横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・2

春を感じる鉢植え飾り!生命力満ちる野山を見本に

公開日:2021.01.29

更新日:2021.03.10

料理研究家・横山タカ子さんの季節のしつらいをお届けする連載企画。今回のテーマは「春を感じる鉢植え飾り」です。筍の周りに添えた、庭の蓬や筑紫すみれ、岩唐草(いわからくさ)。一年で最も生命力に満ちる春の野山を表現しています。

横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・2
横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・2

野山の芽吹きを一鉢に取り込んで

我が家の庭が一年の間で最も輝く季節がやってきました。枯葉の間からグーッと芽を出し、次々と花を咲かせる原種のチューリップやクレマチス、二輪草(にりんそう)は毎年おなじみの顔。

今年は植えた覚えのない、かわいい白山吹が初お目見え。きっと、庭に来てはリンゴをついばんでいく鳥が、種を運んできたのでしょう。

野山や畑も、芽吹きのパワーに満ちています。生来の面白がりな私は、...

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横山タカ子

1948(昭和23)年長野県大町市生まれ。長野の郷土食の知恵を生かした家庭料理や保存食を提案。NHK「きょうの料理」などテレビ・ラジオで活躍。年に300日は着物で暮らし、古きよき生活の知恵を取り入れたライフスタイルも人気を集めている。著書に『四季に寄り添い 暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社刊)など。

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