大好きな「明日海りお」さん

私には、家族の他に愛してやまない人が一人います。元宝塚トップスターの明日海りおさんです。

彼女が現役時代から何年も応援してきました。日本全国の公演も、台湾の公演ですらも、彼女を追って遠征。

彼女は2019年に宝塚歌劇団を退団しましたが、彼女がカッコイイ男役から、女性に戻ってからも、私の愛が止むことはありませんでした。どうしてこんなに好きなのか謎ですが、とにかく好きで好きで、自分と明日海さんの区別がつかないときがあります。

この表現、頭おかしいんじゃない？ と思われても仕方ありませんが、多分明日海さんのファンでこういう感覚を持っている人は少なくないのではないでしょうか？

ファンミーティング

そんな明日海りおさまが、ファンミーティングをしてくださることになりました！

チケットは手に入るのだろうかと、とても心配だったのですが、5回のファンミーティングのうち、神戸と東京の2回分は何とかゲットできました。そして11月のとある土曜日に、私は新幹線に乗り、神戸の神戸国際会館こくさいホールにお出かけすることになったのです。

同行者は、私以上に明日海さんのファンの私の次女。次女は私が明日海さんの批判めいたことを口にしようものなら、マシンガントークで私を殺しにかかります。とても恐ろしくて、そういう発言は飲み込まなくてはなりません（例えば、「りおさん、●●の歌、高音が苦しそうだったね」などと言ってはいけないのです）。

スケジュール

今回は、ホテルはとらずに日帰り旅行を強行することになりました。3匹の愛する猫たちのためなので、ハードな日帰りもやむを得ません。

ファンミーティングの前に、お目当てのグルメランチと異人館見物というスケジュールを(次女が)組んでくれました。

次女に任せておけば安心、と思っていますが、彼女も実はたまにやらかすので油断はできません。以前に二人でおしゃべりしていて飛行機に乗り遅れたことがあったのです（でも彼女は自分のミスではなく、私がトイレに行ったせいだと言い張った……）。

神戸にしゅっぱ～つ！

東京駅から新幹線に乗り、神戸にはお昼前に到着。

三宮から歩いて、ビーフカツレツで有名なお店を目指します。ビーフカツ～？ と正直ちょっとためらいがありましたが、それは杞憂で、めちゃくちゃおいしく感動でした。

お店を出て、2番目の目的地である北野異人館を目指します。

タクシーを使わずたくさん歩いたのできつかったし、異人館はとても急な坂をのぼらなければならず、心臓が飛び出そうなほど。しかし、美しいしつらえの家具調度に癒やされ、おいしいコーヒーとケーキにも大満足。

もっとゆっくり観光したかったけれど、我慢我慢。しばしのタイムスリップ気分をお土産に、最後の目的地であるファンミーティングのホールを目指します。

いよいよ明日海りおさまを拝めるときが

座席は2階の後方席で、明日海さんは小さくしか見えないが、文句を言ってはいけません。ファンならば、良くない席は甘んじて引き受けなければ。リアルな明日海さんを拝めるだけでも幸せなのだから。

ありがたいトークを拝聴し、ありがたいお歌に号泣して、帰りの新幹線に飛び乗って帰京しました。美しいお姿から発せられるオーラを浴びて、お肌がつるつるになったことは言うまでもありません。

退団して3年も経つのに、こんなにたくさんの人が、彼女を応援しているなんて、とそのことにも感激して、新幹線の中でまた涙でした……。

どこまでもついて行きます。でも迷惑なファンにはならないから安心してね(といつも心の中でお話しています）。

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