大混雑な鎌倉。私流の作戦をご紹介!

大人の遠足…鎌倉の紫陽花に会いに行きませんか?

公開日:2022.05.22

梅雨入りも間近な関東。しばらくは、ジメジメウツウツとした日々が続くでしょう。コロナもなかなか終息はしませんが、感染対策をしながら日常を取り戻しつつある方も多い気がします。3年ぶりに、鎌倉の紫陽花に会いに行ってみませんか?

大河ドラマ【鎌倉殿の13人】でますます人気

都心から手軽に行ける鎌倉は、若者を中心に大人気の街です。私も年に数回は訪れるほど鎌倉は大好きで、ほんの数か月で良いので一度住んでみたいなと思っています。

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混雑を避けて楽しむ!鎌倉散策、私流の回り方

大人気の鎌倉は、平日でも油断できない混雑さを見せます。ですので行き当たりばったりに素敵な場所を見つけるのは大切にしつつ、計画はある程度しておかないと休日などはドツボにハマる危険性が大!

紫陽花のシーズンは、1年の中で1番の混雑ぶりでしょう。例年5月下旬~7月上旬頃に見頃を迎えます。

紫陽花寺で有名な【長谷寺】は、休日ですと整理券を配布したりするので、この時期は下調べが大切です。

先日のゴールデンウィークに行った際は、江ノ電が過去に見たことがない! と思うほどの激混みでしたが作戦が上手くいき、目的地はすんなりと回ることができました。

あえて一つ手前の北鎌倉駅から始めよう

私は、紫陽花の時期、まずは【鎌倉駅】のひとつ前【北鎌倉駅】に降り立ちます

あえて一つ手前の北鎌倉駅で下車

電車で行くと【北鎌倉駅】の近くになった途端に空気が変わるのがわかります。急に緑が深くなり、鶯の鳴き声もします。

名店も多いこのエリアから、ぜひスタートしてみてください。

大好きな北鎌倉エリア、紫陽花の美しい【明月院】へ

やはり有名な紫陽花寺の一つ、【明月院】に行きましょうか。拝観料もこの時期は上がります(笑)。

北鎌倉駅から徒歩1分、また【長谷寺】と違い上り下りが少ないので、腰が悪い母も行くことができます。有名なだけあって見事な紫陽花たちです。

お地蔵さまも可愛い!

足腰が丈夫であれば、そのまま横浜鎌倉線という道路を行けば【鶴岡八幡宮】まで徒歩移動も楽勝。バス移動やタクシー移動も、駅に戻るよりはおすすめ。途中たくさんの歴史あるお寺があるので、時間が許す限りの参拝も魅力的です。

鎌倉で1番好きなお寺は【東慶寺】

【東慶寺】は、北鎌倉駅から徒歩3分。明治4年(1871年)まで不幸な女性たちを守るための駆け込み寺であり、井上ひさしさんの小説『東慶寺花だより』をご存じの方もいらっしゃると思います。

一時は尼寺でもありました。小さな境内ですが四季折々に見せる樹木はどれも素朴で、それでいて可憐。

【君が代】の歌詞にある【さざれ石】もあります。小さな粒が地中で大きくなりいつしか地上に顔を出すこの石を見るたびに、表には出せない苦労を心に隠し懸命に生きる人々の様を垣間見るような気がして元気が出るのです。

こちらは紫陽花の数は少ないのですが、境内にある茶屋白蓮舎さんから眺める花々はまた違った表情に見えます。

お茶菓子は、この地の和菓子屋の物。境内の花や緑を眺めつつお抹茶をいただくこの束の間の時間は、何事にも変えられない素晴らしい時です。

大好きな鎌倉散策は次回にも続きます。

 

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ロータス

台湾が大好きで、2022年には台湾好き仲間が集える会を立ち上げました。同じく日本が好きでとうとう住んでしまった在日台湾人との交流会も行っています。教わることが好き、好奇心旺盛。50代になってさらに加速してきました。Instagram

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