公開日:2020/09/12
更新日:2022/04/13
「予て」「予予」「予め」……何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は「予」という漢字に注目します。予定の予、予習の予、予言の予など、「よ」と読むことが多い漢字ですが、他にも意外な読み方が!
最初にご紹介するのはこちら。
「予て」
「前もって」「前々からずっと」という意味で使われる言葉で、「予てより心に決めていた」といった使い方をします。
正解は……
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「かねて」
ちなみに「予言」は「よげん」と読むのが一般的かと思いますが、「かね」を使い「かねごと」とも読む場合もあります。
続いてはこちら。
「予予」
「予て」は「かねて」と読むことがわかったところで、想像できる人もいるかもしれません。「予て」と同様、「前もって」「前々から」という意味になります。
正解はこちら!
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「かねがね」
同じ意味で、「兼ね兼ね」とも書く場合もあります。
最後はこちら。
「予め」
『広辞苑』では
結果を見越して、その事がおこる前から。まえもって。かねて。
となっていて、前出の2つとほぼ同じ意味になります。
「予めご了承ください」という使用例でピンときた人もいるかもしれません。
正解はこちら。
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「あらかじめ」
一字では「よ」と読む「予」ですが、「おのれ」「自分」という意味もあります。「余」と同様に、昔から男子が使っていた一人称で、改まった言い方として使われます。「予は満足じゃ」といった使用例になりますよ。
文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)
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