自分の顔に似合う髪型・メイクがわからない…

鏡を見るのが、少しだけ憂鬱な朝。そんな経験はありませんか？「なんだか今日の私、ぱっとしないな…」。今回イメチェンに挑戦するのは、1年前に髪を短くするまでずっとロングだったという、高橋佐恵子さん（62歳）。長年のロングヘアは、お手入れが面倒に感じられて思い切って短くカットしたものの、「自分の顔に本当に似合う髪型がわからない」と、少し自信をなくされているご様子。私たち世代なら、誰もが一度は感じたことのあるお悩みではないでしょうか。白髪や髪質の変化も相まって、どんな髪型が自分を輝かせてくれるのか、鏡の前で途方に暮れてしまう…。そんな日もありますよね。

シミやたるみなど、年を重ねた年齢肌ならではのお悩みもあり、「プロのメイクは初めてなので、そのテクニックをしっかり学んで帰りたいです！」と、今日のイメチェンに期待を込めて、気合い十分です。その一歩踏み出す勇気、とても素敵です！私たちも全力で応援します。この記事を読んでいるあなたも、ぜひ高橋さんと一緒に、変身への一歩を踏み出してみませんか？

イメチェンに挑戦する人:高橋佐恵子さん（62歳）

「30年間ロングだったので、似合う髪型がいまだにわかりません。50代、60代の大人女性らしい、かっこいい髪型に憧れるのですが、自分の頭のハチ張りや、顔のエラ張りが気になってしまって…。髪の長さを短くすることにも、まだ少し不安があります。それに、最近は髪のうねりや白髪も気になり始めて…。私の顔の形にあった髪型と、気になるたるみやシミを上手にカバーできるメイクをぜひ教えてください」と高橋さん。そのお悩み、痛いほどよくわかります。長年連れ添ったコンプレックスは、そう簡単には手放せないもの。でも、見方を変えれば、それはあなたの個性にもなり得るのです。今日ここで一緒に、コンプレックスを魅力に変える方法を見つけていきましょう。

ヘアカット：テルイタカヒロさん

「今の髪型だと、どうしても顔まわりの髪が重たい印象に見えてしまいますね。でも、ご安心ください。少しカットするだけで、驚くほど明るい印象になりますし、気にされているアゴのラインも自然にカバーできますよ。さらに、トップとサイドにもふんわりとボリュームを出して、ハチ張りが目立たない、理想の『ひし形シルエット』の髪型にしていきましょう。白髪を活かしたカラーリングや、うねりをパーマのように見せるスタイリングも可能です。例えば、白髪が多めの方なら、思い切ってプラチナカラーに挑戦するのも素敵ですよ。白髪染めで暗くするのではなく、白髪をデザインの一部として楽しむ。そんな発想の転換も、大人のおしゃれの醍醐味です。あなただけの魅力を、私たちが全力で引き出します」

メイク：船津有史（ふなつ・ゆうし）さん

「シミを隠そうとして、ついファンデーションを厚塗りしてしまう…そのお気持ち、とてもよくわかります。でも、それがかえって“がんばってる感”が出てしまい、老けて見える原因になることもあるんです。シミやたるみといった年齢サインは、『隠す』より『視線を分散させる』のが、若返りのコツ。特に、まぶたのたるみが気になる方は、アイシャドウの入れ方一つで目がぱっちり見えるんですよ。例えば、マットなブラウンで影を作るのではなく、サテンのような光沢のあるベージュをアイホール全体に広げるだけで、まぶたにハリがあるように見せることができます。コンシーラーとチークを上手に活用した大人のナチュラルメイクで、マイナス10歳若返りを目指しましょう。小さな一歩が、大きな変化を生みますよ」

イメチェンのイメージは「洗練されたかっこいい女性」！

イメチェンのポイントを確認したところで、写真撮影用の洋服をセレクトします。どんな自分になりたいか、イメージを膨らませる大切な時間です。これが、変身への第一歩となります。「どうせ私なんて…」なんて思わずに、憧れの女優やモデルを思い浮かべてみてください。

「ジャーナリストの宮崎緑さんのようにキリッとした、洗練されたかっこいい女性」が理想だという高橋さんは、数ある洋服の中から、薄いグレーのロングワンピースをチョイスされました。ご自身のなりたいイメージが明確で、素晴らしいですね。具体的な目標があると、変身の成功率もぐっと上がります。

