ドライブで、ローカル線で行きたい

千葉の足湯|日帰り観光のついでに気楽に入れる足湯5

伊藤 淳子

東京のお隣りながらも、海に山に、まさに自然豊かな千葉県。ドライブやローカル線の小旅行で気軽に立ち寄りたい足湯があちこちにあります。日帰り観光やショッピングのついでにプチリゾート気分でリラックスしましょう。

千葉足湯ベスト5 駅の足湯
【目次】
  1. 東京湾に浮かぶ「海ほたるPA足ゆ」(木更津市)
  2. のどかな田園風景にほっこり「鄙(ひな)の里」(南房総市)
  3. 温泉街の売店に作られた「小湊温泉 誕生寺足湯」(鴨川市)
  4. 旬の美味しいもの発見「房総 四季の蔵」(君津市)
  5. 小湊鐵道の駅なかでひと休み「養老渓谷駅足湯」(市原市)

東京湾に浮かぶ「海ほたるPA足ゆ」(木更津市)

目の前に東京湾が広がる!

「東京湾アクアライン海ほたるパーキングエリア」は、まわりを海に囲まれた人工の島(木更津人工島)に建設された、世界でも珍しいパーキングエリアで、川崎と木更津を結ぶ「東京湾アクアライン」の中間に位置しています。展望デッキから眺める景色は船上からのようで映画『タイタニック』のワンシーンを思い出す人も多いそうです。東京湾の360°パノラマビューはここでしか見ることのできない絶景です。

パーキングエリア内には売店やレストラン、アウトレットモールなどバラエティに富んだショッピングモールがあり、週末にはさまざまなイベントなども開催されることもあり、家族連れでにぎわう観光スポットになっています。

そして、この施設の4階ノースキャビンにある足湯は、知る人ぞ知る穴場。温泉水ではないものの、リラックス効果は抜群です。ドライブやショッピングなどで疲れてむくんだ足も、血液循環がよくなって、軽くなること間違いなしです。

足湯効果に加えてリラックスできるのが、ここからの景観です。季節や天気次第では、房総半島や対岸のディズニーランド、お台場など東京の湾岸部まで一望でき、まさに海に浮かんでいる足湯といった気分になります。ストッキングルームがあり、有料でタオルも販売しているほか、隣りのエリアにはマッサージチェアもあります。休日は混雑するので、利用は平日がねらい目です。


海ほたる「足ゆ」
住所:〒292-0071千葉県木更津市中島地先海ほたるPA内
電話:0438-41-7401
交通:自家用車の場合 木更津金田ICから約5㎞、川崎浮島JCTまたは浮島ICより約10㎞
   高速バスの場合 JR木更津駅東口7番より川崎駅行の高速バスに乗車、海ほたるにて下車
           JR川崎駅東口22番より木更津駅行の高速バスに乗車し、海ほたるにて下車
営業:8:00~19:00
料金:無料

 

のどかな田園風景にほっこり「鄙(ひな)の里」(南房総市)

幸せのパワースポット

春には田植えをした若々しい田園や菜の花のじゅうたん、秋には黄金色の稲穂など、季節ごとの里山風景を見ながら三芳(みよし)村の恵みを堪能できるのが道の駅「鄙の里」です。すぐそばの畑はヒマワリ・コスモスが植えられ、季節ごとの花も楽しめるほか、農家の繁忙期には農業体験もできます。

三芳村は丘陵を利用した酪農が盛んで、この地域は日本酪農発祥の里でもあるそうです。遡ること江戸時代、徳川吉宗の時代に白牛を輸入、この地で乳製品を作ったことが始まりだそうです。現在牛乳は、その日の朝しぼったものが牛舎から道の駅に届きます。店頭に並ぶアイスクリームやソフトクリームは併設の自社工房「みるく工房」で作られ、月替わりの限定ソフトクリームも隠れた人気商品だそうです。

そんな南房総の里山風景を眺めながら浸かる足湯は、「幸せのパワースポット」なのだとか。「好きな人とこの足湯に入れば、恋が成就する」そうですが、それには「入浴前に湯船の周りをぐるりと1周する」というのがポイントであると書かれた看板が立っています。「ワタシはもう、そんなトシじゃないから」なんて言いながらも、しっかり湯船のまわりを1周する女性は少なくないとか。


道の駅三芳村 鄙の里 足湯
住所:〒294-0814 千葉県南房総市川田82−2
電話:0470-36-4116
交通:車で富浦ICから約15分、鴨川方面から40~50分
JRの場合、東京駅から「特急さざなみ」で110分、
車で、東京から東京湾アクアライン経由で約100分
久里浜からフェリーで60分
営業:9:00~17:00
料金:無料

 

温泉街の売店に作られた「小湊温泉 誕生寺足湯」(鴨川市)

小湊温泉の観光チェックはここで

建治2(1276)年、日家上人により日蓮聖人誕生を記念してこの地に建立された「誕生寺」。水戸光圀が寄進したとされる「十界本尊木像」を安置した本堂や「生身の日蓮聖人像」を安置する祖師堂、楼上の般若の面が左甚五郎作と伝えられる仁王門などが見られることで知られています。

