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- 読者の家計簿で実践!年間の収支を見える化する方法
年間の収支を“見える化”するだけでお金の不安は減らせます。前回、読者を7タイプに分類したうち、一番多かった「このままで将来大丈夫? 」タイプのKさん(64歳)の家計簿を例に、FPの深田晶恵さんが年金生活の家計の見直しポイントを指南します。
先の見えない時代で老後がなんだか不安という方は、ぜひこの特集を読んでください。雑誌「ハルメク」読者839人アンケートによるリアルな年金生活からわかった「幸せ年金生活を送るコツ」をお届けします!
- 老後に必要なお金は?幸せ年金生活5つのコツ
- 「読者の家計簿で実践!年間の収支を見える化する方法」←今ココ!
- 「拝見!『やりくり上手』4人のリアル年金家計簿」
- 「ケチケチしないけど本当に効果がある節約アイデア30」
- 「入院・介護・夫の死後…三大不安はこう備えれば安心!」
そこそこ幸せで楽しいけれど不安への備えがわからない
平日は孫たちの世話や習い事、週末はパート、と充実した毎日を送っているKさん。
「今は夫婦のパート収入と年金で不自由なく暮らせていますが、将来、働けなくなったら大丈夫か、なんとなく不安で……。節約しているつもりですが、これでいいのかわかりません」と、悩みを打ち明けてくれました。
Kさんの家計の収支と4つのお悩み
Kさんは、66歳の夫と夫婦二人暮らし。夫婦でパートに働きに出ているため、安定した収入があります。またKさんは特別支給の厚生年金の報酬比例部分のみを受給しており、夫は厚生年金を受給しています。
1か月の収入合計:36万8700円
――――――――――――
【妻の収入】計7万8700円
年金 8700円
パート 5万円
個人年金 2万円
【夫の収入】計29万円
年金 13万円
給与 16万円
1か月の支出合計:25万円
―――――――――
住居費 0円
食費 5万円
衣類 1万円
生活用品 1万円
趣味・レジャー費 3万円
交際費 2万円
美容費 1万円
医療費 2万円
保険料 3万円
社会保険料 4万円
通信費 1万円
水道・光熱費 2万円
年間特別支出:合計42万円
――――――――――
税金 7万円
子への支援 0円
孫への支援 15万円
冠婚葬祭 10万円
その他 10万円
Kさんの家計のお悩み
- 今は収入に満足しているが、働けなくなった後が不安
- 老後資金が足りているかわからない
- 今の生活が赤字家計か黒字家計かわからない
- 何から節約すればいいかわからない
年間の収支把握のためには、2つの口座を使い分けよう
先の見えない4つの不安を抱えるKさん。深田さんは...
雑誌「ハルメク」
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