「肌なじみがいいので、家でも寒色系を着ることが多いんです。でも、いつも同じような雰囲気になってしまうので…。今日は、クールでかっこよく街中を歩ける、素敵な大人女性に変身できたらうれしいです！」と、期待に胸を膨らませます。そのワクワクする気持ち、大切にしたいですね。おしゃれは、義務ではなく、楽しむものですから。

イメチェンのポイント1:厚めの前髪で面長をカバーし、若々しい印象に

シャンプーをしたら、いよいよヘアカットからイメチェンスタートです！ドキドキの瞬間ですね。ハサミの音と共に、古い自分が少しずつ剥がれていくような、不思議な感覚に包まれます。

「自分の顔に似合う髪型がわからない」という高橋さんですが、美容師・テルイさんによると「面長・ハチ張り（逆三角形）・エラ張り」の3つのコンプレックスを上手にカバーすると、驚くほど洗練されたおしゃれな髪型になるそう。

「トップとサイドにボリュームを出した『ひし形ボブ』は、小顔効果が非常に高いので、顔のたるみが気になる私たち世代に、ぜひおすすめしたい髪型です。なぜなら、ひし形は最もバランスが美しいとされる形で、視覚的にリフトアップ効果が生まれるからです。人の目は、無意識にバランスの取れた形に惹きつけられるもの。髪型でひし形を作ることで、フェイスラインの崩れが目立たなくなり、きゅっと引き締まって見えるのです。高橋さんのように面長の骨格の方は、前髪を作って縦の印象を弱め、同時にサイドにボリュームを出して横の印象を強めると、全体のバランスが整い、とてもおしゃれに見えますよ。美容室でオーダーする際は、『トップにボリュームが出て、あごのラインがシャープに見えるひし形ボブにしたい』と伝えてみてください。写真を見せるのも良い方法です」

そこでまずは、印象を大きく左右する前髪をカットしていくことに。前髪は、顔の額縁。ここが変わるだけで、印象はがらりと変わります。ほんの数センチが、あなたの運命を変えるかもしれません。

「眉上で前髪をカットすると、目に光が入りやすくなり、大きく見せる効果も期待できます。ただし、あまり短く切り過ぎると浮いてしまうので、自然に流したときに目の上になる絶妙な長さに調整します。このとき、パツンとまっすぐではなく、毛先を少し斜めにカットするのがポイント。こうすることで、顔まわりに柔らかなニュアンスが生まれるんです。ご自宅で前髪を切る際は、乾いた状態で、少しずつ切るのが失敗しないコツですよ。一気に切ろうとせず、縦にハサミを入れて、少しずつ調整してください」

イメチェンのポイント2:顔まわりの段（レイヤー）でエラ張りを優しくカバー

続いて、全体のシルエットの決め手となるアウトラインを作っていきます。ここが、野暮ったく見えるか、洗練されて見えるかの分かれ道です。プロの技が光ります。

「重い印象を与えているサイドとバックの髪を思い切ってカットして、スッキリとした小顔に見せていきましょう。肩の上の長さでカットすると、自然と視線が髪の動きに集まるので、気にされていたアゴのラインもしっかりカバーできます」とテルイさん。計算されたカットラインが、コンプレックスを魅力に変えていきます。

さらに、サイドは「顔まわりに段を入れる（レイヤーを入れる）」のが、垢抜けの重要なポイントとのこと。「レイヤー」と聞くと、昔流行った髪型を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、現代のレイヤーは、もっと自然で、骨格を美しく見せるための技術なのです。

「平面的にカットしてしまうと、どうしても顔まわりがペタンとして、寂しい印象になりがちです。特に髪のボリュームが気になりだす50代、60代は要注意です。一方、顔まわりにふんわりと段を入れると、髪に自然な動きが生まれるので、ぐっと華やかなイメージに仕上がります。硬い髪質の方も、柔らかく見せる効果がありますよ。この一手間が、プロと素人の仕上がりの差を生むのです」

イメチェンのポイント3:トップの高さでハチ張りをカバーし、理想のひし形へ

最後に、全体のバランスを決定づける、トップ＆後頭部のボリュームを整えていきます。ここがふんわりすると、一気に若々しい印象になります。まさに、美の頂点です。

「高橋さんのお悩みの一つ、エラ張りは、トップがペタっとしていると、どうしても目立ってしまいがちです。そこで、左右のハチとハチの間にふんわりと山を作ってあげるようなイメージで、頭頂部にボリュームを与えると、トップに自然な丸みが生まれ、顔の形が逆三角形から理想的なひし形に近づいたように見えます。後頭部にも丸みが出ると、頭の形がとてもきれいに見えます。絶壁にお悩みの方も、このカットで解消できますよ」

