美と健康のために『鍼灸』をもっと身近に

「緑のダイヤ」山椒で活性化、健康に万能なツボも!

公開日:2022/04/22

17

鍼灸師、あんまマッサージ師として、女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております岸村有子です。新緑がまぶしく汗ばむ季節となりました。緑のダイヤとも呼ばれる、日本の代表的なスパイス「山椒」でぜひ活性化しましょう。

「緑のダイヤ」山椒で活性化、健康に万能なツボも!

緑のダイヤ、山椒

緑のダイヤ、山椒
新緑の中の山椒の実 実山椒

「小粒でもピリリと辛い」といえば山椒。青い実山椒は、これから梅雨の時期に旬を迎えます。

ウナギに一振り、また七味など私たちのテーブルには欠かせない名脇役。山椒の効能は大変幅広く、ぜひ日々のお食事に積極的に取り入れていただきたい食材です。

山椒の効能:胃腸を温める。血液循環の改善。冷え予防。上に上がった気を下す。胃腸の働きを助けるので食欲増進も期待できます。

中国の花椒の効能:胃腸を温めるのは山椒と同様ですが、こちらには体内の余分な「湿」を取り除く作用があります。梅雨時や湿度の高い夏におすすめです。

おいしく養生ごはん【筍とタコのカルパッチョ 山椒風味】

おいしく養生ごはん 【筍とタコのカルパッチョ】

下ゆでした筍の穂先がとても柔らかいので、タコと組み合わせてみました。ソースはシンプルに塩、山椒の粉、レモン、オリーブオイル。急に思い立って作ったので自家製の木の芽の佃煮で代用しましたが、ぜひ今が旬の山椒の若芽(木の芽)をお使いください。

タコの代わりに鯛やホタテ、ボイルしたホタルイカもお勧めですし、スナップエンドウやソラマメなどのお野菜と合わせてもおいしくできます。

旬の食材

タコ:気血を補うのでアンチエイジングに。また引き締め作用で更年期の多汗にも。汗ばむ季節には体の中の水分を補います。
:「腎」を補うので加齢による不調に。胃腸を整え消化吸収を助けます。
ホタテ:「肝」「腎」を補い、若々しく活性化。
ホタルイカ:「肝」を補うので、肝機能の向上、貧血の改善、目の疲れを和らげます。
スナップエンドウ:胃腸の機能を高める。むくみの改善。解毒作用。ビタミンも豊富です。
ソラマメ:胃腸の働きを助け、余分な水分を代謝します。

今日のツボ【足三里(あしさんり)】

今日のツボ 【足三里 あしさんり】

足三里(あしさんり)は、松尾芭蕉の『奥の細道』にも登場し、健脚(足を元気にする)のツボとして知られていますが、実は胃腸の調節もするツボです。食欲を促進させ、消化・吸収を良くするので体づくりには最適であり、健康維持として万能のツボと重宝されています。

「急な気温の変化に体が追い付かない」「なんとなく疲れやすい」そんな症状に。もちろん、お天気が良くてお散歩の機会が増え、すねが張っている方にも。膝の痛みにも効果的です。

ツボの場所

膝のお皿の下から指4本下がったところです。

ツボの見つけ方

膝のお皿の下に沿って人差し指をあてます。中指、薬指、小指を添えます。小指の先が当たっている高さですねの骨のすぐ外側です。上記の場所は目安ですので、指先をずらして周辺の一番感じるご自身のツボを見つけてください。

おすすめのお灸

香りがえらべるお灸 せんねん灸アロマきゅう  アロマの香りで心もリラックスできます。

*お灸の詳しい使い方についてはこちらをご参照ください。

《穀雨》

《穀雨》

こくう 二十四節気の6番目。4月20日~5月4日

暦の上では春季の最後の節気になります。この時期はお天気も安定し、日差しが一段と強くなります。UVケアを忘れずに。夏はすぐそこまでやってきています。本格的に暑くなる前に、少しずつ外に出て気温の上昇に体を慣らすと良いでしょう。

 

■もっと知りたい■

岸村有子

20代から40代の半ばまで日本とヨーロッパを行き来する生活をし、その後全く違う鍼灸師の道に入りました。『痛くて熱い』『古臭い』というイメージを持たれがちな鍼やお灸ですが、実はとても身体に優しいものであることをお伝えしていきたいと思います。また養生食やライフスタイルをトータルで発信していきます。

この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