食養生って難しい?「養生食」と考えたら実は簡単!
2022.09.232022年07月23日
美と健康のために『鍼灸』をもっと身近に
朝活3 お顔のツボ押しで、朝のむくみ顔がスッキリ!
こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ師の岸村有子です。朝の数分で、気分もきれいもアップする「顔のツボ押し」のご紹介です♪
フェイシャルマスク×お顔のツボ押し
前回ご紹介した朝のフェイシャルマスクはお試し頂きましたか? 今回はぜひおすすめしたいフェイシャルマスクの上からのお顔のツボ押しです。
使うのは、人差し指、中指、薬指の指先の3本セット
爪を立てないようにし、3本の指を揃えます。皮膚を横に引っ張ったりしないよう、皮膚に対して垂直にゆっくり、1か所につき3秒プッシュして隣に移動します。両手同時に行います。
1.眉頭に薬指を置きます。指一本分ずつずらす感じで眉尻に向かいます。眉尻を通り越し、人差し指が「太陽穴」に届くまで(黄色のライン)。
2.鼻の高さの真ん中あたりに薬指を置きます。骨の縁に沿って人差し指が「太陽穴」に届くまで(水色のライン)。
3.小鼻の横に薬指を置きます。頬骨の下に沿って人差し指が耳の前に届くまで(オレンジのライン)。
4. 口角に薬指を置きます。横に進み、人差し指が耳たぶの前に届くまで(緑色のライン)。
仕上げは『いいね!』
親指を立て、残りの指は折りたたみます。ちょうど「いいね」の格好です。
5.親指で顎の中心の下のくぼみをプッシュします。人差し指の第2関節の側面と親指で顎の骨を挟むようにし耳たぶの付け根まで移動します(紫色のライン)。両手同時、1か所につき3秒が目安です。
6.耳たぶの後ろのくぼみにある「翳風穴(えいふうけつ)※耳後ろのため、イラストには入っていません」を、人差し指でゆっくり3秒プッシュして仕上げます。
マスク生活が続く中、お顔の筋肉があまり動かされず凝り固まっているので、押すと硬くなっていたり、痛みのあるところがあります。強すぎず、『イタ気持ち良い』刺激で毎日押すことで、少しずつほぐれていくのを実感していただけるはずです。
☆1と2はスマホやPCでお疲れがちな目にもおススメです。
☆4と5は知らず知らずの噛みしめや、フェイスラインのもたつきにも効果的です。
お肌と指の間にフェイシャルマスクがあるため、摩擦を気にすることなくできるのが一番のメリットです。マスクを外した時のお顔のすっきり感は格別!
今日のツボ【豊隆(ほうりゅう)】
湿度が高い日本の夏。体の中に溜まりがちな『湿』を撃退できるツボをご紹介します。体がだるい、重いをすっきりさせましょう!
◇ツボの場所
膝下外側のくぼみと、外くるぶしの中心とを結んだ線上の中間点。
◇ツボの見つけ方
膝の下からゆっくり指を下ろしていき、一番盛り上がっているところです。
◇お灸の使い方
詳しくはこちら(今日のツボ【三陰交(さんいんこう)】お灸の使い方)をご参照ください。
以前ご紹介した『三陰交』と合わせることで、さらに効果が期待できます。また『三陰交』は消化機能に関係したツボなので、胃腸が弱っているときにもおススメです。
《大暑》
たいしょ 二十四節気の12番目。7月23日~8月6日
字のごとく、1年で1番暑さが厳しくなります。前回に引き続き、夏バテや熱中症に備えましょう。食養生も忘れずに。毎日を丁寧に過ごすことが、秋の体の準備になります。
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