ご自宅での再現性を高めるためのアドバイスも。分け目を作らないように、左右に髪を動かしながらドライヤーで根元から乾かし、後頭部の耳の後ろに溜まりがちな髪の量を梳いたら、カットは完了です！これなら自分でもできそう、と高橋さんも安心されたご様子。マジックカーラーをトップに巻いておくだけでも、ボリュームが長持ちするのでおすすめです。朝の5分で、一日中素敵な髪型をキープできます。

「ダイヤモンドカット」で欠点をカバー＆美しさを磨く！

「面長・エラ張り・ハチ張りと、3つのお悩みを一気に解決した今回のカットは、名付けて“一石三鳥のダイヤモンドカット”です！ 頭のハチを目立たなくする必殺技『骨格補正カット』を応用して、ひし形カットにさらに磨きをかけた、究極の若見え髪型です（笑）」とテルイさん。

その自信に満ちた言葉を聞いて、鏡に映る新しい自分を見た高橋さんも、思わずこの笑顔！

どうやら長年の悩みだった「自分の顔に似合う髪型」は、無事に見つかったようですね！ 新しい自分との出会いの瞬間です。この感動が、明日からの毎日をきっと変えてくれます。おしゃれをする楽しさを、もう一度思い出させてくれます。

スタイリングでトップボリューム＆サイドの動きをアップ

仕上げに、ご自宅でも簡単にできるスタイリング方法を教わります。まずはカーラーでトップのボリュームをプラス。ドライヤーの温風を当てて、冷ましてから外すのがコツです。このひと手間で、ぺたんこ髪とはさよならです。

さらにヘアアイロン＆ヘアクリームを使って、サイドの髪に軽やかな動きを出したら、スタイリングも完了です。ほんのひと手間で、サロン帰りの仕上がりが持続します。ヘアクリームは、手のひらでよく伸ばしてから、髪の内側からつけると、ベタっとせず、ふんわり仕上がります。毛先に少しだけつけるのが、今っぽい抜け感を出すポイントです。

イメチェンのポイント4:下地で顔のトーン差を埋めて、立体的な小顔に

素敵なヘアスタイルの次は、「自分に似合うメイク」をマスターして、さらに輝きを増していきましょう。メイクは魔法。新しい自分を引き出してくれます。さあ、魔法の時間の始まりです。

「年齢を重ねた私たちの肌は、下地作りが何よりも大切です。ファンデーションを塗る前に、ひと手間かけるだけで、仕上がりが格段に変わります。おでこや鼻・ほっぺたなど、顔の前面だけを明るいトーンに調整すると、あご下やサイドは自然と暗く見えて、スッキリとした立体的な小顔に見せることができるんです。口元も、ほうれい線などシワが目立ち、影が出やすい場所なので、溝を埋めるようにコントロールカラーをしっかりONしていきます。ピンク系のコントロールカラーを使えば、血色感もプラスできますよ」とメイク担当・船津さん。

そして、高橋さんが特に気にされていたシミを隠すのにおすすめなのが、意外にもオレンジのコンシーラーとのこと。茶色いシミには、補色であるオレンジが効果的なのです。青クマには、オレンジやピンク系のコンシーラーがおすすめです。

「シミが気になる場所は、まずオレンジのコンシーラーで周りの肌との色の差をなじませます。その上からファンデーションを薄く重ねると、厚塗り感なく、とてもナチュラルに仕上がりますよ。コンシーラーは、指でポンポンと優しく叩き込むように乗せるのがコツです。決して、こすらないでくださいね。なぜなら、摩擦はシミを濃くする原因にもなるからです。また、ファンデーションはリキッドやクリームタイプを選ぶと、乾燥しがちな年齢肌にもしっとりなじみます」

「シミを完全に隠そうと思うと、どうしても厚塗りになってしまいます。大切なのは完璧を目指さないこと。いったん塗ったら、少し離れて顔全体のバランスを見るのが大切です。『隠す』よりも『視線を分散させる』、『やってるけどやってない』ように見せるのが、大人のナチュラル若返りメイクの最大のポイントです。完璧主義を手放すことが、美しさへの近道かもしれません」

