年輪横ジワ、七面鳥縦ジワ、首のシワの対策は?
2023.10.042018年08月08日
唇をトリートメントするおすすめのリップも紹介
老け感の原因、唇と口元のシワを消したい
触れると柔らかそうな、ぷっくりとした豊かな質感……。潤いをたたえた血色が透けて見える唇は、若さの象徴です。唇の縦ジワだったら、まだまだ挽回は可能です。問題は唇の周囲の細かいシワです。口周りの若々しさを維持する鉄則を知っておきましょう。
唇のシワの原因は?
唇は皮膚が薄いので自らを守る力が希薄です。またターンオーバーのサイクルは3日程度です。つまり荒れやすくシワっぽくなりやすいのですが、再生ペースが速いという性質があります。
シワっぽくなる原因には、乾燥と炎症反応があげられます。要注意なのは、リップクリームなら大丈夫なのに、口紅をつけると荒れる人。かつて見かけたリキッド状の「落ちにくい口紅」でなくても荒れる場合は、口紅の成分に反応している可能性があります。ブランドを替える、低刺激なものを試すなどして変化を確認しましょう。
また「落ちにくい口紅」の一部には、唇の水分を奪う性質がある成分が配合されていることがあります。シワや荒れが気になる人は、テスターを使い2、3時間後の変化を見てから購入するようにしましょう。
唇のシワの予防と対策
唇のシワを増やさないようにするには、とにかく乾かさないことが大切です。リップクリームなど唇を保湿するものをつけ、24時間唇を守るようにしましょう。マメに重ねづけることがシワを防ぐ秘訣です。
口紅をつけると荒れるという人は、口紅下地かリップクリームをつけてから口紅をつけるようにしましょう。また唇をなめると水分を奪うことにつながります。なめる癖は封印しましょう。顔のメイクのクレンジングや洗顔の後に、唇にも美容液やリップクリームをつけることを習慣にしましょう。
さらに、一般的なリップクリームだけでは足りない、回復力が劣る大人世代は毎日の就寝前に、特別なリップケアを加えましょう。
おすすめアイテム
クリニーク
朝のレスキューにも!唇専用の集中ケアトリートメント
寝る前のケア、日中のケア、つけて5分で拭き取るメイク前のレスキューケアにも。重過ぎないので1日中使える上に、万能だから持っていると便利。
リペアウェア インテンシブ リップ トリートメント 4g 4320円(税込/クリニーク 03-5251-3541)
唇周りのシワの原因
年齢を重ねると、唇には薄くシワが目立つようになり、唇から唇周りの皮膚につながるかのように、何本ものシワが現れてきます。
口には口輪筋(こうりんきん)、上唇挙筋(じょうしんきょきん)といった筋肉がありますが、加齢によりこれらの筋肉の上の皮膚が薄くなり筋肉の収縮によるシワが目立ってきます。そして縮むのは筋肉だけではありません。口の中の歯茎も土台となる上顎骨も。同時に皮膚は薄く弱く、柔軟性が失われてきます。
唇の粘膜も、密度が少なくなってきます。中身は減るのに外を包む薄皮はゆるむ。なので、シワが現れてしまうのです。
唇周りのシワの予防と対策
口輪筋、上唇挙筋といった口周りの筋肉を使うことを心がけましょう。話す、歌うなど口をしっかり動かす機会をマメにもつようにしてください。美容ツールを用いた毎日のエクササイズも有効です。ハリをもたらす美容液やクリームなどのスキンケア料は、唇のキワにもきちんとつけるようにしましょう。
唇や唇周りにボリュームをもたらしシワを目立たなくする美容医療は、ヒアルロン酸注入(※1)などがあります。
(※1)ヒアルロン酸注入
目の下、こめかみ、ほうれい線など、へこみが気になる部分に注入し、凸凹を目立たなくする治療法。薬剤のメーカーと種類、必要とする量、用いる針、また誰に治療をお願いするかで料金は大きく異なる。」
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