横山タカ子の「信州・四季の手遊び」・13
食卓にも新緑の香りを!初夏に香る「柏葉のおこわ」
食卓にも新緑の香りを!初夏に香る「柏葉のおこわ」
公開日:2021年03月31日
甘く炊き上がったもち米にほんのり香る柏葉を添えて
5月といえば、木々が生き生きと輝く頃。庭や街に新緑のさわやかな香りが広がる季節です。
「食卓にもさわやかな香りを」と、柏葉のおこわを炊いてみました。柏の葉を器のようにして、ひと晩水に浸したもち米に、和三盆糖でほんのり甘く煮ておいた花豆をのせ、15分ほどふかせば出来上がり。
せいろのふたをとると、 ふわぁっと柏葉のいい香りが立ち上がってきます。
我が家では庭の朴葉(ほおば)や柿の葉もしばしば料理の器にしています。香りも、見た目にも季節を感じる「葉の器」。これからの季節、ぜひお試しあれ。
今月のお茶うけ:野菜の味噌漬け

漬物は、信州の食卓には欠かせません。「漬物」と聞くと、手間がかかるものと思う方がいるそうですが、そんなことはありません。味噌漬けは、好みの野菜を味噌にただ漬け込むだけ。ひと晩置けば食べられます。
写真の味噌漬けは、漬けて3か月のミョウガと大根。しょっぱくなったら細かく刻んで豆腐などとあえて。調味料代わりとしても活躍しますよ。
執筆者プロフィール:横山タカ子さん

よこやま・たかこ 1948(昭和23)年、長野県大町市生まれ。長野の郷土食の知恵を生かした家庭料理や保存食を提案。NHK「きょうの料理」などテレビ・ラジオで活躍。年に300日は着物で暮らし、古きよき生活の知恵を取り入れたライフスタイルも人気を集めている。著書に『四季に寄り添い 暮らしかさねて』(信濃毎日新聞社刊)など。
撮影=小林キユウ 構成=小林美香(ハルメク編集部)
※この記事は雑誌「ハルメク」2019年5月号に掲載したものを再編集しています。
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