イメチェンのポイント5:チーク＆アイシャドウで血色と輝きをプラス

メイクのもう一つの重要なポイントが、血色感を演出するアイメイクです。目元が明るいと、顔全体の印象がぐっと若々しくなります。マスク生活が続く今、目元の印象はこれまで以上に重要です。

「黒目の下から頬骨にかけて、ふんわりとチークを入れると、目元の血色がアップして、顔全体がパッと明るい印象になります。同時に、肌色の部分が減って、引き締まって見える効果もあるんですよ。さらに、上品なパール入りのブラウンベージュのアイシャドウを骨格に合わせて入れると、年齢ととも気になる目のくぼみを自然にカバーできます。暗い色で引き締めるのではなく、明るい色で光を集めるのがポイントです。クリームタイプのチークなら、内側からにじみ出るような自然な血色感を演出できますよ。色は、コーラルピンクやオレンジベージュなど、肌なじみの良い色がおすすめです。なぜなら、黄みがかった日本人の肌に自然になじみ、健康的に見せてくれるからです。仕上げに、頬の高い位置や鼻筋に、スティックタイプのクリームハイライトを少しだけ乗せると、自然なツヤが出て、さらに若々しく見えます」

アイメイクも、下地と同じで、基本は「トーン差を埋めて、視線を分散させること」。色と光を上手に使って、無理なく、明るく印象的な目元に仕上げていきます。ビューラーでまつ毛をしっかり上げることも、まぶたのたるみを感じさせない重要なテクニックです。根元からしっかり立ち上げることで、目に光が入り、輝きが増します。

眉をキリッと整えたら、仕上げに肌なじみの良いリップを塗って、メイクも完成です！

船津さんいわく、「こうやって下地で丁寧にトーン差を埋めてから、リップなどのポイントメイクをプラスすると、驚くほど上品なナチュラルメイクに仕上がるので、失敗が少ないんです」そう。厚塗りメイクになりがちな方は、ぜひこの一手間、試してみてくださいね！まずは、普段お使いのファンデーションを、ブラシで薄くつけてみることから始めてみましょう。

寒色系ネイルはパール系やオーロラ入りで、手元も若々しく！

そして今回も、メイクと同時にネイルも進行してもらいました。指先まで美しくなれるなんて、まさに至れり尽くせりですね。ふとした瞬間に目に入る指先がきれいだと、気分も上がります。家事をする手も、なんだか愛おしく思えてきませんか？

「今回は衣装がグレーで、高橋さんご自身もブルー系がお好きだということでしたので、寒色系のカラーをチョイスしました。ただ、寒色系のネイルを年齢を重ねた肌に合わせると、どうしても手元がくすんで見えてしまいがちなんです……。そこで、ぜひおすすめしたいのが、パールやオーロラパウダー入りのもの。光の効果で肌の色をワントーン明るく見せてくれますよ。また、肌の黄ぐすみが気になる方は、ラベンダーやローズ系のカラーを選ぶと、透明感が出ます。なぜなら、補色である紫系の色が、黄みを打ち消してくれるからです。逆に、シワが気になる手には、肌なじみの良いピンクベージュなどがおすすめです。指を長く見せる効果もありますよ。指先から、自信を取り戻しましょう」

完成したネイルがこちらです。光を受けてキラキラと輝いています。まるで宝石のようですね。指先にまで気を配ることで、全体の印象がぐっとエレガントになります。

ブルーベースの高橋さんの肌にもよくマッチして、透明感あふれる、本当にステキな仕上がりになりましたね。これで、本日のイメチェンはすべて完了です。外見だけでなく、内面からの輝きも増したようです。自信という最高のアクセサリーを身につけて。

イメチェンで10歳若返り！ビフォーアフターを比較

イメチェンが始まる前は「自分の顔に似合う髪型・メイクがわからない」と、少しうつむきがちに悩んでいた高橋さんですが、プロによるヘアカット＆メイクで、一体どのくらい魅力的に変化したのでしょうか？

運命のビフォーアフター写真を、早速チェックしていきましょう。その変化に、きっとあなたも驚くはずです。そして、次はあなたの番です。

テルイさん渾身の「ダイヤモンドカット」で、面長・エラ張り・ハチ張りと、気にされていた3つのお悩みを、見事に魅力へと昇華させた高橋さん。

重かった髪型が、まるで初夏の風のような軽やかな印象に！ 肌もワントーン明るく、華やかなオーラに包まれているように見えますね。自信に満ちた表情が、何よりも美しいです。もう、コンプレックスに悩む必要はありません。

