2021年09月01日

スマホ初心者さんのお悩みを解決！

【スマホの使い方講座26】LINEの電話の使い方

スマホ活用術

スマホの基本的な使い方やより便利な使い方を紹介する連載です。第26回目はLINEで電話をかける方法です。LINEを使った電話、LINE通話は「友だち追加」していれば通話料なしで話せます。またスマホのカメラを利用したテレビ電話も無料です。

スマホ活用術

#1 第26回目スマホの困った短歌
#2 LINEならテレビ電話も無料！
#3 LINEで通話してみましょう
#4 グループみんなで話すこともできます！

第26回目スマホの困った短歌

今回も、スマホの使い方でよくあるお悩みを短歌で表現してみます。

LINEなら　電話がタダと　聞くけれど　ほんとにタダなの？　私もできる？

LINEの友だち同士なら通話料なしで話せます。ただし「ギガ」の消費に要注意！

LINE通話は、電話回線ではなくインターネット回線を使う仕組み。そのため、お互いに「友だち追加」していれば、電話番号を知らなくてもかけられるし、通話料もかかりません。災害時など、電話回線が混雑しているときはLINE通話の方がかかりやすいこともあります。

ただし、LINE通話はスマホの「ギガ」と呼ばれるデータ通信量を消費します。あらかじめ契約した「ギガ」を使い切ってしまうと、追加料金がかかることも。かけた人はもちろん、通話を受けた人も同じように通信量を使うので、LINEで長く通話をするなら、お互いがWi-Fiに接続した状態がおすすめです。

Wi-Fiとは無線でインターネットに接続できるシステムのこと

Wi-Fiルーターと呼ばれる機械から飛んでいる電波をスマホが受け取ることで、「ギガ」を使わずインターネットに接続できます。Wi-Fiに接続しているかどうかは、スマホ画面上部にWi-Fiマークが表示されているかどうかでわかります。

LINEならテレビ電話も無料！

LINE通話は、スマホのカメラを利用したテレビ電話（ビデオ通話といいます）もできます。こちらも、インターネット回線を使うので、通話料は無料。顔を見ながら話せるのはもちろん、物や景色をカメラに映して相手に見せながら話すこともできます。音声だけの通話よりギガをたくさん使うので、ぜひWi-Fiに接続して使いましょう。

こんなときはLINE通話がおすすめです

通話料をかけたくない
お互いに顔を見ながら話したい
カメラで何かを見せたい
相手の電話番号がわからない
災害などで電話が使えない

LINEで通話してみましょう

(1)かけたい人とのトーク画面を開く

トーク一覧からかけたい相手をタップして、メッセージを送る画面を開く。ホーム画面から「友だち」をタップし、名前を選んでもOK。

(2)「音声通話」か「ビデオ通話」を選ぶ

「音声通話」か「ビデオ通話」を選ぶ

画面上部の通話マークをタップ。画面が変わるので、声だけの通話は「音声通話」を、顔を見ながらの通話は「ビデオ通話」をタップ。相手に呼び出し通知が届き、相手が「応答」をタップすると通話開始。

(3)LINE通話がかかってきたときは

Android

Androidなら緑の受話器マーク。切るときは、赤の受話器マークをタップすればOK。

iPhone

iPhoneなら「応答」をタップ。切るときは、赤の×をタップ。

グループみんなで話すこともできます！

LINE通話は、グループでも同じやり方で使えます。グループあてに通話すると、メンバー全員に呼び出し通知が届き、それに応答した人が参加できます。最大500人まで参加可能。ビデオ通話では、そのうち6人までが画面に映ります（スマホの場合）。

次回は、最近よく聞く「5G」についてお伝えします。

【教えてくれた人】

女子部JAPAN(･v･)
じょしぶ・じゃぱんスマホの使い方ガイドなどを制作するスマホのプロ集団。ハルメクのスマホ講座では講師を務めています。http://www.iphonejoshibu.com/

※説明には、〈Android〉Galaxy Note9 Android8.1.0（通信会社はドコモ）、〈iPhone〉iPhone 8 iOS12.1の画面を使っています。お使いの機種、OS、通信会社によっては、画面や手順が異なる場合があります。画面や動作は、iPhoneとAndroidとで異なる場合がありますが、おおむね同じです。

※今記事は2021年1月号「ハルメク」を再掲載しています。

イラストレ―ション＝たつみなつこ

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