年齢を重ねても変身!髪型を変えて気持ちアップ

大人の個性派ヘア7選!白髪もグレイヘアも魅力的に

公開日:2021/05/18

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髪の悩みが増える大人世代。「白髪を隠さなきゃ」「目立たないようにまとめなきゃ」とネガティブな気持ちでヘアスタイルを選ぶのは残念。アラフィフこそ髪型に個性や遊び心を追求しませんか?カラーやデザインで遊ぶポジティブヘア7選をご紹介!

個性派白髪グレイヘア

白髪が増える、ボリュームが出ない、グレイヘアへの移行がうまくいかない、くせ毛が出てくる、薄毛が気になる……など髪についての悩みが増えてくるアラフィフ世代。そんな悩みをヘアスタイルで解決するにはどうしたらいいのでしょうか。ヘアデザイナーの河野陽平さんにお話を聞きました。

計算されたカットで叶う50代からのロングスタイル

年齢を重ねるとともにボブかショートといった短めスタイルが多くなりがちですが、カットの仕方次第でアラフィフでも似合うロングがあるのだそう。

ロング

「ロングヘアは、髪の長さと重力でペタッとなりやすく、ボリュームが出にくいのが難点。そこを解決するには、トップ部分を大胆に短くカットするのがおすすめです。トップのボリュームを出すために短くざくざくと段を入れていく『ハイレイヤー』がポイント。ウルフカットのようなイメージですね。上の部分の毛を短くすることで、内側の髪に動きが出て、くせ毛を生かしやすくなります」(河野さん)

くせ毛という素材を生かし、まるでパーマをかけたようなナチュラルな軽やかさを実現。ロングヘアと短い前髪の相性も抜群です。ロングのままイメージだけ変えたいという人にもおすすめ。トップ部分をカットするだけでも、印象はがらりと変わるのだそう。パサついて見えるというのがくせ毛やグレイヘアの特徴でもありますが、気になる場合は水分とオイルをプラスするケアを。

エイジングの悩みもカバーしてくれるアシンメトリーデザイン

アシンメトリー

「アシンメトリー」と聞くとハードルが高い気がしますが、実はアシンメトリーデザインこそ、シンメトリーだという河野さん。

「ほとんどの人の顔は線対象ではありません。目や眉の位置、口角や頬など、よく見るとどちらかが下がっているはずです。たとえば右側が下がっている人の場合は右側の髪を短くし、非線対称の部分をヘアでカバーすれば、トータルでバランスよく仕上がります。年齢を重ねるほど気になる肌のたるみもアシンメトリーデザインの髪でリフトアップ効果が期待できると思います。白髪が少なくまだ染めたい人にもグレイヘアの人にも有効な髪型です」(河野さん)

アシンメトリー2

こちらはパーマスタイルのアシンメトリーデザイン。現役のプロカメラマンだという女性。ヘアスタイルにも個性を求めて、アシンメトリースタイルが定着しているのだとか。全体的にボリュームアップするようにパーマをかけてふんわりとした雰囲気に仕上がっています。

「左右でも前後でも、一部を短くカットすると対局にある部分がボリュームアップして見えるという効果があります。例えば左側をコンパクトにすると右側にボリュームが出て見えますし、前髪を短くすると、対角線上の後ろの部分がふんわり見えるという視覚効果が期待できます」(河野さん)

女性らしいふんわり感が魅力のマッシュ

「トップにボリュームを出すのはアラフィフのヘアデザインをするうえではマスト」だという河野さん。

「段があまり入らないのでボリュームも出しやすいです。丸みのあるフォルムが特徴的なマッシュは、ふんわり丸い感じに見せたい、フェミニンなイメージにしたいという人におすすめ。個性的な印象もつくれて、大人のかわいらしさも魅力です」(河野さん)

マッシュ

帽子をかぶることが多いというこちらの女性。帽子をかぶっても形がくずれにくいのがメリットで、マッシュスタイルがお気に入りなのだそう。細いハイライトを入れて『疑似グレイ』を作っている状態。まだグレイ部分が多くないものの、将来的にグレイヘアにしたいという場合、自分の目指したいイメージが想像しやすくなりますね。

