横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・14
手作りの「古布リメイク小物」で“ひと手間”を愉しむ
手作りの「古布リメイク小物」で“ひと手間”を愉しむ
公開日:2021年03月31日
ほんの“ひと手間”でオリジナル小物に早変わり!

若い頃から、何事にもひと手間かけたい性分な私。売っている物をそのまま使うのは、どうも普通すぎて面白くないのです。ほんのひと手間で、どこにでもある物が自分だけの物になる。使う時間も楽しみに変わります。
例えば、頂き物のタオル。頂いた先の会社名が入っていると、「ごめんなさいね」とつぶやきながら、ブルーやグリーンなどに染めて雑巾にします。
着なくなったブラウスやスカートなどの古布を、1cm幅に切ってリボンのようにしてボール状にまとめ、 ひんやりと冷たいはさみの持ち手にくるくると巻けば、愛らしいオリジナルはさみに早変わり!
布玉はコロンと転がっているだけでもかわいらしくて絵になります。「次はこの布で何ができるかしら。編んで鍋つかみにしようかな」。想像する時間もまた、楽しくて仕方ありません。
今月のお茶うけ:クレソンのおひたし

ピリッとした辛みがおいしいクレソン。長野市の近辺では、戸隠など山からの清流に恵まれた地域で生産されていて、ときどき知り合いから採れたてをいただきます。
肉料理の添え物という印象が強いですが抗酸化作用のあるカロテンやビタミンE、骨粗鬆症に効果的なカルシウムなど私たち世代にうれしい栄養がいっぱいです。ちょっとした添え物ではもったいない。
サッと熱湯にくぐらせておひたしにすれば、生よりたっぷりいただけます。味付けはだし醤油で、さっぱりとシンプルに。
■執筆者プロフィール
横山タカ子さん

よこやま・たかこ 1948(昭和23)年、長野県大町市生まれ。長野の郷土食の知恵を生かした家庭料理や保存食を提案。NHK「きょうの料理」などテレビ・ラジオで活躍。年に300日は着物で暮らし、古きよき生活の知恵を取り入れたライフスタイルも人気を集めている。著書に『四季に寄り添い 暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社刊)など。
撮影=小林キユウ 構成=小林美香(ハルメク編集部)
※この記事は雑誌「ハルメク」2019年6月号に掲載したものを再編集しています。
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