読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】予て、予め、予予…これ全て読める?

公開日:2020.09.12

更新日:2023.09.07

「予て」「予予」「予め」……何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は「予」という漢字に注目します。予定の予、予習の予、予言の予など、「よ」と読むことが多い漢字ですが、他にも意外な読み方が!

予て
読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【予て】「予てより心に決めていた」

最初にご紹介するのはこちら。

「予て」

予て

「前もって」「前々からずっと」という意味で使われる言葉で、「予てより心に決めていた」といった使い方をします。

正解は……

「かねて」

かねて

ちなみに「予言」は「よげん」と読むのが一般的かと思いますが、「かね」を使い「かねごと」とも読む場合もあります。

 

【予予】「予予お噂を聞いていました」

続いてはこちら。

「予予」

予予

「予て」は「かねて」と読むことがわかったところで、想像できる人もいるかもしれません。「予て」と同様、「前もって」「前々から」という意味になります。

正解はこちら!

「かねがね」

かねがね

同じ意味で、「兼ね兼ね」とも書く場合もあります。

 

【予め】「予めご了承ください」

最後はこちら。

「予め」

予め

『広辞苑』では

結果を見越して、その事がおこる前から。まえもって。かねて。

となっていて、前出の2つとほぼ同じ意味になります。

「予めご了承ください」という使用例でピンときた人もいるかもしれません。

正解はこちら。

あらかじめ

「あらかじめ」


一字では「よ」と読む「予」ですが、「おのれ」「自分」という意味もあります。「余」と同様に、昔から男子が使っていた一人称で、改まった言い方として使われます。「予は満足じゃ」といった使用例になりますよ。


文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)


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