- ハルメク365トップ
- 美と健康
- 健康
- 階段が怖い人に…「きくち体操」を続けてケガ知らずに
雑誌「ハルメク」で人気の「きくち体操」がWEB版になって登場!今回は、日常生活の動きを楽にするための体操について。体を痛めないためには毎日、意識しながら体を動かすことが重要、と創始者の菊池和子さん。菊池さん自身が実践する毎日続けるコツとは?
菊池和子(きくち・かずこ)さんのプロフィール
1934(昭和9)年生まれ。日本女子体育短期大学卒業。体育教師を経て「きくち体操」を創始し、以来50年以上、毎日の授業、ラジオ、テレビ、講演などを通して指導にあたる。神奈川・東京に直営教室を持つ。『毎日のきくち体操』DVD、『「意識」と「動き」で若く、美しく!きくち体操』、『立ち方を変えるだけで「老いない体」DVD付き』(ともにハルメク刊)など著書多数。
きくち体操とは?
きくち体操は、形、回数を目標にして動かすのではなく、脳で自分の体を感じ取って動かします。「体は、あなたの命そのもの。今日から一緒に動かしましょう」(菊池和子さん)
日々の積み重ねで体をよくする!
階段、怖いですよね。私も膝を痛めた経験がありますのでわかります。でも、少しでも下りられそうなら、階段を使った方がいい。怖くてやめてしまったら、脳も体も「階段を下りる」ことを忘れてしまいます。
下りるために必要な筋肉が落ちますし、この段差にはこのくらい脚を前に出す、といった脳の判断も弱っていきます。
私も痛めたときは、手すりにすがるように、一歩一歩確かめながら下りました。まわりの方にご迷惑をかけないようにして、踊り場でひと休みしながら。それでも、「なんとか、この体で下りられるようにするぞ!」という気持ちこそが大事でした。
病院に行きながらも、できるところを使ってみて、自分で動いて治すのが一番の近道でした。
今は、毎日、教室まで電車通勤。エスカレーターに乗っている若いお兄さんを横目で見ながら階段を上っています(笑)
「毎日続けるコツ」は毎日動くことだけ
「きくち体操を毎日続けるのにコツはありますか?」と聞かれたことがあります。
そんなのないです。地味に、地道に、毎日、動かす。だから誰にでもできるんです。私も痛めたり、筋肉を落としたりもしましたが、そのたびに、「足の指、がんばれ」「お腹、もっと引けるよ!」と体じゅうに意識を張り巡らせて、自分自身に声を掛け、動けるようにしてきました。
ただ、この体を動かしてよくしていけるのは自分自身しかいない、という強い気持ちを持ってやるだけ。だから大丈夫、みなさんにもできますよ。それでは、今から実際に動かしてみましょう!
取材・文=岡島文乃、井口桂介(ともにハルメク編集部) イラストレーション=浦恭子
※この記事は雑誌ハルメク2022年1月号を再編集しています。
【オリジナル動画】自分の体は自分でよくする「きくち体操」
自分の体を自分でよくするために、毎日家でできる動きを「きくち体操」創始者の菊池和子さんが実演・指導します。毎月1本ずつ新しい動きを紹介しています。
>>「きくち体操」一覧はこちら
「きくち体操」は、雑誌「ハルメク」で毎月好評連載中!ハルメク365本会員(有料)なら、電子版でお読みいただけます。詳しくは、こちらをご確認ください。
雑誌「ハルメク」
女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら
-
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
家族・友だちと!雰囲気バツグンの熟成庫見学・高価な貴腐ワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
人生で1度は訪れたい場所
ミネラル豊富な美人の湯、最高のオーシャンビューなど、心もカラダも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所をcheck -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます!