夕飯作りのひと工夫

がんばらない作り置きおかず

公開日:2022.04.12

料理好きだって、毎日の食事作りは面倒と思うときありますよね。それが、仕事後だったり、散々動き回った日だったらなおさら。そこで、作り置きおかず。私の大好きな作り置き一品をご紹介&私の思いをお話しします。

手抜き可能な家事は?

家事の中で手抜きが難しいのは、食事作りではないでしょうか。

掃除は、一週間に一度でも。極端な話、埃では、死なない。と言い訳できます(実際、しています、私)。洗濯も毎日やらなくても大丈夫(なんなら、持っている洋服、下着を総動員する一歩手前まで大丈夫なのでは)。

食事は、そうはいきません。今日は食べなくても大丈夫とはならない。食べたものが体を作り、生きる活力となる。そう考えると、食べないわけにはいきません。そして、おいしい食事は、楽しみでもあります。

手抜き可能な家事は?

料理好きであっても面倒くさいよ。夕飯作り…だから工夫

料理好きを公言している私ですが、毎日、しかも、仕事から帰ってからの夕飯作りは、正直、面倒くさい! です。主菜、副菜、汁物、全てを一から作るのは大変。

そこで、やっているのが、副菜数種の作り置き(この話題、本もたくさん出版されており、ネットでもたくさんのレシピ紹介ありで、今さらな感じですが……)。

私は、特別に時間をかけず、日曜の夕飯のおかずと一緒に作る。あるいは、日曜のおかずを多めに作るなどして、作り置きおかずを準備します。時間を置いた方が味しみしみで、おいしくなるものを中心に作ります。例えば、切干大根松前風、大根や人参の漬物、ピクルス、筑前煮など。

作り置きおかずの数々。ハートのおかずは「切り干し大根松前漬け風」
保存OK、おいしくておすすめな一品♪

レシピご紹介【切り干し大根松前漬け風】

<材料>
切り干し大根  50g
にんじん    1/2本
セロリ     1本
切り昆布    100g
赤とうがらし  1本
しょうゆカップ 1/3
酢カップ    1/4
水カップ    1/2
砂糖大さじ        2

<作り方>
1:切り干し大根は、水の中でざっともみ、洗って水けを絞る
2:にんじん、セロリは、太めの千切り。切り昆布は、ザク切り
3:分量のしょうゆ、酢、水、砂糖、赤とうがらしをよく混ぜ合わせ、1と2を漬け込む。時々上下を返しながら、2時間漬ける
※わが家は、冷蔵庫で1週間から10日くらい保存しますが、風味に問題なし。おいしく、食物繊維もたっぷり♪

料理好きであっても面倒くさいよ。夕飯作り…だから工夫
15分で完成!お試しあれ  (2人分で2~3回で食べきる場合は、半量でも良いかもです)

作り置きは、心の余裕に

わが家は、夫と二人なので、400ml程度の大きさのタッパーに、2~3品作り置きします。3、4日分の副菜にはなります。一品でも、作ってあると、気持ちが少し軽くなります。

メインディッシュとみそ汁は、毎晩作り、副菜は、作り置きのおかずにする。時間と気持ちに余裕があったら、もう一品当日に作ればよい。そんな感じです。

帰宅後、慌ただしく着替え、エプロンをし、主婦スイッチオン! 面倒くさいと思いつつも、料理に集中することで、外と内のスイッチが切り替わり、頭の切り替え、ストレス解消にもつながっているように思います。

作り置きは、心の余裕に
時間と気持ちに余裕がある時は、デザート作り。やや雑ですが……

食卓は大事な場

息子たちが巣立つ前は、食事時間はテレビを消し、お話の時間。食事をしながら、今日の出来事やいろいろな事を話し、心がほぐれる幸せなひと時。

今は、夫と二人の食卓。仕事の話、世の中で起きている事の話、息子たち家族の話。とりとめのない会話をしながらの食事。日常の当たり前の時間ですが、そんな時間が毎日の元気の基なのですよね。

さて、明日の元気のためにも、食事作りが億劫にならないよう、工夫、工夫、です。頭の体操にもなります。

 

■もっと知りたい■


 

カオリ・スマイル

2021年9月、製薬会社を定年退職。1月から新たな製薬会社で仕事開始。好奇心旺盛、思ったら即実行。子育て期はオランダで過ごし、海外大好き。趣味は旅行、料理。夫婦二人の生活でいかに食費を抑え「映える食卓」にするかが目下の課題。日々の出来事、感じた事をお伝えしたいと思います。新たな経験にワクワクです。

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