耳のマッサージでー5歳を目指しましょう!
2022.05.202022年09月23日
東洋医学で今日も美しく♪
食養生って難しい?「養生食」と考えたら実は簡単!
こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ師の岸村有子です。秋も本番になってきました。楽しみながら実践できる「食養生」で『美と健康の秋』にしてみませんか?
あらためて『養生』とは
ざっくりと、「体に良い生活をすること」とご理解いただいていると思います。
実は、養生には「心養生」「食養生」「動養生」「休養生」「薬の養生」「経絡の養生」など数々あり、それぞれ字の通り日々の生活に直結しています。
個人的に、この中で一番楽しみながら実行できるのが「食養生」だと思っています。
食養生って難しい?
「食養生=薬膳」というイメージがありますが、実はイコールではありません。
「薬膳」には食材と生薬(漢方薬の原料)を使用しますので、きちんと生薬の知識がなければ難しくなりますし、実際に私も中国では医療の一部として講義を受けました。
私たちが一般的に体に良い食事と考えるものは『養生食』と呼んだ方がしっくりくるかもしれません。
つまり薬ではないので、もっと自由に作れるのです!
食養生のポイントは?
まずはどんなお食事でもそうですが、おいしく楽しく続けることが1番のポイントです。
2番目のポイントである「季節のものや土地のもの」には、3つの意味があります。
1.新鮮である
2.その時の体に合う
3.手に入りやすい
例えば南国のフルーツには体を冷やすものが多く、冬に旬を迎える根菜類は体を温める作用があります。難しく考えなくても地産地消、旬の食材を中心にいただいていれば、自然と養生につながるのです。
秋の養生食
では実践していきましょう!
まず、食材には「寒、涼、温、熱」という性質があり、いずれにも当てはまらないちょうど中間に「平性」があります。寒さも暑さも厳しくない今頃は、平性の食材を中心に考えましょう。また秋は体の外部内部ともに乾燥対策が決め手になりますので、潤す食材がポイントになります。
■この時期におすすめの食材
大根、レンコン、ユリ根、カボチャ、ぎんなん、サツマイモ、豚肉、卵、ホタテ、アサリ、アワビ、イカ、エビ、白キクラゲ、白ごま、松の実、クコの実、クルミ、梨、ブドウ、栗、はちみつ、牛乳、チーズ、ヨーグルト
外食やテイクアウトの時にも、ちょっと気にするだけで続けられますよ。
《秋分》
しゅうぶん 二十四節気16番目。9月23日~10月7日
昼と夜の長さがほぼ同じになり、秋らしくなります。お散歩を楽しんだり運動をするには気持ちの良い季節ですね。
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