一定量降り注ぎ、冬や曇りの日でもあまり減りません。窓ガラスやカーテンも通り抜けるため、室内でも注意が必要です。UVAを防ぐ効果を示すのが「PA」という表示です。
そのため、「家の中でも」「冬でも」日焼け止めを使うことが美容的に推奨されます(特にPA値が重要!)
また標高が高い雪山では紫外線量自体が多い上、雪による反射でさらに強まるため注意が必要です。アスファルトも紫外線を反射するので、日傘使用時でも日焼け止めは必須。
自分が心地よいと思う日焼け止めで、ご自愛美容しちゃおう
「何も塗らない方がお肌のためにはいいのでは」と感じる方もいるかと思いますが、今は令和!アラフィフ世代のみなさんが知っているあの頃よりもずっと化粧品の技術は進化して、使用感の良い日焼け止めや「むしろ塗っている方が肌にいい」化粧品がたくさん発売されています。
形状も以前から主流である二層式の「ミルクタイプ」(カチャカチャして使うもの)に加え、「クリームタイプ」「ジェルタイプ」「スプレータイプ」「スティックタイプ」と豊富なので、自分が心地よいと感じるアイテムを使い、未来のキレイを守りましょう!
何個わかる?「日焼けの基礎知識」クイズ
では、ここでクイズです。
Q)「SPF値、PA値は高ければ高いほど良い。◯か×か?」
Q)「室内では日焼け止めは不要。◯か×か?」
Q)「日焼け止めは朝1回塗れば夜までOK。◯か×か?」
あなたはどっちだと思いますか?ここまでの記事を読んで、推測してみてくださいね。
答えの根拠や考え方、紫外線が肌に与える影響、そしてアラフィフ女性に必要な肌のケアのポイントについては、麻布十番えむスキンクリニック院長・沼尾真美先生がわかりやすく解説しています。詳しい解説は「ご自愛ビューティパトロール」でご覧いただけます!
街のアラフィフ女性の日焼け止め事情や、只友さん流美容格言とともに、楽しくご覧ください。




