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- 入院・介護・夫の死後…三大不安はこう備えれば安心!
「老後のお金で心配なことは?」というアンケート質問に、「入院」「介護」「夫の死後」と答える方が多くいました。でも、安心してください。ファイナンシャルプランナーの内藤眞弓さんが、この三大不安への備え方とポイントを教えてくれます。
先の見えない時代で老後がなんだか不安という方は、ぜひこの特集を読んでください。雑誌「ハルメク」読者839人アンケートによるリアルな年金生活からわかった「幸せ年金生活を送るコツ」をお届けします!
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老後のお金について、具体的に心配なことは?(※)
1位:介護が必要になったときの費用 293人
2位:病気になったときの医療費 236人
3位:基本的な生活費 138人
4位:夫の死後の年金収入 132人
5位:住宅のリフォーム費104人
(ハルメク 生きかた上手研究所「年金とお金の使い方に関するアンケート」より)
※839名のうち、老後のお金について「やや心配している」「心配している」「とても心配している」と回答した375名が対象。複数回答可。本調査は、2020年6月24日~8月2日に実施。全国から無作為に抽出した55~79歳までの読者及び過去読者5194人にアンケート票を郵送し、839人から回答を得ました。そのうち、本人か配偶者、または両方が公的年金を受給している世帯を年金受給世帯と定義しました。回答者の年齢と人数は、55~59歳:134名、60~64歳:210名、65~69歳:207名、70~74歳:167名、75~79歳:121名。
読者アンケートで上位に入った「入院」「介護」「夫の死後」の3大不安について、ファイナンシャルプランナーの内藤さんは、「現役世代と違い、退職後は暮らしが十人十色。いつ入院や介護が必要になるのか、将来何が起きるかは人それぞれです。でも時間的、金額的な目安を知ると、不安は減るでしょう」と言います。
時間的な目安とは、例えば介護が必要になるのは75歳以降が多く、今60代なら10〜20年後だと知ること。
「今の生活費で暮らし続けると、そのとき貯金はどれだけ減るか、それまでどう過ごせばいいか考えてみましょう」
金額的には、「医療費、介護費の目安額は制度や統計データから知ることができます。ただし今は時代の変わり目。今後、長期入院ができなくなることが想定され、入院保障が無用の長物に。多額の医療保険をかけるより、まず現金で備えることが有効です。
夫の死後の生活については、今あなた一人の生活費を大まかに知っておけば、年金額と貯金でやっていけるか、具体策が考えられます」。
不安1:入院・医療費に備えるポイントは?
「入院・医療費の不安が大きいといわれますが、自己負担額を知って備えれば少しは解消されるのでは」と内藤さん。医療費の月の自己負担限度額は、年収約156万〜370万円の場合、自己負担限度額は5万7600円。年収約370万〜770万円の場合、自己負担額は8万100円+(総医療費-26万7000円)×1%。つまり月の医療費は、8万相当あれば十分ということです。貯蓄で備えるなら1年間で100万円、手厚過ぎる医療保険は不要です。
「最近は介護医療院(医療的ケアを行える介護保険施設)などの施設が充実してきているので、病院で療養するとは限りません。さらに今後は、病院では長期入院がなくなる時代へと変化していくでしょう。月々数万円の保険料を払って、いざ病気になっても入院できなければ保険金が支払われないことも。であれば、高額な保険料を見直して、その分を貯蓄に回すというのも手です」
そうは言っても入院が不安という方には、少額短期保険(少短)を選択肢にしてみては、と内藤さん。少額の保険額で、保険期間が短期のもの(1年ごとに更新がほとんど)、シンプルな保障が多く、「特に医療費に備えて貯蓄と組み合わせて準備するにはおすすめ」と言います。まずは保険を見直して、貯蓄とのバランスを考えてみてはいかがでしょうか。
主な病気で必要な医療費
各病気で必要な医療費の平均額を見ていきましょう。
「肺がん」に必要な医療費
平均入院日数 12.6日
医療費総額...

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