絶品!簡単「丼ご飯」100文字レシピ#01
【100文字レシピ】川津幸子の丼ごはん!お肉とあんかけで食べ応えが叶う4選
【100文字レシピ】川津幸子の丼ごはん!お肉とあんかけで食べ応えが叶う4選
公開日:2025年11月09日
教えてくれた人:川津幸子さん
かわつ・ゆきこ。1955(昭和30)年、福岡県生まれ。料理編集者を経て料理研究家に。手軽でおいしい、飽きのこないレシピは人気が高く、『大人のひとりごはん100文字レシピ』(主婦の友社)が好評発売中!
忙しい人の味方「丼レシピ」!もっと楽しくおいしく!
手軽に作れて洗い物も少なく、生活の味方になってくれる丼料理。しかし「いつも同じものでマンネリ気味」「手抜きっぽく感じる」という人もいるかもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、料理研究家・川津幸子さんに教えてもらった今回のレシピです。
100文字以内のレシピは材料や手順が少ないシンプルなものですが、「おいしさの秘訣は食材の生かし方にあります。例えば『ホタテのあんかけ丼』は、ショウガがホタテの生臭さを抑え、上品に仕上がります。飽きずに食べられますよ」(川津さん)。ぜひ今日からお試しください!
(以下、全レシピ、材料、作り方はすべて2人分)
薬味が爽やかオトナ味!牛しそバター丼

フライパンにサラダ油少々を熱して牛薄切り肉150gをさっと焼き、酒・砂糖各大さじ1/2、しょうゆ大さじ1と1/2を強火にして回しかけたら、バター大さじ1、せん切りの青じそ5枚を混ぜて、汁ごとご飯にかける。
ここがポイント
お肉は硬くならないように、焼き色が少し付くくらいさっと焼けばOK。豚ロースの薄切り肉にしてもおいしいですよ。
ふわふわ卵と半熟明太子が好相性!明太卵丼

鍋にだし汁1/2カップ、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ1を煮立て、溶き卵3個を流し入れる。7割程度火が通ったら、ぶつ切りの明太子50gを散らして火を止め、ふたをして蒸らす。ざく切りのミツバとご飯にかける。
ここがポイント
卵をふわふわに仕上げたい場合は2回に分けること。最初は煮汁の中心に半量入れ、半熟になってきたら残りを外側に回しかけましょう。蒸らし時間はお好みで(写真は3分)
とろみのある「あんかけ」で食べ応えたっぷり
とろりとしたあんがご飯によくからみ、ボリュームもアップ! 今回紹介するレシピでは、それぞれあんにショウガ汁や梅を加え、爽やかさをプラス。最後までおいしくいただけること請け合いです。
さっとできて色合い爽やか!ホタテあんかけ丼

サラダ油小さじ1で斜め薄切りのアスパラガス3本を炒め、だし汁3/4カップ、酒・みりん・しょうゆ各小さじ1、ホタテ貝柱缶詰小1缶を入れて3分煮る。水溶き片栗粉でとろみをつけ、ショウガ汁を落とす。ご飯にかける。
ここがポイント
ショウガのしぼり汁を加えることでホタテの生臭さを抑え、さっぱりと上品に仕上がります。水溶き片栗粉の量はお好みで。
上品な味わい!鶏むね肉と舞茸の梅あんかけ丼

鶏むね肉150gは一口大に切って片栗粉をまぶす。だし汁3/4カップ、しょうゆ・みりん・酢各大さじ1、砂糖小さじ1、梅肉20gを煮立て、鶏肉とほぐした舞茸1パックを入れて煮、水溶き片栗粉でとろみをつける。ご飯にかける。
※梅干しは塩分7%を使用
ここがポイント
ぱさつきやすい鶏むね肉は片栗粉をまぶしてとろみをつけましょう。煮るときはちょうど火が通ったくらいにし、加熱し過ぎないように。水溶き片栗粉の量はお好みで。
取材・文=大矢詠美(ハルメク編集部)、撮影=小林キユウ、スタイリング=宮澤由香
※この記事は、雑誌「ハルメク」2025年4月号を再編集しています。





