読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】「強か」の読み方は「つよか」じゃない!

公開日:2020.02.15

更新日:2021.01.03

「強か」は何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は「強」という漢字に注目! 「つよい」のほかにも意外な読み方があるんです。

【強か】 こんな人、あなたの周りにいませんか

「強」という漢字は、「力が優れている」「勢いがある」などいわゆる「強い」という意味で使われることが多いのですが、「つよい」以外にも複数の読み方があることをご存じでしょうか。

まずはこちら「強か」。

強か

「てごわい」「非常に強い」といった意味で使われるこちらの言葉。

正解は… 

↓ 

↓ 

↓ 

↓ 

↓ 

したたか!

強か(したたか) 

一筋縄ではいかない人のことを「強かな人」などと言ったりしますね。同じ意味で「健か」とも書きます。

【強ち】文章中で意外によく使う言葉です

こちら「強ち」は、「したたか」とはまったく別の読み方になります。

強ち

「必ずしも〇〇とは限らない」といった意味でよく使われる言葉です。そのほかにも「ひたむきで一途な様子」や、「強引」といった意味もあるようです。

正解は…

「あながち」です!

強ち(あながち)

「強ち悪いとは言えない」といった使い方をしますね。

【強い】「つよい」の他の読み方は?

続いてはこちら「強い」。 

強い

もちろん「つよい」と読んで正解なのですが、他にも読み方があります。

「ごわごわしている・かたい」「けわしい」という意味で使われる、ということがヒントなのですが……、わかりますか?「強い毛」「強い飯」といった使用例です。

正解は…

こわい。

強い(こわい) 

怖い顔という意味の「こわもて」は「強面」と書きます(「こわおもて」の音変化)。

ちなみに、「相手の意志を無視して、自分の意のままに物事を押し付ける。強制する」という意味で使われる「強いる」は、「しいる」と読みますね。
 
「強」の対義語、「弱」はというと……、こちらは「弱い」=「よわい」以外に特別に読み方はなさそうなので、ご安心を。

 

文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB) 


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