50代からの簡単ヒップアップエクササイズ 初級編
2024.02.212024年03月12日
骨盤底筋ケア「ピフィラティス」から厳選
50代からの簡単ヒップアップエクササイズ 中級編
ピフィラティス講師の香月葉子さんが教える、ヒップアップと骨盤底筋ケアのためのエクササイズ。10種類あるピフィラティスから、50代以降も取り組みやすいものを2つ厳選していただきました。今回は、お尻への負荷を少しだけ上げた中級編に挑戦!
ピフィラティス講師・香月葉子(こうづき・ようこ)さんのプロフィール
1969年生まれ。2004年よりピラティス指導を始め、2012年神奈川県川崎市にて「もとすみピラティス」を開講。自身もピラティスを学ぶ中で骨盤底筋の重要性を実感し、2013年には骨盤底筋エクササイズ“pfilAtes™”(ピフィラティス)指導資格を取得。テレビや雑誌でのエクササイズ紹介も多数。
エクササイズ3「スクワット」
前回は初級編として3つの動きをご紹介しました。今回は、少し強度を上げた2つのエクササイズをご紹介します。
つま先とひざを外に向けて股を大きく広げて行うことで、お尻や前ももの筋肉がより効果的に鍛えられます。尿漏れが気になる方は、つま先とひざを正面に向け、股の開きを腰幅くらいにとどめる方がおすすめです。
1.つま先とひざを外に向け、足を肩幅くらいに広げて立ちます。無理なく開ける範囲でOKです。
2.息を吸いながら、ゆっくりと腰を落とします。
このとき、ひざとつま先が同じ向きにあるのが大事。ひざがつま先と違う向きになってしまうと、ひざへ負荷がかかってしまいます。
3.息を吐きながら、ゆっくりと腰を上げて元のポジションに戻します。
お尻に力を入れて、キュッと引き締めるように戻しましょう。
4.1~3の動きをあと2回繰り返します。
5.最後に、腰を落とした状態で3秒キープします。
6.1~3の動きをすばやく3回繰り返します。その際、息を「はっ、はっ、はっ」と短く吐きながらリズミカルに腰を上下に動かします。
エクササイズ4「サイド・レイイング・ベント・ニー・リフト」
お尻の筋肉にしっかりとアプローチできるのがこちら。左右の脚をそれぞれ行うことで、体の左右差を整えることにも効果があります。
1.ひざをそろえ、曲げた状態で横向きに寝ます。
腕枕をすることで体の軸をまっすぐに整えます。反対の手は床につけて、体の軸がブレないように支えてあげましょう。
2.息を吐きながらゆっくりと脚を上げます。骨盤が後ろに倒れないように注意しましょう。
3.息を吸いながらゆっくりと脚を閉じます。
4.1~3の動きをあと2回繰り返します。
5.息を吐きながら再び脚を上げ3秒キープします。その際、お尻にしっかりと力を入れましょう。
6.半分くらい脚を下げ、息を「はっ、はっ、はっ」と短く吐きながらリズミカルに、脚を「上げる」「下げる」を3回繰り返します。
7.1のポジションに戻り、反対の脚で1~6を同様に繰り返します。
初級編で紹介した2つのエクササイズより、お尻に「効く~!」と感じられるほどよい負荷がかけられます。
ヒップアップを叶えて、素敵な後ろ姿を目指しましょう!
※痛みがある方や治療中の方は、事前に医師と相談のうえ無理なく行ってください。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
文=日和佐希志乃(ハルメク インナー編集部)、撮影=大嶋千尋
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ヒップアップできるショーツでもサポートがきつ過ぎると血行を妨げることもあります。健康面でも気を配りたい50代以降の方には、締めつけ過ぎず自然な丸みを作ってくれるようなほどよいサポート力のものがよいでしょう。
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