横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・12

家の中で桜を愛でる!本格的な「おうち花見」のススメ

公開日:2020.12.26

この連載では、四季折々の小さな変化を楽しみ味わう、季節のしつらいをお届けします。今回のテーマは「おうち花見」です。庭の桜の木の剪定枝を部屋に飾り、暖かな部屋の中で少しずつ花開く様を楽しみます。

本格的!おうち花見のアイデア
横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・12

家族や仲間とおうちでお花見を楽しむアイデア

桜の開花予報がちらほらと聞こえてくる季節となりました。こんなに開花を心待ちにされる花は、他にはないのではないでしょうか。冬の長い信州ではなおのこと、あのピンク色の花が待ち遠しくてなりません。

私も開花が近くなると、胸躍らせながら桜を暮らしの中へ取り入れます。料理に桜の塩漬けを足したり、桜の小物で客人をもてなしたり。

小物の中でも桜柄の手ぬぐいは、壁に飾るとタペストリーになりますし、たたんで周囲を手縫いすれば、懐紙の代わりやティーマット、お手拭きなどいろいろな使い方ができて重宝します。

咲き誇る桜並木を歩くのも感動的ですが、桜の枝を部屋に生けて、家族や気の知れた仲間と開くささやかなお花見会も、風情があって、またいいもの。小さな桜のお茶セットで、今年もまた、桜を愛でられる幸せを味わいます。

今回はそんな「おうち花見」におすすめのおやつのレシピをご紹介します!...

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ハルメク365とは?

横山タカ子

1948(昭和23)年長野県大町市生まれ。長野の郷土食の知恵を生かした家庭料理や保存食を提案。NHK「きょうの料理」などテレビ・ラジオで活躍。年に300日は着物で暮らし、古きよき生活の知恵を取り入れたライフスタイルも人気を集めている。著書に『四季に寄り添い 暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社刊)など。

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