骨格診断丨スニーカーもローファーも上手にコーデ!

骨格ウェーブに似合う・似合わない靴&選び方のコツ

岩崎 郁子さん(骨格診断アドバイザー)
監修者
トータルイメージアップのためのサロン”Your Style”代表
岩崎 郁子

公開日:2023.08.08

更新日:2023.09.11

骨格診断「骨格ウェーブ」タイプに似合う靴と似合わない・失敗しやすい靴って?スニーカーやローファー選びが難しいといわれる骨格ウェーブですが、ポイントを押さえればぴったりの一足が見つかりますよ。専門家監修のもと靴選びのコツを伝授!

骨格ウェーブタイプの靴選びの悩みって?

華奢で柔らかな印象のある曲線的でソフトな体つきが特徴の骨格ウェーブタイプは、ファッションも同じく柔らかく軽やかなアイテムが似合います。

そのため、靴底がしっかり厚めだったり、しっかりした生地のアイテムが多いスニーカーは、合わせるのが難しいと感じることもあるようです。

骨格ウェーブタイプの人がスニーカーを選ぶときは、自分の体型の特徴を知って、似合いやすいスニーカーを選ぶといいでしょう。

骨格ウェーブの特徴

骨格ウェーブの特徴

骨格ウェーブとは、骨格診断の3タイプのうちの一つです。自分のタイプの特徴を知り、コーディネートや服選びに生かすとスタイルアップにつなげられます。

骨格ウェーブタイプの人は、全体的にソフトで曲線的なボディラインが特徴です。首が細く、上半身が薄く華奢な人が多い傾向にあります。ウエストとヒップとの差が大きく、バストやウエストの位置は低め。そのため、重心が下半身にきます。

ふんわりと柔らかくしっとりした肌質をしており、筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすい傾向にあるといわれています。

骨格ウェーブタイプの人の脚は、太ももから膝下にかけてボリュームが出やすいのが特徴です。足首は細く、足の甲が薄い人が多いです。

全体のバランスとしては下半身に重心がくるため、靴選びでは重心を下げないことがポイントになります。

まだ自分の骨格タイプがわからない人は、簡単なセルフチェックで骨格タイプを自己診断してみましょう。

骨格ウェーブに似合う靴

骨格ウェーブに似合う靴

ここからは、骨格ウェーブに似合う靴をご紹介します。

バレエシューズ

バレエシューズ

かかとが低く平らな靴底のバレエシューズは、華奢で柔らかな印象の骨格ウェーブタイプの人にぴったりのアイテムです。

足にフィットするため重たくならず、軽やかに履きこなせます。つま先がころんと丸くなっているデザインも、曲線的な体を持つ骨格ウェーブタイプの人に似合うポイントです。

バレエシューズはかわいらしいシルエットの靴なので、骨格ウェーブタイプの人に似合うフェミニンなアイテムとも相性ばっちりでしょう。

骨格ウェーブタイプの人はカジュアルコーディネートがあまり得意ではなく、Tシャツにデニム、スニーカーといったラフな着こなしは子どもっぽく見えてしまうことも。そんなときも、バレエシューズと合わせるとバランスがよくなります。

パンプス

パンプス

骨格ウェーブタイプの人は、足の甲が見える靴がよく似合います。パンプスは足の甲部分が開いたデザインになっているものも多く、骨格ウェーブタイプの人が得意なアイテムです。

パンプスは骨格ウェーブタイプの人のきゅっと細い足首も見える靴なので、ほっそりスリムに見える効果も期待できますよ。

ヒールのあるものを選ぶと、もともと下半身にある重心を上に上げる効果が期待でき、スタイルアップにつながるでしょう。

エナメル素材やレース素材など、エレガントなものもおすすめです。また、バックルやストラップなどの装飾が付いたパンプスもよく似合います。

ソックスブーツ

足首部分が伸縮性のある素材でできたソックスブーツも、骨格ウェーブタイプの人におすすめのアイテムです。足首にぴったりとフィットするため、骨格ウェーブタイプの細い足首を強調できます。

