早めの脳トレで健康寿命を延ばそう!

【100均】ダイソー!脳トレグッズ4選で認知症予防

公開日:2022.01.31

更新日:2022.04.05

人生100年時代となり、長く生きることが当たり前になってきています。ただし健康で長生きするためには認知症予防も重要!今回は100円ショップ(100均)で購入できる「脳トレアイテム」を紹介していきます。

認知症とは?脳トレで予防ができる!?

認知症は「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」のことをいいます(厚生労働省HPより)。代表的な症状としては、記憶障害、判断力の障害、言語障害、問題解決能力の低下などが挙げられます。

認知症は決して他人事ではなくなってきているので、原因を探りたいと思いますよね。でも、直接的な原因はまだ詳しくはわかっていません。ただ、記憶や学習を司る脳の神経細胞、それを助ける神経膠(こう)細胞、そして脳に栄養を送る脳動脈が衰えることで発症すると考えられています。

参考:ハルメクweb「50代からの認知症予防!ボケ防止のためにできること

最近では軽度の知的認知機能低下が見られたら、早めに対策することで予防ができるようになってきています。できるだけ早く対応するためには、50代頃から意識して予防を始めるのがよいみたい。認知症防止には生活習慣と食事内容の2つから取り組むやり方がありますが、今回は生活習慣の一つ、知的活動に注目をしてみたいと思います。実は100均のダイソーにも、知的活動ができるようなアイテムがたくさんあるのです!

【100均脳トレ1】想像以上に難しい「頭の体操 脳の活性化 トリプルムービングボール」

「頭の体操 脳の活性化 トリプルムービングボール」

見た目は赤ちゃんをあやすときに使うおもちゃのようですが、実際やってみるとかなりの難易度とわかります。ルールはシンプルで、ピンク色、黄色、青色のボールを3か所に分けていくだけ。そう聞くと簡単そうですが、実はそれほど甘いゲームではありませんでした。なかなか色分けができないのです(涙)。

例えばピンク色を1か所に集めようとして集中してしまうと、他の黄色と青色がバラバラに動いてしまいます。そのため1つの色に集中するのではなく、全体を見る必要が出てきます。トリプルムービングボールの角度や力の入れ具合によってもボールの動きが全く違ってくるので、思いのほか計算が必要なゲームです。

確かに「頭の体操 脳の活性化」になる

最初は簡単にできるだろうと思っていたのですが、「頭の体操 脳の活性化」というだけであって、しっかりと考えながら進めていくゲームです。

完成形

ちなみにこれが完成形です。時間はかかりましたが、決して完成できないゲームではありません!価格は110円(税込)です。

 

【100均脳トレ2】脳をフル活動させる「大人の塗り絵」

「大人の塗り絵」

脳を活性化させる方法の一つとして「塗り絵」が話題になっています。100均ダイソーにも「大人の塗り絵」のシリーズがあり、その中に「塗り絵で脳を活性化」という話があります。

塗り絵には脳を活性化する効果が期待できる

それによると、塗り絵を楽しむことによって大脳をフル活用することができるとのこと。脳は大脳、小脳、脳幹の3つに分けられていて、大脳は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の4つに分けられます。

前頭葉は、塗り絵がどのように塗るのか、色や濃淡などのプランを練って実際に指令を出していきます。頭頂葉は何が描かれているのかを把握し、側頭葉には過去の経験から色を考えるなど、記憶をたどる役割があります。そして後頭葉は、塗り絵を見てどういう絵なのかを認知していきます。これらを総動員できるのが塗り絵のメリットなのです。

塗り絵の認知症予防に関しては、科学的に証明されているそう。臨床美術療法という形で、日本認知症予防学会のエビデンス創出委員会からも認定が出ています。認知症予防教室では週1回2時間の教室で効果を確認していますが、自宅では毎日10分くらい行うのがよいそう。
 
参考:ハルメクweb「塗り絵も効果あり!認知症予防におすすめの生活習慣

まずは真似をしてみては?

今回紹介するのは、はがきタイプの「大人の塗り絵」です。参考になる色合いが描かれているので、まずはそれを真似することから始めてみてはいかがでしょう?それと同じように塗っていくのも良いでしょうけれど、自分のオリジナルの色をつけるなど工夫できるのも特徴の一つ。また1日で終わらせることを考えずに、例えば夕食の後20分塗り絵をするなど、少しずつ進めていくのも良いかもしれませんね。

ダイソーの「大人の塗り絵」は1冊110円(税込)で販売されています。いろいろなシリーズがあるので、自分の塗りたい絵柄を選ぶことができそうですよ。

また塗り絵に関してはスマホのアプリもたくさんあります。無料で始めることができるアプリが多いので、まずは試したいというときにおすすめ!アプリによっては塗り絵を進める中で課金をするタイプもあるので、よく検討してから使ってきたいですね。

 

【100均脳トレ3】脳を鍛える「ナンプレ」

「ナンプレ」

脳を鍛えるパズルの一種で、簡単にいえばマス目に数字を入れていくものです。ただし以下のようなルールがあります。

  • タテの各9列に1〜9の数字が入る
  • ヨコの各9列に1〜9の数字が入る
  • 3×3の各9ブロックに1〜9の数字が入る
ルールに従って数字を入れていく

解き方のコツも解説されているので、それを見ながら解いていくのも良いでしょう。慣れないうちは解くまでに時間がかかりますが、コツをつかめば解くスピードもアップ!

ダイソーのナンプレは1冊に100問掲載されていて、解答も付ついています。ナンプレはレベル別に初級編(ナンプレ1、ナンプレ2)と中級編(ナンプレ3、ナンプレ4、ナンプレ5)があります。価格は1冊110円(税込)です。
 

【100均脳トレ・番外編】イボイボが気持ちいい「リフレッシュボール」

「リフレッシュボール」

パズルや塗り絵をした後は、少し疲れを感じるかもしれません。そんなときに使いたいのが、リフレッシュボール。

イボイボがたくさんついている

イボイボがたくさんついているので、握り締めたり足裏で踏むことで刺激を与えることができます。また頭皮に軽く押し付けながら転がすと、とても気持ちが良いです。気分転換やリフレッシュのときに使いたいですね。

素材は塩化ビニル樹脂。ビニールのボールのような柔らかさはなくて、握り締めても形が変わらない硬さです。こちらも100均ダイソーで110円(税込)です。

認知症は決して他人事ではないので、年齢に関係なく脳トレで予防していきたいですよね。100円ショップでも脳トレのアイテムが販売されているので、試してみてはいかがでしょうか。お店によっては取り扱いがなかったり、品切れになっているかもしれません。もし見つからない場合には店員さんに聞いてみてくださいね。
 

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川崎さちえ

フリマアプリの専門家、そしてお得情報大好きライターとして記事を執筆。日常生活の中で無理なくできる節約術や快適生活術をお伝えしています。生活情報サイトAll Aboutのフリマアプリガイド。

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