- ハルメク365トップ
- 美と健康
- 健康
- 毎日コツコツ!「きくち体操」でぽっこりお腹対策
雑誌「ハルメク」で人気の「きくち体操」がWEB版になって登場!今回は「座ったままで腹筋に力をつける運動」の前編。「座っている時の方が足や、お腹、お尻に意識を向けやすいですよ」と、きくち体操の創設者・菊池和子さん。座ったままできる動きです。
菊池和子(きくち・かずこ)さんのプロフィール
1934(昭和9)年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。神奈川・東京に直営教室を持つ。『毎日のきくち体操』DVD、『「意識」と「動き」で若く、美しく!きくち体操』、『立ち方を変えるだけで「老いない体」DVD付き』(ともにハルメク刊)など著書多数。
きくち体操とは?
きくち体操は、形、回数を目標にして動かすのではなく、脳で自分の体を感じ取って動かします。「体は、あなたの命そのもの。今日から一緒に動かしましょう」(菊池和子さん)
毎日できるところから「続けること」が何より大事
今回のテーマは「腹筋」です。全3回で紹介する「体をねじる動き」「上半身を反らせる動き」「全身を支えて膝を上げる動き」「開脚する動き」の4つの動きをハルメクスタッフと一緒にやってみました。
そうしたら、「全身を支えて膝を上げる動き」と「開脚する動き」でギブアップ!特に3つ目の「全身を支えて膝を上げる動き」は、なかなか両膝を上げられないの(笑)。でも最初はそれでもいいんです。だって、上手にできることが目的ではないのですから。
両方上げられないなら、片方ずつやってみればいい。そういうことを繰り返していくと、筋肉も脳もわかってくるんです。
足を踏ん張ることだって、「小指に意識を向けて」と言われても、はじめは「どれが小指?中指も薬指も小指も区別がつかない!」という感じだと思います。それなら毎日手で、足の小指を触ったり、指の間を広げたりして、小指の感覚を取り戻す。「小指、小指……」と意識する。そうすれば、だんだんと脳が小指とつながって、踏ん張りやすくなります。
筋肉を育てるってそういうことなんです。脳で体を意識できるように、自分で働きかけていくことなんです。
脳もフル回転させて体を動かす!
体を動かすとき、写真のようにきれいにやろうとか、10回やろうとか、10秒続けようとか、思うかもしれませんがそれを目的に動いても、体はよくならないんです。
手や腕、お腹、お尻、もも、足……生きていくために欠かせない大事な筋肉を生き返らせよう、弱らせないように力をつけよう、もっとよくしよう――それが動く目的です。そうでしょう?体をすみずみまで動かそうと思ったら、脳もフル回転します。使っていれば、体も脳も活性化していきます。
あなたが今日も明日も元気に生きるために、毎日続けてください。
全身を使って座る
まずは「きちんと座る」とはどういうことか、実際に座ってみてください。そこからスタートです。
いすの背もたれを使わず、浅めに腰をかけます。両膝を寄せ、足の裏・足の指で踏ん張り、お腹を引きます。すると骨盤が起きて、背すじが伸びます。肩甲骨を1mm下げることを忘れないように!
次回は、の姿勢の状態から始めます。座って腹筋中編「体をねじる動き」「上半身を反らせる動き」をお伝えします。
取材・文=岡島文乃、井口桂介(ともにハルメク編集部) ヘアメイク=小島けさき モデル=太田伸子 イラストレーション=浦恭子)
※この記事は雑誌ハルメク2021年12月号を再編集しています。
【オリジナル動画】自分の体は自分でよくする「きくち体操」
自分の体を自分でよくするために、毎日家でできる動きを「きくち体操」創始者の菊池和子さんが実演・指導します。毎月1本ずつ新しい動きを紹介しています。
>>「きくち体操」一覧はこちら
「きくち体操」は、雑誌「ハルメク」で毎月好評連載中!ハルメク365本会員(有料)なら、電子版でお読みいただけます。詳しくは、こちらをご確認ください。
雑誌「ハルメク」
女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら
-
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
家族・友だちと!雰囲気バツグンの熟成庫見学・高価な貴腐ワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
人生で1度は訪れたい場所
ミネラル豊富な美人の湯、最高のオーシャンビューなど、心もカラダも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所をcheck -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます!