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更新日:2024年02月25日 公開日:2023年08月10日
シワ・たるみ…気になる肌悩みに原因からアプローチ!
おでこや目元、気になるのはどこのシワ? 部位によって原因と対処法が違ってきます。例えばおでこなら、表情筋トレーニング「眉ロック」がおすすめです。それぞれのパーツ毎に効果的な対策を解説。シワ改善効果のある化粧品や美容医療の施術も紹介します。
国立東京医科歯科大学医学部を卒業後、同大学形成外科所属。横須賀市立市民病院では美容レーザー外来の立ち上げを行う。都内美容皮膚科勤務を経て、『医療の力でQOLを上げる』をコンセプトに、2010年逗子メディスタイルクリニックを歯科医の夫と開院。3人男子の育児にも奮闘中。所属学会:日本形成外科学会、日本美容皮膚科学会
シワは手や首などさまざまな場所にできますが、特に気になるのが顔のシワです。顔にできるシワは部位によって原因が異なるため、原因に合った対策を行いましょう。
ここからは、顔にできるシワの原因や対処法を部位別に解説します。
顔の中でも面積の広いおでこ(額)は、シワができると目立つ部分です。おでこのシワは、筋肉の使い方の癖(表情)が原因となってできることが多くあります。
目をしっかり開けようとしたときに、まぶたではなくおでこにシワを寄せるように筋肉を使う「トリックモーション」を行っていると、必要以上に筋肉が緊張し、皮膚の形状記憶が起こってシワになりやすくなってしまうのです。
このような癖は普段、意識せず無意識にやっていることも多く、シワが深くなってしまう原因に。おでこにシワがある人は、自分がトリックモーションを行っていないかチェックしてみましょう。
「眼瞼下垂」によってまぶたが垂れてくると、目を開くときに無意識に眉毛を上げてしまいがちになります。まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)の衰えは、以下の方法でチェック可能です。
上眼瞼挙筋の衰えではなく、「加齢によるまぶたの皮膚のたるみ」によって皮膚弛緩性の眼瞼下垂(偽眼瞼下垂)となっている可能性もあります。
また、乾燥もおでこのシワの原因です。おでこは皮脂の分泌量が多いものの、洗顔やあぶらとり紙などで必要以上に皮脂を取り除くと乾燥して、シワにつながる可能性があります。
おでこは紫外線の影響を受けやすいため、保湿と日焼け止めをしっかり行うことが大切です。
【おでこのシワの主な原因】
表情筋の使い方の癖が原因でおでこのシワができている場合は、間々田佳子さんの表情筋トレーニング「眉ロック」が効果的です。
年を重ねると、眼瞼下垂(目を開け閉めするための筋肉が切れたり伸びたりしてまぶたが下がる病気)によって目を開けにくくなることがあります。眼瞼下垂の場合は、適切な治療を受けましょう。
眉間にシワが寄っていると、「怒っている」「不機嫌に見える」など、近寄りがたい印象になってしまうことも。眉間のシワは、表情の癖によるものが最も大きいと考えられています。
物が見えづらいときに眉間を寄せる癖や、怒ったり困ったりしたときに眉間にシワを寄せる癖があると、シワとして定着してしまうことになるため、注意しましょう。
かみ合わせが悪く、夜間に食いしばりや歯ぎしりをしていると、朝起きた時眉間のしわがくっきり、ということもありますよ。
また、眉間は皮膚が薄いためコラーゲン不足の影響が出やすい部分でもあります。眉間は皮脂が多い部分ですが、皮脂の分泌バランスが崩れることも多く、乾燥にも注意が必要です。
【眉間のシワの主な原因】
眉間のシワは、上記の表情筋トレーニングに加えて、目のまわりのツボ押しマッサージをするのもおすすめです。筋肉が緊張した状態が続くと、凝り固まってシワとして固定されてしまうことになります。
近年は、スマートフォンやパソコンを使用する時間が長くなり、目に疲れが起こりやすい状態です。上記の画像のように指を使って目のまわりのツボを押して、周囲の筋肉の緊張をほぐしましょう。
目元は顔の中でも特に皮膚の薄い部分です。目元には目の下、目尻の他にもゴルゴライン(ゴルゴ線、ミッドチークライン)と呼ばれるシワができます。
目元のシワは、部位によってそれぞれ原因が異なりますが、アイメイクや摩擦などによる刺激や目の疲れ、目のまわりの筋肉である眼輪筋の衰え、目の下のたるみ、乾燥などが主な原因です。
目のまわりのメイク用品は、涙や汗で落ちないようにウォータープルーフのものも多くあります。メイク落としのときにゴシゴシこすり過ぎると、シワを引き起こす原因になるため注意が必要です。アイメイク専用のポイントメイクリムーバーを使って、優しくメイクオフするといいでしょう。
【目元のシワの主な原因】
目元のシワの中でも、深いシワになりがちなのが目の下のシワです。目の下のたるみが進行すると、くぼんだ部分が深いシワになってしまうことがあります。
そんなときは、普段あまり意識しない目の下の筋肉を動かして血行を促進する、表情筋トレーニングがおすすめです。
ほうれい線やマリオネットライン、笑いジワは悩んでいる人の多いシワです。
口元は、無意識のうちに表情によるシワができやすい部分。また、顔の筋肉を使わないことで衰えが起きて、ほうれい線につながっている可能性も。
ほうれい線の危険度は、自分で簡単にセルフチェックできます。鏡の前で、上の歯で唇を噛んだまま上唇を持ち上げたとき、歯茎がしっかり見えるかがポイント。歯茎がしっかり見えない人は口輪筋・上唇挙筋・口角挙筋といった口まわりの筋肉が衰えている可能性があります。
靭帯のゆるみや乾燥も、口元のシワの原因の一つです。
【口まわりのシワの主な原因】
ほうれい線は、筋肉の衰えよりも靭帯(リガメント)のゆるみやこわばりが大きな原因だと考えられています。ほうれい線が気になる場合は、リガメントほぐしで凝り固まった靭帯をほぐすのがおすすめです。
リガメントほぐしのやり方は簡単で、画像の(A)から(B)にかけて親指で斜め上に押していくだけ。1か所につき3秒くらい押すのが目安です。これを1日2分ほど行いましょう。
唇には皮脂腺がなく、他の部位と比べて皮膚が薄いため乾燥が起こりがちです。乾燥して唇が荒れると炎症が起こりますが、これも唇のシワの原因になります。
また、唇まわりの筋肉や皮下脂肪が減少すると、唇のハリが失われてシワができやすい状態になります。
【唇のシワの主な原因】
唇のシワを増やさないようにするためには、乾燥対策が重要です。リップクリームなどで唇を保湿して、乾燥から守りましょう。
また、口呼吸になると唇は乾燥します。鼻が詰まっていたり口輪筋が衰えて、つい口を開けて呼吸をする癖がないか確認しましょう。
話したり歌ったり、口まわりの筋肉を積極的に使うのもおすすめです。
意識されることは少ないものの、鼻もシワのできる部分です。鼻の付け根は表情の癖による表情ジワができやすく、鼻筋は乾燥による乾燥小ジワができることがあります。
【鼻のシワの主な原因】
鼻のシワの対処法としては、表情の癖をなくすことがまず一つ。保湿が足りていないこともあるため、保湿すると鼻のシワ予防につながるでしょう。
加齢に伴い、どんな人でもシワはできるものです。シワを完全に防ぐことはできませんが、以下のように毎日の生活習慣の中でしっかりケアをすれば、シワの進行を遅くできます。
シワ・シミ・たるみなどの原因になる紫外線対策には、日々の栄養バランスのいい食事に加えて、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEを積極的に摂取するのもおすすめ。これらは「ビタミンACE(ビタミンエース)」と呼ばれ、抗酸化作用があります。
ここでは、すでにある顔のシワのケア方法・対処法をご紹介します。
シワ対策化粧品にはさまざまな商品がありますが、シワの改善効果が厚生労働省から認められているのは以下の3つの成分のみです。
シワを改善する効果を期待するなら、これらの成分が配合されたものを選ぶといいでしょう。
シワを改善したい場合、美容医療の施術を受けるという選択肢もあります。シワに効果的な施術には、以下のようなものがあります。
美容医療の施術には痛みやダウンタイム、副作用などがあります。シワ治療は適切な病院・クリニックでの美容医療の施術を受けることが大切です。
顔のシワができる原因はさまざまですが、癖によってできるものも多くあります。シワを悪化させている癖を改善し、丁寧なスキンケアや徹底的な紫外線対策を行うといいでしょう。
皮膚は毎日の食事によって作られるため、スキンケアに合わせてインナーケアをしっかり行うことも大切です。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
※この記事は2023年8月の記事を再編集して掲載しています。
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