菊池和子さんのWEBレッスン「階段がラクに!」
階段を下りるための足の指の力をつける「きくち体操」
階段を下りるための足の指の力をつける「きくち体操」
更新日:2023年08月27日
公開日:2022年10月29日
菊池和子(きくち・かずこ)さんのプロフィール

1934(昭和9)年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。神奈川・東京に直営教室を持つ。『毎日のきくち体操』DVD、『「意識」と「動き」で若く、美しく!きくち体操』、『立ち方を変えるだけで「老いない体」DVD付き』(ともにハルメク刊)など著書多数。
きくち体操とは?
きくち体操は、形、回数を目標にして動かすのではなく、脳で自分の体を感じ取って動かします。「体は、あなたの命そのもの。今日から一緒に動かしましょう」(菊池和子さん)
今回は、階段を上ったり下りたりする動きが、もっと楽で安全になるための運動です。まずは台と壁を使った2つの動きから。できる範囲で挑戦してみましょう!
※ケガや病気などで体を痛めている場合は、無理して動かさず医師の指示に従ってください
階段がラクになる動き1:足の指でしっかり立つ

踏ん張りのきく足の指を育てます
階段を下りるとき、何より大事なのは体を支える筋肉がしっかりしていること。お腹、お尻、ももはもちろんですが、重要なのは足の指です。全体重が片足にかかってきますから、指で踏ん張れないと、危険です。まず、足の指に力をつけましょう。
台に手をつき、台から1、2歩離れて立ちます。すべての足の指の付け根からぐっと踏ん張り、かかとを上げて立ちます。このとき、腰は突き出さないように。ももの付け根をきゅっと台に寄せるように意識すると、ももにも力が入りますし、より全部の指に力が入ります。
お腹は引き、お尻は寄せます。これはいつでも意識してくださいね!
脳で意識するポイント
- 両手の力で上半身を支えて起こす
- お腹を引く
- お尻を寄せる
- 左右のかかとをつける

左右の足の、親指から小指まで全部を使って踏ん張る
階段がラクになる動き2:壁を使って座る

上半身を支える、お腹、お尻、ももを使います
お腹やお尻、ももの筋肉が上半身の重さをしっかり支えられると、膝や足首への負担が少なくなります。
ももの筋肉が落ちている人は、この「空気いす」で、ももに力をつけましょう。
初めは腰の位置が高くてもかまいません。腹筋で、背骨を壁に押し付けるようにします。お尻も頭も壁から離さないようにしてくださいね!
足の指も使って踏ん張りましょう。慣れてきたら、腰の位置を少しずつ下げていきます。写真くらいがちょうどよい高さです。
初めての方はきつく感じると思いますが、それでも毎日少しずつからやっていきましょう。
脳で意識するポイント
- お腹を引く
- 両膝を寄せる
- 足の指でしっかり踏ん張る

次回は主に足の力をつける動きを2つ紹介します。合計4つの動きを毎日コツコツぜひ続けてみてください。
※ケガや病気などで体を痛めている場合は、無理して動かさず医師の指示に従ってください
取材・文=岡島文乃、井口桂介(ともにハルメク編集部) 撮影=中西裕人ヘアメイク=小島けさき モデル=太田伸子 イラストレーション=浦恭子




