お正月の祝いのお膳には、慶びを和紙で添えて
2020.11.192021年06月25日
横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・17
9月:初秋の頃は、果実酒を楽しんで
料理研究家・横山タカ子さんの季節のしつらいをお届けする連載企画。今回のテーマは「果実酒」。暑さが続いていても、お盆が過ぎると、もう秋の気配。横山タカ子さんは、夏から秋の恵みの果物を食べ切れないほどいただいたら、果実酒にして楽しみます。
熟した果実で、ほんのりした甘みの“大人の味”に
ラズベリー、ブルーベリー、あけび……。太陽の恵みをいっぱいに受けた果物は、生でいただくのが一番おいしいですね。でも、たくさんいただいたり収穫したりして食べ切れないときには、果実酒にして楽しんでいます。
作り方は簡単、本格焼酎に漬けるだけ! ホワイトリカーではなく、アルコール度数35%の本格焼酎を使い、最低3か月おいておきます。
熟した果実の甘みがあるので、砂糖を入れなくても大丈夫。果実酒は甘いものというイメージがあるかもしれませんが、...