美と健康のために「東洋医学」をもっと身近に

朝活5 寝たまま深呼吸でウエストラインもすっきり!

公開日:2022.08.20

こんにちは。女性のみなさまの美と健康のお手伝いをしております鍼灸師、あんまマッサージ師の岸村有子です。今回5回目となる【美の朝活】では、きれいなウエストラインを目指します!

仕上げはきちんと呼吸法!

6月から連載でお伝えしている【美の朝活】も、今回の呼吸法で仕上げとなります。

この呼吸法の目的は、インナーマッスルを鍛えることです。

きちんとマスターすることで、座った姿勢でも立った姿勢でもできるようになり、お皿を洗うちょっとした時間や電車での移動中にもこっそり実践できます。

インナーマッスルを鍛えることで、いつまでも美しい姿勢をキープ。しっかり歩けるだけでなく、お腹周りのもたつきや、女性のお悩みの尿漏れなどにも効果があります。また、深呼吸をすることで自律神経も整います。ぜひ継続してみてくださいね。

まずはウエストラインにアプローチ♪

仰向けになります。手はおへその上に置き、お腹の動き(へこみ)を意識します。

1.楽な呼吸を3回しましょう。
2.次は腹式呼吸を3回。ゆっくりお腹をふくらませて空気を入れ、お腹をへこませながら吐き切ります。
3.3回目の腹式呼吸でお腹がへこんだ状態のまま、胸だけで息を吸い、吐く時はさらにお腹をへこますようにします。これをゆっくり3回繰り返します。お腹は、ずっとへこませたままをキープ。
※肩や首に力を入れないように! 力を入れるのはお腹だけです!
4.お腹をへこませたまま、ゆっくり腕をバンザイの姿勢にし、3を繰り返します。
※腕が上がらない方は、腕を軽くクロスさせ顎のあたり、おでこのあたりなど無理のない位置に調節しましょう。省略してもOK!
5.最初の姿勢に戻し、楽な呼吸でリラックスします。

次は骨盤底筋にアプローチ♪

次は骨盤底筋にアプローチ♪
おなかをなるべく動かさずにゆっくり胸で呼吸しましょう

膝を立て、脚は肩幅程度に開きます。手はお腹の上に置き、お腹があまり動かないように意識します。

6.ゆっくりと胸で呼吸します。この時、息を吐きながら肛門を締め、息を吸いながら緩めます。3~5回繰り返します。
※お腹には、力を入れないようにしましょう。
※力が入りにくい場合は、膝を立てずに脚を伸ばしたり、膝の角度や幅を調整してみましょう。

今日のツボ【照海(しょうかい)】

今日のツボ【照海(しょうかい)】
内くるぶしの少し下のくぼみにあります

暑さは続いていますが、暦の上では秋。秋は乾燥の季節です。

汗をかくシーンが多く、さらに体の中の乾燥は進みます。【照海】は水分調整を助けてくれるので、便秘にも効果が期待できます。

また体の生命エネルギーの要である『腎』のツボの一つでもあるので、元気を補ってくれます。

ツボの場所

くるぶしの下のくぼみにあります。

ツボの探し方

内くるぶしから下に撫でおろした時に、指がとまるくぼみです。

お灸の使い方

詳しくはこちら(今日のツボ【三陰交(さんいんこう)】お灸の使い方)をご参照ください。

おすすめのお灸

せんねん灸クローバー 緑茶 お灸に慣れ、少し温熱レベルの高いものをご希望の方向けです。

今日のツボ【照海(しょうかい)】

《処暑》

しょしょ 二十四節気の14番目。8月23日~9月7日

暑さがおさまり、朝晩が過ごしやすくなる時期です。

秋はおいしいものが目白押し。ブドウや梨、柿は体の渇きを潤します。また前回ご紹介した通り、潤いには白い食材もおすすめです。焼き魚やお肉に、旬のスダチやカボスを加えることで、夏の疲れを解消しましょう。

《処暑》
旬のブドウで潤いを

 

■もっと知りたい■

 

《処暑》

岸村有子

「痛くて熱い」「古臭い」というイメージを持たれがちな鍼やお灸ですが、実はとても体に優しいものであることをお伝えしていきたいと思います。また食養生やライフスタイルをトータルで発信していきます。鍼灸師、あんまマッサージ指圧師、漢方養生指導士、登録販売者。プライベートサロンLyS代表。インスタグラム

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画