今すぐできる「お金・手続き・物」の終活#4
読者が挑戦!終活片付け|服を前向きに手放せる方法も
読者が挑戦!終活片付け|服を前向きに手放せる方法も
更新日:2024年03月02日
公開日:2023年08月19日
家族にも迷惑をかけない!「物」を片付けてスッキリ

前回は、自分の心が晴れる上に家族に迷惑をかけない「終活片付け」を、2週間をメドに終わらせる方法についてお伝えしました。今回は、雑誌「ハルメク」の読者に実践してもらいます!
手順1:片付けを取り組む場所を決める
「家族や友人にもらったバッグや服が増えていました。手放すのは申し訳なくて」と話す、今回の片付けプログラムに挑戦してくれた読者の加藤六津美(かとう・むつみ)さん。今回はそれらがしまわれているクローゼットを片付けます。
手順2:すべての物を4つに分類!

まずは箱を4つ並べ、バッグや衣類など、クローゼットの物を小野さんと「日用品」「ゆずる」「処分」「一生残す」の4つに選別。

上のバッグは「一生残す」箱に。50歳で始めたタイマッサージの仕事着をリメイクした物で「見ると、一生懸命だった気持ちを思い出し、励まされます」と加藤さん。
「仕分け方がわからなかったのも、処分できない理由でした。4つに分けるのは、頭が整理できていいですね」と加藤さんは話します。
くれた人への情や思い出ですぐに捨てられない物は、ゆずるボックスに。「手放すのはつらいので、写真に撮って、感謝の気持ちとともに“思い出”として残しましょう」と小野さん。

「母が作ってくれたきものは、捨てずに大切に着ます」と加藤さん。
手順2:すべての物を4つに分類!

加藤さんが決めた写真整理のルールは、1イベントにつき1枚残すこと。「昔撮影したフィルムの写真は、似た物を多く残しがち。厳選して減らしましょう」(小野さん)
手順3:大切な写真は選ぶ基準を持つ

「残す物に込められているのは、母や家族、友人への“私の”思い入れ。それは家族には関係ないこと。気にせず処分してほしい」と、最後に希望にメモを書きました。
「先日知人が急逝し、終活片付けの必要性を感じていました。今回『日用品』『ゆずる』『処分』『一生残す』に分類し、気持ちもクローゼットもスッキリ。他の場所も片付けたいです」とプログラムを終えた加藤さんは話します。
手順4:書き残して、悔いなし!

思い入れのある服や、大切な人が残した服。手放したくても、心の整理がつかずに手放せない方も多いのでは?「ハルメク 古着でワクチン」を使えば、もう着ない服を社会に役立てながら手放せます。
「ハルメク 古着でワクチン」は、衣類等を送るための回収キットを購入すると、開発途上国の子ども20人にワクチンを届けられる商品です。回収キットは、国内の福祉作業所で作られ、障がいのある方の自立支援や仕事につながっています。
また手放した衣類等は、カンボジアを中心に世界中で再利用されています。古着でワクチンは、不要な衣類等を「ただ捨てる」のでなく、前向きに手放せる仕組みなのです。
無理なくできる「SGDs(持続可能な開発目標)」に参加してみませんか?
思い入れのある服を前向きに手放す方法
手順1:「ハルメク古着でワクチン」を購入する

回収キットがご自宅に届きます。
>>>ご購入はこちらから
手順2:専用回収袋に衣類等を詰める

袋が重くなるので、玄関で詰めるとラクです。回収キットが届いてから3か月以内に送ってください。
手順3:着払いで送る
詰め終わったら、佐川急便(他社不可)に電話をして集荷依頼。専用着払い伝票を使用して配達員にお渡しください。
【回収できるもの】
衣類全般、バッグ、靴、服飾雑貨、きもの
【回収できないもの】
下着、靴下類、シミ・汚れ・破損の激しい衣類、寝具類、ハンガーなど
使ってみました「古着でワクチン」
コロナでおしゃれして出掛ける機会が減ったので、服を整理しようと思って「ハルメク 古着でワクチン」を活用しました。
「まだ着られる」「いい物だから」などと思ってこれまで手放せなかった服を思い切って処分。何十年分の服、浴衣やバッグ、夫の背広も詰めたら1袋いっぱいに。片付けたら好きな服だけ残ったので、しまい込まず普段から着ることにしました。
社会に役立てながら気持ちよく手放せ、さらに暮らしも気分も一新できました。
阿曽洋子(あそ・ようこ)さん(78歳/取材当時、東京都)
ハルメク式終活片付けプログラムの片付け編は今回で終了です。次回は、お金編。挫折しないお金の片付け方を簡単4ステップで解説します。
「古着でワクチン」前向きに手放す3ステップ!
1962(昭和37)年、東京都生まれ。思い出編集室エグゼクティブプロデューサー。銀行、出版社勤務を経て、思い出フォトブックなどの制作を手掛ける株式会社小瑠璃舎を起業。著書に「50代から味わえる!最高のご褒美『人生で一番素敵な片づけ』」(三笠書房刊)がある。
取材・文=野田有香、井口桂介(ともにハルメク編集部) 撮影=元木みゆき イラストレーション=山村真代
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年9月号を再編集し、掲載しています。
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