日蓮聖人が誕生されたときに、鯛の群れが現れたという伝説がある「鯛の浦」では、遊覧船に乗って聖なる鯛に会うことができます。「鯛の浦タイ生息地」として、国から特別天然記念物の指定を受けています。また、小湊漁港内の直売所「小湊ウオポート」では、新鮮な海の幸をはじめ、房州ひじきななどの水産加工品、鯛せんべいなどの地元の特産品を購入することができます。

この「誕生寺」の目の前の観光案内所の中にある足湯は、座敷でこたつに入るような造りになっています。炭酸水素イオン、塩化物イオン、ナトリウムイオンなどを含む泉質は、疲労回復、ストレス解消などに効果があるとか。ここには女性用の脱衣所まであり、タオルも100円で販売されています。観光パンフレットなども手が届くところにあるので、待ち合わせなどにも便利です。

小湊温泉 誕生寺足湯
住所: 〒299-5501 千葉県鴨川市小湊183
電話:(一社)鴨川市観光協会天津小湊支部 04-7095-2218
交通:誕生寺の目の前 徒歩30秒
   電車の場合 東京-蘇我-大網-安房小湊(外房線・1時間50分)
開場時間:9:00~17:00(原則 年中無休 ※年末年始には時間の変更あり)
料金:無料

 

旬の美味しいもの発見「房総 四季の蔵」(君津市)

足湯は地下150mからくみ上げる冷鉱泉

君津インターチェンジのすぐそばにある「房総 四季の蔵」は、千葉県産の旬の農産物の直売所、レストランやお食事処など、南房総の美味しいものが集まった観光施設です。干物の品揃えが豊富で、金目鯛、房州真あじと近海で獲れる地魚の干物は絶品と評判。房総特産の落花生、地酒から雑貨にいたるまで、房総土産にぴったりの品々が揃います。特に野菜は、地元の契約農家から旬のこだわり野菜が毎日直送されるほか、地元産のお米や季節の花々も店頭をにぎやかに彩っています。

施設内にある日帰り温浴施設「四季の湯」は、露天風呂のほか、内湯、水風呂、サウナが完備されていて、男性用、女性用、それぞれ違ったインテリアになっています。特に、中庭風の露天風呂は、石膏の置物やヤシの木、東屋や灯篭などに囲まれて、和のテイストが人気を博しています。

誰でも無料で利用することができる足湯は、地下150mからくみ上げた天然温泉を使っており、冷鉱泉(れいこうせん)の成分を含んだ、茶色味を帯びているのが特徴です。

地魚を使った回転寿司や、和食処などもおすすめですが、カフェ「ブルーム・カフェ・グランデ」で、期間限定のオリジナルドリンクをテイクアウトして足湯に浸かると、ほのぼのと幸せ気分になること間違いなしです。

房総 四季の蔵
住所:〒299-1172 千葉県君津市三直170-1
電話:0439-57-7011
交通:館山道君津 I.C 左折、次の交差点右折すぐ
   館山道木更津IC 館山方面(R127)に下車、約3.5キロ先の交差点左折(東)1km
営業:10:00~19:00
料金:無料

 

小湊鐵道の駅なかでひと休み「養老渓谷駅足湯」(市原市)

関東一きれいな渓谷へようこそ

 

千葉県市原市の五井から外房に向かう約39キロのローカル線「小湊鐵道」は、レトロな車両と田舎の原風景を楽しみながら、昭和にタイムスリップするようなひとときが楽しめます。

日本の地質百選にも選ばれた養老渓谷は、房総随一の温泉郷でもあり、養老川一帯にはスピリチャルなパワースポットとして運気があがるなどと評判の滝が5か所あるほか、春はつつじや藤、秋は紅葉などが美しいハイキングコースがあります。

四季折々の景観を楽しむ山歩きや渓流釣りなどのアウトドア・レジャーなどの玄関口となっているのが、養老渓谷駅です。ハイキングや登山などで疲れた人がひとやすみできるようにと駅に作られた足湯ですが、ここに住み着いている猫たちも癒し効果を倍増させてくれそう。

ちなみに、駅には公募で命名された「キハチュー」という名前のついたネズミの石像があります。名前の由来を考えてみたのですが、もしかしたら小湊鐵道が1960年(昭和35年)に導入した車両「キハ5800」にちなんだのかもしれません。ちなみに現在の車両は1961年(昭和36年)導入の「キハ200」だそうです。

■養老渓谷駅足湯
住所:〒290-0535 千葉県市原市朝生原177
電話:養老渓谷駅 0436-96-1609
交通:小湊鉄道線養老渓谷駅構内
料金:・鉄道利用の方、養老渓谷駅駐車場利用の方は無料。 その他の方は、養老渓谷駅で入場券(大人140円、小人70円)が必要
※効能や特徴:効能等を示しますと温泉法との兼ね合いから明示しておりませんとのことです。

 

伊藤 淳子

農と食女性協会代表。(公)日本フードスペシャリスト協会理事。農林水産省農業女子プロジェクト・サポーター。農業や食、地域ブランドづくりに関わり、女性の活動支援も多面的に行っている。猫好き。

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