桜と菜の花で平日を満喫
2024.03.032023年04月19日
みなみ信州・さくら巡り
心ときめく出会い!名桜、古桜、野の桜
2020年から『みなみ信州』の桜を紹介してきました。今年(2023年)も新しい出会いに感謝し、ワクワクしながら、みなみ信州を巡りました。初めてが、うれしい春です。
桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
長野県 下伊那郡 阿南町・富草、1583年、下條康氏・建立の関昌寺です。シニア大学での交流から知りました。同じ班の方から名前を聞いて、訪ねてみました。
自宅からは、1時間余りかかります。便利な道具に頼らないで、知らない場所を探すのは、面白いことです。
400年来の参道を行くと、お地蔵様と山門が見えてきました。龍凰門という名だそうです。
龍凰門の向こうに桜が見えました。整った庭に、風格のある桜が咲いています。
境内は大変広々としています。あちこち散策しました。
高所にはたくさんの観音さまと、その何倍もある大きな観音様が。
横に、相田みつをさんの詩碑がありました。
【かんのん賛歌】
アノネ
かんのんさまが
みていてくれるよ
なにもかも
みんな承知でね
かんのんさまが
みていてくれるよ
いいわけや べんかい
なんかしなくてもね
かんのんさまが
ちゃんとみていてくれるよ
声に出して読んでいると心に深く響いてきて、自然に涙が溢れました。誰しも思うことは同じはずです。
この日、まだ龍凰門近くの枝垂れ桜は咲いていませんでしたが、数日後は、ご覧の通りです。
阿南町・千木(ちぎ)の桜
シニア大学では、自分の住む地域以外の方も多く、いろいろな情報が耳に入ります。方向音痴の私、行き方を詳しく聞いて出かけました。隠れていた桜が、次々と姿を現しています。
『千木の桜』周りは、穏やかで、ウグイスの声も聞こえます。自然って良いですね。
決まりきった場所や、人混みの桜見物では味わえない楽しい時間でした。
近くの夫人が、ニンジンの種を蒔いたと、話してくれました。ハルメク、春です。
下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)
阿南町方面へ何回か訪ねたので、車窓から桜の花がどこにあるか見ていました。下條氏・𠮷岡城址の道路反対側の山間部に桜が見えて、気になっていました。
調べもせず、初めての道を行ってみました。桜の花をめざして着いたのが、『龍嶽寺』でした。下條氏が1536年に開いたそうです。
本堂前には、高さが7mもある櫟(いちい)の大木がありました。
中央に扉が付いた、素晴らしい山門があります。この門は、江戸時代享保4年再建だそうです。
桜は、ほぼ満開でした。
近くの家々の桜も、山の桜も咲き誇っています。のどかな風景、美しい里山です。また訪ねたいと思いました。
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