みなみ信州・さくら巡り

心ときめく出会い!名桜、古桜、野の桜

公開日:2023.04.19

2020年から『みなみ信州』の桜を紹介してきました。今年(2023年)も新しい出会いに感謝し、ワクワクしながら、みなみ信州を巡りました。初めてが、うれしい春です。

心ときめく出会い!名桜、古桜、野の桜
将来が楽しみな八重紅枝垂れ桜

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
関昌寺の枝垂れ桜

長野県 下伊那郡 阿南町・富草、1583年、下條康氏・建立の関昌寺です。シニア大学での交流から知りました。同じ班の方から名前を聞いて、訪ねてみました。

自宅からは、1時間余りかかります。便利な道具に頼らないで、知らない場所を探すのは、面白いことです。

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
400年来の参道を歩く

400年来の参道を行くと、お地蔵様と山門が見えてきました。龍凰門という名だそうです。

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)

龍凰門の向こうに桜が見えました。整った庭に、風格のある桜が咲いています。

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)

境内は大変広々としています。あちこち散策しました。

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
広々とした境内は桜の園
桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
鐘楼の桜もステキです
桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
広い境内にいろいろな桜
桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
観音様が立ち並ぶ道を登る
桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
好きなポーズの観音様を発見

高所にはたくさんの観音さまと、その何倍もある大きな観音様が。

横に、相田みつをさんの詩碑がありました。

【かんのん賛歌】
アノネ 
かんのんさまが
みていてくれるよ
なにもかも
みんな承知でね
かんのんさまが
みていてくれるよ
いいわけや べんかい
なんかしなくてもね
かんのんさまが
ちゃんとみていてくれるよ

声に出して読んでいると心に深く響いてきて、自然に涙が溢れました。誰しも思うことは同じはずです。

この日、まだ龍凰門近くの枝垂れ桜は咲いていませんでしたが、数日後は、ご覧の通りです。

桜の賑わい・関昌寺(かんしょうじ)
内側から見た龍凰門

阿南町・千木(ちぎ)の桜

阿南町・千木(ちぎ)の桜
花いっぱいの阿南町

シニア大学では、自分の住む地域以外の方も多く、いろいろな情報が耳に入ります。方向音痴の私、行き方を詳しく聞いて出かけました。隠れていた桜が、次々と姿を現しています。

阿南町・千木(ちぎ)の桜
山の間に桜が見える

『千木の桜』周りは、穏やかで、ウグイスの声も聞こえます。自然って良いですね。

阿南町・千木(ちぎ)の桜
阿南町、道を歩けば名桜に会える

決まりきった場所や、人混みの桜見物では味わえない楽しい時間でした。

近くの夫人が、ニンジンの種を蒔いたと、話してくれました。ハルメク、春です。

下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)

下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)
龍嶽寺

阿南町方面へ何回か訪ねたので、車窓から桜の花がどこにあるか見ていました。下條氏・𠮷岡城址の道路反対側の山間部に桜が見えて、気になっていました。

 

調べもせず、初めての道を行ってみました。桜の花をめざして着いたのが、『龍嶽寺』でした。下條氏が1536年に開いたそうです。

 

本堂前には、高さが7mもある櫟(いちい)の大木がありました。

下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)
本堂前・いちい​​​​​​

中央に扉が付いた、素晴らしい山門があります。この門は、江戸時代享保4年再建だそうです。

下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)

下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)
門を内側からみると

桜は、ほぼ満開でした。

下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)
後ろに回って桜を見る
下條村・龍嶽寺(りゅうがくじ)
後方は、有名な鎮西家の桜

近くの家々の桜も、山の桜も咲き誇っています。のどかな風景、美しい里山です。また訪ねたいと思いました。

■もっと知りたい■

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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