インパクト重視ならモヒカン風ベリーショート

ショート

とにかく突き抜けて個性派を目指したいなら、これくらい思い切ったモヒカン風のベリーショートはいかがでしょうか。

「サイドと襟足をシャープに、後頭部のみ髪を多めに残したベリーショート。全体的に短く刈り込むと坊主のようになってしまいますし、サイドや襟足が長いと野暮ったくみえてしまいます。くせ毛のグレイヘアを生かし、ところどころ毛束を残して遊び心を演出することができます」(河野さん)

襟足を締め、後頭部にボリュームを持たせるようにすると奥行きを感じさせるシルエットに。「骨格矯正カット」を意識することで、頭の形をよく見せることができるそう。

部分的なグレイヘアは「個性」としてポイントに

部分的グレイヘア

 

グレイヘアは顔まわり、前髪から始まり、後ろ部分に以降していく流れが一般的。グレイヘアの進行度や分量も個性なので、ぜひその個性を生かしたデザインを提案したいという河野さん。

「きれいな白髪がどこか一部にあるなら、それを個性としてそのまま見せるデザインにすると、自分だけのスタイルができます。こちらの女性も前髪ホワイトがきれいなので、後ろの髪だけを染めている状態。白を一つの色として捉えることでカラーデザインの幅が広がります」(河野さん)

白い部分をプラスの素材として考え、色を入れるという楽しみ方もあります。例えば一部だけにグレイヘアが集中している場合、あえてグレイヘアだけブルーなどの色で染めて遊ぶという方法も。黒髪をブリーチしてから染めるよりもグレイヘアならさまざまな色をプラスしやすいのがメリット。似合う色をプロと相談しつつ、カラーを楽しみながら徐々にグレイヘアに移行していく楽しみがありますね。

クルクルのパーマが軽やかな愛されボブスタイル

ボブ

 

くるくるしたカールヘアがポップで軽やかなイメージのこちらのスタイル。まるで外国人の子どものようなかわいらしさは、グレイヘアならではの遊び心を感じさせます。

「根本からボリュームを出したいので、パーマは根本付近から巻くのがポイント。この世代の方には若々し見せるために前髪をつくることをおすすめしています。短めの前髪を作ることで、髪の分け目も気になりませんし、分け目から見えるグレイヘアもカバーできます」(河野さん)


ご紹介した以外に、薄毛の悩みをカバーするカラーリングの提案も。薄毛が気になり始めたタイミングで髪を明るくするのがおすすめだそう。肌の色に近くすることで、黒髪と比べてボリュームが出て見える効果があるのだとか。

白という色を認め、グレイヘアを前向きに捉えて楽しんでほしいという河野さん。白はどんな色にでも変えられるので楽しみ方も自在。グレイヘアに触れるのは、デザインする面白さもあって楽しいと話してくれました。

「その人のライフスタイルを共有してそこにヒットするヘアデザインができたらと常に考えています。考え方や生き方を知ったうえで提案することが多いですね。なりたいグレイヘアのゴールを2~3年後に設定し、長期計画でじっくりお付き合いしたい。頻繁に美容院に足を運べないというときは、ピンで何か所か留めてみるなど、ヘアアレンジももっと気軽に楽しんでほしいですね」(河野さん)

大人の個性派ヘアを提案してくれたのは……

ヘアデザイナー 河野陽平(こうの・ようへい)さん
 
美容院 HAYS(ヘイズ) HAIR&MAKEの代表。Of HAIR表参道店にて店長 マネージャーを経て独立。サロンワークを中心に美容業界内にて、カット、カラー、パーマの講師をはじめ、一般誌、業界誌に多くの作品を残し多岐にわたり活動中。毛髪診断師でもあるので、頭皮や髪のお悩みも気軽に相談可能。Instagram、Facebookで最新ヘアデザインを公開中。

美容院 HAYS(ヘイズ) HAIR&MAKE
https://www.hayshairmake.com/

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■参考サイト■

古田綾子

出版社、IT企業勤務を経て、2015年よりフリーランスの編集・ライターとして独立。 雑誌やwebメディアの ディレクション 、取材・執筆など、興味の赴くままに健康・美容・暮らし・教育・住まいなどのジャンルで活動中。三重生まれ、神奈川在住。2男児の母。現在、お金の勉強中。  

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