着痩せして見える!骨格診断で手軽にスタイルアップ

骨格ストレートに似合うトップス&NG服!選ぶコツも

公開日:2022.08.19

骨格ストレートにはどんなトップスが似合う?骨格診断を活用すれば、自分の体型に似合うファッションの形や素材がわかります。専門家監修のもと、骨格ストレートに似合う・失敗しやすいトップスを解説!手軽に着痩せ、垢抜け、スタイルアップ!

骨格診断の監修者:岩崎 郁子さん(骨格診断アドバイザー)

岩崎 郁子さん(骨格診断アドバイザー)

いわさき・いくこ トータルイメージアップのためのサロン”Your Style”代表。骨格診断アドバイザー、イメージコンサルタント、カラーコンサルタント、顔タイプアドバイザー。大手企業勤務のキャリアにより、ビジネスマン、ビジネスウーマンに向けたコンサルティングに定評があり、個人向けコンサルティングから企業向けセミナーまで行う。個人向けでは知的で素敵に魅せるスーツスタイルから、オフィスに相応しいスマートカジュアルまで対応している。

骨格ストレートの特徴

骨格診断とは、一人ひとり異なる骨格や筋肉、脂肪の付き方から似合う服の形や素材などを導き出すスタイルアップ理論のことです。骨格診断には、以下の3タイプがあります。

骨格ストレートタイプの人は、メリハリのある肉感的な体付きが特徴です。脂肪よりも筋肉を感じる質感で、バストの位置やヒップの位置が高く、ボリュームもあるため体の重心が上の方にあります。

胸元に厚みがあり、横から見たときに立体的で、二の腕にも筋肉のハリを感じます。スリムな人でも華奢には見えにくく、健康的でグラマラスな体型です。

骨格ストレートタイプの人は体そのものに存在感があるため、引き算スタイルを意識してシンプルにまとめると、垢抜けたおしゃれな着こなしにしやすいでしょう。

まだ自分の骨格タイプがわからない人は、セルフチェックもできるので、自分はどの骨格タイプに当てはまるのか、チェックしてみましょう。

骨格ストレートに似合うトップス

骨格ストレートに似合うトップス

ここからは、骨格ストレートに似合うトップスをご紹介します。

VネックやUネックのネックライン

定番のネックラインのVネックやUネックなど、胸元が開いたデザインのものは、骨格ストレートタイプの人と相性抜群のトップスです。デコルテの厚みを自然にカバーして、顔まわりや上半身をすっきり見せられます。

Vネックは大人っぽく見えるネックラインのため、Tシャツ、シャツ、ブラウスなどを使ったオフィスカジュアルコーディネートにもぴったり。Vネックに襟がついたデザインのスキッパーネックも、骨格ストレートタイプの人に似合うネックラインです。

この数年で定番化したともいわれているスクエアネックのトップスも、骨格ストレートタイプの人におすすめ。デコルテを見せることで、胸の厚みをカバーし、華奢な印象にできます。

カシュクール

胸元が着物のように合わせるデザインになったカシュクールのトップスも、骨格ストレートタイプの人におすすめです。

カシュクールは胸元やウエスト付近をヒモやボタンなどで留めて切り返しになっているデザインのものもあり、女性的でエレガントな着こなしができるでしょう。

カシュクールはフランス語で「カシュ(隠れる)」「クール(心臓)」という意味で、以前は胸が隠れる程度のショート丈が主流でしたが、近年はさまざまな丈感や素材のものがあります。ぜひ自分にぴったりのものを探してみてください。

適度にゆとりのあるシンプルな袖

骨格ストレートタイプの人は上半身にボリュームが出やすく、二の腕にも筋肉のハリ感を感じます。そのため、パフスリーブやドルマンスリーブなどの膨らんだ袖のものを選ぶとがっちりした印象になってしまうことも。

シンプルなストレートの袖のものは二の腕を強調してしまうことがなく、気になる肉感をカバーできます。

タイト過ぎると肉感を拾ってしまい、かといってつゆとりがあり過ぎるとボリュームアップしてしまい着ぶくれにつながるので、程よいゆとりのある、シンプルな袖を選ぶようにするといいでしょう。

かっちりしたきれいめシャツ

ハリ感のある上質な素材を使ったきれいめなシャツは、骨格ストレートタイプの人にぴったりのトップスです。清潔感や高級感のある大人なコーディネートにできるでしょう。

シャツは程よく胸元を開けることで、ボリュームの出やすい骨格ストレートタイプの人の上半身をすっきり見せられます。

骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいトップス

骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいトップス

ここからは、骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいトップスをご紹介します。

ビッグシルエットのアイテム

ビッグシルエットのアイテムは近年のトレンドですが、骨格ストレートタイプの人の場合、ゆったりしたオーバーサイズのトップスは上半身の存在感を強調させてたくましく見えたり、だらしない印象に見えてしまったりするため、注意したいアイテムです。

服のサイズは商品によっても違いがあるため、「自分はいつも◯◯サイズだから」と決まったサイズで選んでしまうと失敗してしまうことも。気になった服は、いくつかのサイズを試してみて、自分にぴったりのものを選ぶのがおすすめです。

首の詰まったデザインのトップス

首が詰まったデザインのネックラインや、タートルネックやオフタートルネックのトップスは、骨格ストレートタイプの人は避けたほうが無難なアイテムです。近年トレンドのクルーネックTシャツも、首が詰まっているので苦手な傾向にあります。

