市バスでめぐる京都の桜 2023 その3
2023.05.282024年04月15日
京都市内桜巡り、2024年
京都市営地下鉄で行く桜めぐり その1
春になると桜を待つ心がウキウキ・ワクワクします。この春は販売停止となった京都市営バス一日乗車券の代わりに、京都市営地下鉄の一日乗車券を使い、市内の桜を見に行きました。
京都市営地下鉄一日乗車券は800円
オーバーツーリズムの弊害が言われて久しい京都市内。特に春と秋のシーズンは閉口するぐらいに観光客が多く、土日祝日は京都市内の観光地に行く市バスはすし詰め状態、JR京都駅前の市バスロータリーには長蛇の列ができています。
市民の利用がままならない状態を解消するという理由も、市バス一日乗車券が廃止された理由の一つでしょうか(市バスでめぐる京都の桜 2023)。
美しい季節に京都市内を散策するため、平日の休みを利用して訪れていますが、それでも市バスは混みこみです。今年の春は京都市営地下鉄一日乗車券を利用して、行ける範囲で桜を楽しもうと考えました。
京都御苑の枝垂れ桜
桜が咲き始める時期が地元のニュースになるほど有名な、京都御苑近衛邸跡地の枝垂れ桜と出水の枝垂れ桜。平日のお休みは雨だったので、仕方なく日曜日の早い時間に訪問しました。
京都御苑敷地内北部にある近衛邸跡地、ここは京都市営地下鉄烏丸線今出川駅に近く、京都駅で地下鉄一日乗車券を購入し、午前8時半頃現地に到着すると、もう既に多くの人たちがやって来ていました。
肝心の桜はとても綺麗に美しく咲いており、皆さまカメラを持ち熱心に撮影されています。
私も同様に、購入したばかりのフルサイズミラーレス一眼を首からぶら下げ撮影開始。
ところが、買ったばかりでメーカーが異なるものですから、もう一つ操作方法がわからず、しばらくあたふた・まごまごしていました。ようやく何となく撮る事ができ、人が少ない場所を選んでシャッターを切り始めました。
近衛邸跡で約1時間過ごしたのち、京都御苑内を南下します。目指すは出水の枝垂れ桜。
遠くからもわかる桜とその下の人だかり。あれが出水の枝垂れ桜かと見当をつけ行くと、見紛うことなく出水の枝垂れ桜。こちらも美しく咲いていました。
ところが多くの人がいて、なかなかシャッターチャンスに恵まれません。良い位置は何となく順番待ちで、自分の番になれば思い切りシャッターを切りましたが、やはり近衛邸跡地に比べると、時間が遅くなっており(9時半過ぎ)人出が多くゆっくりと撮る事は叶いません。
京都御苑の美しい花々
枝垂れ桜以外にも、早春の京都御苑は花々が咲き始めていました。近衛邸跡地から出水の桜へ行く途中にさまざまな桜、花桃や木蓮、雪柳などです。
次の目的に向かうため、京都御苑を縦断し間之町口まで11時頃まで歩き、そして地下鉄丸太町駅に着きました。
(続く)
■もっと知りたい■
30年程前ですが、家人の転勤で、くいな橋にいたことがあり懐かしく思い出しました。 桜巡り、いいですね。 お写真に癒されました。ありがとうございます。 さいとうひろこ