ペタっとして少し寂しい印象だったサイド＆トップも、ふんわりと自然にボリュームアップ！横顔も自信が持てます。これなら、同窓会や友人とのランチも、もっと楽しめそうですね。主役は、あなたです。

バックも襟足がスッキリして、全体の重心がぐっとアップ。毛先に動きのある、若々しくおしゃれな髪型になりました。後ろ姿にも、もう悩むことはありません。360度、どこから見ても完璧なシルエットです。

高橋さんの感想「プロのワザに感動！鏡を見るのが楽しい、幸せな時間でした」

イメチェン後の撮影では、えがお美容室のスタッフのみなさんからも「わぁ、スタイリッシュで本当にステキ！」「身長も高くて、本物のモデルさんみたいですね」と、次々に歓声が上がります！

初めてのモデル体験とは思えないほど、カメラマンの指示に合わせて次々とポージングを決める高橋さんに、今日のイメチェンを体験してみた感想を伺ってみました。その言葉からは、喜びと自信が満ち溢れていました。以前の不安げな表情は、もうどこにもありません。

「やっぱりプロのワザはすごいですね！ ヘアカットでは、あれほど悩んでいたエラ張りもハチ張りも、巧みに隠しつつ、トップや後頭部はフワッと自然にボリュームを出してくださって。まるでテレビで見た、大好きな榊原郁恵さんの髪型みたいで嬉しいです。髪型を変えるだけで、こんなにも華やかに見えるなんて、本当に不思議ですね。自分でも気づかなかった魅力を引き出してもらえた気がします。この髪型なら、今まで似合わないと諦めていた、少し大胆な柄物のスカーフも素敵に巻けそうな気がします」

「メイクも、ただ隠すのではなく下地でトーンを合わせるなど、目から鱗の情報ばかりで、とても参考になりました。ずっと気になっていたシミやほうれい線もすっかり目立たなくなって、本当に10歳若返ったみたいです。ネイルも自分では絶対に選ばないような、ステキな色を提案していただけて、夢のように幸せな時間でした。プロの方と全く同じクオリティは難しいと思いますが、明日から鏡を見るのが楽しみです。これからは、もっと色々なファッションやメイクに挑戦してみたいです。まずは、教えてもらったオレンジのコンシーラーと、クリームチークを買いに行こうかしら。新しいメイクで、友人と美術館に行くのが今からとても楽しみです。なるべくこの状態をキープできるようにがんばります！」

「似合う髪型がわからない」「もう年だから」と諦めている方こそ、ぜひ一度、プロのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。きっと、今よりもっと好きな自分に、新しい自分に変身できるはずです。一歩踏み出す勇気が、あなたの毎日を輝かせます。この記事を読み終えた後、あなたの心が少しでも軽くなり、明日のおしゃれが楽しみになっていたら、これほど嬉しいことはありません。さあ、鏡の前のあなたへ。最高の笑顔をプレゼントしませんか？

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えがお美容室

年齢を重ねた素敵な女性のための美容室。白髪が気になる、髪にボリュームがでない、 髪が細くなってきた、艶がなくなってきたなど、シニア世代ならではの髪や頭皮のお悩みに、親身になってお答えします。スタッフの検温やマスク着用、器具の消毒、換気などの新型コロナウイルス予防対策も徹底。公式インスタグラムでは、50代・60代のおしゃれなヘアスタイルの提案も多数掲載中。
 
TEL:03-5980-7522　
東京都豊島区巣鴨3-20-14 山下ビル2階／不定休

美容師：テルイタカヒロさん
「えがお美容室」創業メンバーの一人。年齢を重ねた人の髪の悩みを深く理解し、解決してくれると評判。特にグレイのヘアカラーと、一人ひとりの骨格に合わせたスタイリングには定評があり、顧客満足度の高い技術を提供している。

メイク：船津有史さん
50代女性を輝かせるリバイバルメイクの第一人者として、テレビや雑誌で幅広く活躍中。雑誌、広告やアーティストなどのヘアメイクも手掛ける。テレビ、雑誌など多数出演。著書に『悩みがぶっ飛ぶ 50代からのヘア&メイク術』（扶桑社）がある。
 
取材・文＝竹下沙弥香（ハルメクWEB） ヘアカット＝テルイタカヒロ（えがお美容室） メイク＝船津有史（えがお美容室） 撮影＝土谷陽介（えがお写真館） ネイル＝橋本まりえ（えがお爪工房） 衣装スタイリング＝鈴木みほ（えがお洋品店）

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