まだ暑さが残るけれど、心は少しずつ秋へ……。そんな季節の変わり目に、50代女性にぜひ手に取ってほしい着回し万能な「シャツワンピース」のコーデ例と選び方を紹介します。

シャツワンピースなら、汗ばむ日もきちんと見える！

更年期世代に多い“突然の汗”。せっかくのおしゃれも汗ジミやシワが気になること、ありますよね。綿100％のさらりとした素材のワンピースなら、肌にまとわりつかず快適。さらに防しわ加工があれば、午後のお出かけや長時間の外出も安心です！

一枚でも、羽織っても！着回し力が光る“万能ワンピ”

お腹まわりやヒップラインが気になる……という人にはタックデザインのあるワンピースがおすすめ。このタックが50代女性の味方です。スカート部分に切り替えを入れてボリュームを抑え、後ろ姿もすっきり。ベルトを後ろで結べば、縦のラインが強調されて“ほっそり見え”が叶います。

スカーフやかごバッグを合わせて、お出かけスタイルに！

小物次第で夏→秋スイッチ。まだ暑さの残る日は、カゴバッグやサンダルで爽やかに。秋を感じたらレザーバッグやダークカラーの小物をプラスして、ぐっとシックに！シンプルだからこそ、小物次第で印象を自在に変えられます。

【コーデ1】羽織ってロングシャツ風に

シャツワンピの前をざっくり開けて、Tシャツ＋デニムに重ねれば軽やかなロングシャツスタイルに。縦に落ちるラインが体型をすっきり見せ、動くたびに裾が揺れて抜け感も演出してくれます。スニーカーを合わせれば休日のお散歩や旅行にもぴったり。大ぶりのピアスを添えると、大人カジュアルがぐっと洗練されます。

【コーデ2】ジレを重ねて上品レイヤード

ジレを重ねるだけで、ワンピが一気に“お出かけ顔”に変身。縦ラインが強調されてスタイルアップ効果も抜群です。足元はローファーやポインテッドシューズを合わせて、きれいめに寄せるのがポイント。バッグは小さめを選べば全体がすっきり見えて、ショッピングやランチ会にも安心。50代ならではの「きちんと感」と「こなれ感」が両立します。

【コーデ3】アクセで華やかさ自由自在

シンプルなシャツワンピは、アクセサリーやスカーフで印象を自在にチェンジできるのが魅力。ゴールドのロングネックレスを足せばラグジュアリーに、柄スカーフを首元に結べば顔映りもパッと明るく。小物を変えるだけで、普段着にもお出かけ着にもなるので「今日はちょっと華やかにしたい」日のお助けコーデに。ヒールを合わせればフォーマル寄りに、フラットシューズなら日常にちょうどいい上品さが手に入ります。

シャツワンピのNG着こなし例＆選び方

■NG着こなし例

1. ベルトをきつく締めすぎウエストを強調しすぎると“ぽっこりお腹”や腰回りが余計に目立ってしまいます。大人世代はあくまで“程よいゆとり”が上品に見えるポイント。
2. 厚底スニーカーやごつめブーツは、ワンピの軽やかさとバランスがちぐはぐに。甲が見えるパンプスや軽めのフラットを選ぶと全身がすっきり。

■選び方のポイント

1. 丈はふくらはぎ真ん中〜足首手前。脚の一番細い部分を見せることで、縦長効果が出てすっきり見え。
2. 素材は軽やか＆シワになりにくいもの。綿やタイプライター素材なら肌離れがよく快適！

ラクなのにきれい見え！そんな50代女性のリアルな願いを叶えてくれるシャツワンピースで、おしゃれをもっと軽やかにしませんか。

文＝鳥居史（HALMEK up編集部）