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今年(2023年)の抱負は、読書。ではありませんが、今年になり、読んだ本5冊。どれも良い作品でした。本は、物事を考えるきっかけになったり、知らない世界へ連れて行ってくれたり、人生を豊かにしてくれます。私がおすすめする本をご紹介します。
読書はじめ
読書はじめ。今年になり、読んだ本が良かったのでご紹介します。以下5冊(文字数の関係上、3冊をピックアップしています)。
- 『最後の医者は桜を見上げて君を想う』二宮敦人 TOブックス
- 『黄金の60代』郷ひろみ 幻冬舎
- 『ライオンのおやつ』小川糸 ポプラ社
- 『ことばは光』福島智 天理教道友社
- 『苦しかったときの話をしようか』森岡毅 ダイヤモンド社
『最後の医者は桜を見上げて君を想う』
余命わずかな患者にとって、医師として何ができるのか、何をすべきなのかを問いかける物語。
友人同士だった、三人の医師。 つらく苦しい治療を受けさせるより、逆らうことなく死を受け入れることをすすめ、「死神」と呼ばれる医師。生きることを諦めずに、どんな治療にも挑み、病と闘うことを是とする医師。自身が余命わずかな病を患った医師。
自分はどちらを選択するか。死を受け入れ穏やかに過ごす。こちらかな。体力があるうちに旅行がしたい。自然に任せ、運命のままに。ただ、その時になってみないと分かりませんが。
『黄金の60代』
いくつになっても年齢を感じさせない郷ひろみさん。
芸能人の格付け番組で、土下座をすると格が下がらず、画面から消えないという状況。「土下座して済むなら、土下座しようよ」と、郷さんは本当に土下座をしました。案外、気取りのない方なのかなと思ったら、興味が湧きました。
書店で見つけたこの一冊には、若さの秘訣が詰まっているはず。
自分に厳しい姿勢で生きる姿、将来のありたい自分を明確にし、そのためには何をすべきかと考え実現する。いくつものなるほどがありました。こうでないとあの若さと柔軟さは維持できないのですね。
私も10年後、20年後、ありたい自分を思い描き、そのための準備をしなくてはと思いました。
『ライオンのおやつ』
余命を告げられた30代女性。瀬戸内の島のホスピスで、残りの時間を過ごすことに決めます。そこでは、「おやつの時間」 毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできます。
私自身、最後に食べたいおやつは何かなと思いを巡らすと、母の手作りのドーナツ、ホットケーキ、アイスクリーム等々。母の愛情の詰まった手作りのおやつを食べていたなぁと思い出します。
改めて、たくさんの愛情を受け、育ったことを感じます。
終わりが見えた時には、「今」がもっと愛しく大切に感じるのだろうなぁと思います。毎日を大切に生きなくてはと思わせる一冊。
本は豊かな人生への大事なツール
本は、今の生き方に幅を持たせるツール。まだまだ成長します!
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