大人の手帳術1:夢や目標を叶える人の「手帳の使い方」と5つのメリット
2024.12.292022年10月10日
寂しくて、残念な選択ですが、選択肢がありません
実家処分を決めました
母が他界し、住む人がいなくなった実家の処分を決めました。両親が一所懸命働いて建てた事を思うと、とても残念で寂しい事ですが、選択肢がありません。実家処分のお話です。
思い出の詰まった家
小学校5年生の時に、両親が建てた家。それから50年。
父の退職を機に建て増し。姉と私が結婚し、子どもたちが生まれ、姉家族と私の家族、全員が揃っても十分なスペースをと考えたのだと思います。現に息子たちは、夏休みの度に実家で1か月近く過ごしました。皆の思い出がギッシリと詰まった家。
住人がいなくなった家
昨年(2021年)3月、母が他界し1年半。
住人がいなくなった家は、ひっそりと寂しく、家の老朽化も進んだように思います。
実家の秋田は、東京から行くには、遠く。また、冬には雪に備え、冬囲い(雪により窓が割れるのを防ぐため、家を木の囲いで覆います)が必要です。家を所有している限り、季節に応じたメンテナンスが必須。姉も県外で暮らしており、簡単には行けません。
姉と相談し、処分を決めました。実家がなくなるのは、寂しいですが、致し方ない選択です。
選択肢がありません
更地にすることも選択肢の一つでしたが、ありがたいことに、家を引き受けてくれる不動産会社がありました(地元の不動産屋さん)。
一所懸命両親が働いて建てた家。
住もうと思えばまだ住める家を壊すことなく、利用いただけるのは、手離す寂しさがあるものの、ホッとする気持ちです。
手続きに必要なもの
ご参考に、具体的な手順をご紹介します(全て不動産会社の方にお願いしました)。
・相続手続き
調べてみると、土地・家屋は、父の名義のままでした。一旦、姉と私が相続し、売買契約が必要です(こちらの手続きは、不動産会社より紹介いただいた司法書士の方へ一任)。
・住民票、印鑑証明、戸籍抄本
これらが必要となり、ただ今書類準備中です。準備が整ったら、書類を司法書士の方へ送付。
・売買契約書の準備
数万円という金額ですが、解体費用(300万ほど)を考えると、引き取って頂けるだけで助かります。
・売買の条件
家財道具は全て片付ける事。こちらは、業者の方に見積もりを頂き、38万円ほど。
(家の大きさは、1階は、3部屋+ダイニング・キッチン、風呂、トイレ。2階は、4部屋+布団部屋+屋根裏部屋)
まず相続手続きが済んだら、次は売買契約です。それから、家財道具の処分という流れになります。
母の集めた食器類を受け継ぎます
敬老の日、秋分の日のあった週に、平日3日間の休暇と合わせ、秋田の実家へ車で向かいました。
料理上手で、食器大好きな母。母の集めた食器類を東京に連れて帰るためと、墓参りが目的。
息子たちも母の使った食器が欲しいとの事。母が大事にしていた物を私、そして、息子たち家族が使うのは、時間を紡いでいくようで幸せを感じます。
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