心をぱっと明るくしてくれる魅力的なタレントについて

オバさんという才能を考える

公開日:2022.06.20

『ライオンのいただきます』を見ていた若い頃

『ライオンのいただきます』という番組がありました(1984年~1990年)。司会の小堺一機さんと各方面で活躍するおばさま方を招き、トークする番組です。塩沢ときさんなど番組からスターも飛び出しました。

私も中年となったけれど、若い頃憧れたオバさんに近づけていません。パワーあふれる魅力的なオバさんは、誰もがなれるものではありませんよね。

そういう意味で、言うまでもありませんが、オバさんは一つの才能です。自分がいい年になっても、人生経験豊富なオバさんもしくはおばあさんを求めてしまう気持ちは変わらないのです。

ポスト柴田理恵さんは?

そういうパワーのあるオバさんは、テレビ界においても重宝されています。オバさんは情に深く、包容力がある、庶民的で親しみやすいことが条件でしょうか。またピュアである、ということが重要な要素な気がします。

一番に浮かぶのは柴田理恵さんです。長きわたり、その才能を生かしてきた方です。

そしてポスト柴田理恵は誰か、勝手に考えてみたいと思います。

私は1969年生まれですが、50代前半でみるとあまり浮かばないのです。同じ1969年生まれですと、石田ゆり子さん、有働由美子さん、森高千里さん、Miekoさん、中村江里子さんと美魔女ばかりです。彼女たちをオバさんとする向きはないでしょう。

50代前半では他にも天海祐希さんや紫吹淳さん、原田知世さんなどが目立ちます。

ポスト柴田理恵さんは?

オバさんパワーがもたらす癒やしと解放

いつまでもかわいらしく、おしゃれなライフスタイルを実現する女優やタレントさんは素敵だとは思いますが、それが己の現実との差を感じ、もやもやするのも事実。オバさんには、そうしたもやもやを一掃してくれるパワーがあります。

考えてみたところ、柴田理恵さんの地位に近く、かつ若いタレントは北斗晶さんでしょうか。埼玉県に事務所を持ち、コストコ好きというのも、親しみやすい。

また、40代ですが、島崎和歌子さんもいます。『カムカムエヴリバディ』(NHK連続テレビ小説)で、深津絵里さんの大阪のお母さん役を演じていた濱田マリさんも良い感じです。大阪には私が知らないだけで、オバさんパワーの持つタレントさんが多そうです。

マツコ・デラックスさんも、昭和のお母さん的な感性をもち、それを求める人々の期待を一手に引き受けていると思われます。

疲れた体と心に効くオバさんパワー、その役割を担うタレントさんたち。数は少なくなったものの、今後も需要はありつづけると思います。

 

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瀬戸内ポエム

特技や趣味というほどのものはなく、ドラマやお笑い番組を家でゴロゴロしながらみるのが幸せなアラフィフシングルです。この場を借りて、気になるドラマを中心にどんどん紹介します。またドラマの中でのファッションやインテリアにも言及できたらいいなと思っています。よろしくお願いします!
 

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