発がんリスクの「毒」をためない!
「大腸がん・胃がん」予防に効く生活習慣6
「大腸がん・胃がん」予防に効く生活習慣6
公開日:2023年02月08日
ポイントは「毒」を体にためないこと

消化器がんの予防は「毒をためない」ことが重要。毎日の食事や飲酒の習慣がカギになります。
大腸がんや胃がんの予防は、食事や運動など毎日の生活習慣から。一部の食べ物や飲酒、喫煙などは体内で有害物質を発生させます。そういった“毒”をためないことも大事です。
【予防習慣1】積極的にとるべき2食材とは?

〈大腸がん・胃がん予防に〉
野菜や果物、食物繊維などの不足は、がんのリスクを上げますから、毎日積極的にとるようにしましょう。便秘の改善にも役立ちます。また、緑茶をよく飲むと胃がんのリスクが下がるとの報告も。
【予防習慣2】食べるなら肉、魚どっち?

〈大腸がん予防に〉
大腸がん増加の原因の一つが、食生活の欧米化。中でも肉のとり過ぎは、発症リスクを上げます。魚なども積極的にとって、肉食に偏らないよう気を付けましょう。肥満予防にもつながります。
【予防習慣3】タラコなどご飯のお供は……

〈胃がん予防に〉
タラコなどの塩蔵品を多くとると、体内で発がん物質が生じることに。「そのような“毒”に胃粘膜がさらされ続けると、がんが発生しやすくなります」と片井さん(立川病院院長)。毎日摂取する塩分全体を減らすことも重要です。
【予防習慣4】寝酒やストレス発散の「飲酒」はOK?

〈大腸がん予防に〉
アルコールをとると体内で発がん物質が発生するとの指摘が。実際、飲み過ぎは大腸がんだけでなく、肝臓がんや食道がんなどのリスクも上げます。飲み過ぎは禁物です。
【予防習慣5】ウォーキングをするなら……

〈大腸がん・胃がん予防に〉
身体活動量が多い人ほど、がんになるリスクが低いと報告されています。長引くコロナ禍で運動不足になっていませんか? ウォーキングや体操などで、意識して体を動かすようにしましょう。
【予防習慣6】吸わない人でも油断大敵

〈大腸がん・胃がん予防に〉
たばこには多くの発がん物質が含まれ、大腸がんと胃がんだけでなく、肝臓がんや食道がん、膵臓がんなど消化器がん全体の発症リスクを上げます。受動喫煙にも注意を。
あわせて、大腸がん・胃がんのセルフチェックと大腸がん・胃がんの検査&最新治療法の解説も参考にしてください。
教えてくれた医師のプロフィール

がん研有明病院 消化器センター長・大腸外科部長
福長洋介(ふくなが・ようすけ)さん
1987年、大阪市立大学医学部卒業。同大学第二外科、マンチェスター大学ホープ病院リサーチフェロー、大阪市立十三市民病院などを経て、2010年にがん研有明病院・消化器センターに異動。2018年から現職。大腸がんの手術、特に腹腔鏡手術を数多く手掛ける。著書は『よくわかるがん治療 大腸がん』(主婦の友社刊)など。

立川病院院長
片井均(かたい・ひとし)さん
1982年、慶應義塾大学医学部卒業。米国テネシー大学メンフィス校研究員、国立がん研究センター中央病院胃外科長、副院長などを経て、2021年から現職。専門は消化器外科、特に胃がんの診断・治療。著書は『国立がん研究センターの胃がんの本』(監修/小学館刊)など。
取材・文=佐田節子 イラストレーション=藤原なおこ
※この記事は雑誌「ハルメク」2021年10月号を再編集し、掲載しています。
大腸がん・胃がんについて詳しく知ろう
特集:40代・50代は要注意!「大腸がん・胃がん」
- 「大腸がん・胃がん」は早く見つけて必ず治す!
- 「大腸がん・胃がん」の検査と最新治療法
- 「大腸がん・胃がん」発がんリスクを下げる予防習慣←今ココ!
■もっと知りたい■
特集:がんとともに生きる
- 「33年、5度のがん闘病で得た気付き」加藤玲子さん
- 「心を前に動かすために」腫瘍精神科医・清水研さん
- FPが解説!治療費・保険……「がんのお金の備え方」
- 治療費が高額になったときに知っておきたい6つのこと
- がん経験ありのFPが本音で回答!保険と治療Q&A
特集:もし明日、がんと診断されたら