骨格ストレートタイプの人は上重心の体付きですが、首が詰まったデザインの服はさらに重心が上にいってしまい、がっしりした印象や窮屈な印象になりやすいためです。

フリルなどの装飾がされているトップス

フリルがたっぷりあしらわれたデザインなど、立体感のある装飾のトップスは骨格ストレートタイプの人の厚みのある上半身にさらにボリュームを足してしまい、全身のバランスが崩れてしまいやすいです。

特に、デコルテや肩まわりにフリルのついた服は着ぶくれして見えやすいため、注意したいデザイン。装飾のあるデザインのトップスを選ぶ場合は、なるべく厚みを足さず、ボリュームが増えないものを選ぶといいでしょう。

シワ加工や凹凸のある素材のトップス

シワ加工された素材や、凹凸があり立体的な素材のトップスも、骨格ストレートタイプの人が避けたいトップスです。

シワ加工された服は、春夏に活躍するリネンシャツなどでよく見られます。洗いざらしのリネンシャツは、骨格ストレートタイプの人の場合、だらしなく見えてしまうことも。シャツを選ぶ場合は、生地の表面にハリやつるりとした質感のあるものがおすすめです。

また、ざっくり編んだローゲージニットは表面の大きな凹凸が骨格ストレートタイプの人の体のボリューム感を強調してしまうため、避けるのがいいでしょう。

骨格ストレートのトップス選び・コーデのコツ

骨格ストレートのトップス選び・コーデのコツ

ここからは、骨格ストレートタイプの人のトップス選びやコーデのコツをご紹介します。

骨格ストレートのトップス選びはシンプルが基本

骨格ストレートタイプの人はメリハリがあり、存在感のある体つきをしているので、シンプルなアイテムがよく映えます。

装飾が施されたデザイン性の高い服や、フリルやギャザーなどでボリュームが出るトップスは上半身のボリュームが強調されて着ぶくれして見えやすくなるため、避けるのがおすすめです。

「シンプル過ぎるのは寂しい」「少し装飾がほしい」という人は、立体的な装飾は避けて、平面的なデザインで華やかさをプラスするといいでしょう。

具体的には「フリルよりもボリュームを抑えられるレースにする」「カラフルな柄物を取り入れる」などです。

オフショルダー(肩出し)は避ける

両方の肩が出るほど大きく開いたネックラインのオフショルダーのトップスは、骨格ストレートタイプの人が苦手なアイテムです。

オフショルダーのトップスは、骨格ストレートタイプの人のハリ感を拾ってしまい、ムチムチに見えてしまいやすくなります。

ジャストサイズのシルエットのものを選ぶ

骨格ストレートタイプの人がトップスをおしゃれにすっきり着こなすためには、サイズ感も重要です。大き過ぎず、小さ過ぎないジャストサイズのシルエットのものを選ぶといいでしょう。

ぴったりしたタイトなサイズ感のものや首の詰まったデザインのものは着太りして見えやすく、オーバーサイズの服はだらしなく見えてしまいがち。

近年のトレンドで身幅の広い服が多いため、ジャストサイズのものを選ぶように意識するといいでしょう。

丈も長過ぎず短過ぎないジャストサイズのものを

骨格ストレートタイプの人のトップス選びでは、丈感も重要です。骨格ストレートタイプの人はウエストの位置が高く、重心が上の方にある体付きをしています。

近年トレンドのクロップド丈やショート丈のトップスは上重心が強調されてしまい、長めの丈の場合は全身のバランスを取るのが難しくなる傾向にあります。

そのため、骨格ストレートタイプの人は丈感も長過ぎず短過ぎないジャストサイズのものを選ぶのがおすすめです。

骨格ストレートに似合う素材を選ぶ

骨格ストレートタイプの人は、体と同じようにハリ感のある素材が得意です。厚みがあり、しっかりした上質な素材を選ぶと、持っている雰囲気に調和します。

きめ細かくハリのあるコットン、サテン、加工されていないきちんと感のあるノンウォッシュデニムなどの素材がおすすめです。

柔らかい素材や薄手の素材などは、上半身のボリューム感を強調させてしまいます。また、骨格ストレートタイプの人が持っている肌のハリや弾力との対比が生まれ、安っぽく見えてしまいやすいため、ハリがあるしっかりした素材を選ぶといいでしょう。

骨格ストレートの着痩せのコツはトップス選び!

骨格ストレートタイプはメリハリがある体つきをしており、バストやヒップの位置が高い上重心のバランスを持っていることが特徴です。

トップスで上半身にボリュームを出してしまうと着ぶくれして太って見えやすくなるため、上半身をすっきりさせることを意識しましょう。厚みのある体をすらりと見せられるIラインシルエットのコーディネートも似合います。


編集部厳選!骨格ストレートにおすすめのトップス

セリジエ×テンセルTM プルオーバー

セリジエ×テンセルTM プルオーバー(ボトルネック・五分袖)

セリジエ×テンセルTM プルオーバー(ボトルネック・五分袖)は、カラーバリエーション豊富な五分袖のプルオーバーです。

首が詰まったネックラインですが、ネック部分の高さがあまりないボトルネックなら余分なボリュームが出ず、骨格ストレートタイプの人にも似合います。

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