足の甲からふくらはぎまでがつながって見えるので、脚長効果も期待できるでしょう。

ブーツはアイテムによっては足元が重たくなりがちですが、ソックスブーツはすらっとしたデザインなので、下半身にボリュームが出やすい骨格ウェーブタイプの人も、おしゃれに履きこなせます。

ロングブーツ

ロングブーツ

ロングブーツは、膝下が外に反りやすい骨格ウェーブタイプの人の脚をカバーできるアイテムです。気になる部分をカバーして、すらっとした脚長効果が期待できます。

素材は、ハリ感のあるしっかりしたレザーは避け、柔らかめの質感の革を選ぶと骨格ウェーブタイプの人の肌の質感と合ったおしゃれなコーディネートにできるでしょう。

レースアップブーツ

レースアップブーツ

紐で編み上げて締めるタイプのレースアップブーツは、骨格ウェーブタイプの人の得意アイテムです。

しっかりめの革のものは重たい印象になってしまうので避け、足にフィットする素材やコンパクトなシルエットのものを選ぶと、足首をきゅっと細く、スタイルよく見せられるでしょう。

骨格ウェーブタイプの人は足の甲が薄めなので、ストーム(つま先部分のソール)なしのものか、もしくはヒールのあるデザインのものがおすすめです。

骨格ウェーブに似合わない・失敗しやすい靴

骨格ウェーブに似合わない・失敗しやすい靴

中には、骨格ウェーブタイプの人が似合わない・失敗しやすいといわれている靴もあります。これらの靴を選ぶときは、ポイントを押さえて慎重に選ぶのが失敗を避けるコツです。

ローファー

重心が重たくなりやすいローファーは、骨格ウェーブタイプが苦手とするアイテムの一つ。ローファーに使われている革素材はしっかり硬めのものも多く、雰囲気にも調和しにくいです。

ローファーを選ぶときは「足の甲が見えるもの」「靴底が厚過ぎないもの」「足にフィットするもの」などを意識して選ぶと、似合わせやすいでしょう。装飾の付いたものもおすすめです。

スニーカー

ゴツゴツした大きめのスニーカーやざっくり感のあるスニーカーは、骨格ウェーブタイプが苦手なアイテムです。スニーカーを選ぶときは、重心が下に下がってしまわないよう、軽やかな印象になるスニーカーを選ぶといいでしょう。

靴底の厚みがなく、シンプルでコンパクトなデザインのものを選ぶのがおすすめです。

ミディアム丈のブーツ

ミディアム丈のブーツは骨格ウェーブタイプの細い足首が隠れてしまい、全体のバランスが取りにくくなります。太って見えたり下半身が重たく見えたりするため、苦手な傾向にあるでしょう。

ミディアム丈のブーツを選ぶ場合は、足首が細めでフィットするデザインになったものを選ぶと似合いやすいですよ。

ゴツゴツした靴・ボリューム感のある靴

骨格ウェーブタイプの人は、下半身に重心がくるアイテムが苦手。ゴツいブーツや、ボリューム感のある靴はバランスが悪く見えてしまいやすいアイテムです。

冬の定番のムートンブーツも、選ぶときに注意したい靴です。ムートンブーツは寸胴型をした丸みのあるかわいらしい形をしていますが、ミディアム丈のものが多く、ボリューム感もあります。そのため、骨格ウェーブタイプの人の重心をさらに下に下げてしまうことに。

しかし、ムートンブーツは機能性が高く、冬の寒い時期は暖かく履けるアイテム。骨格ウェーブタイプの人がムートンブーツを選ぶ場合は、できるだけ丈が短く、コンパクトなものを選ぶのがおすすめです。

骨格ウェーブに似合う靴選びのポイント

骨格ウェーブに似合う靴選びのポイント

ここからは、骨格ウェーブに似合う靴選びのポイントをご紹介します。

ヒールは細めか低めでスタイルアップ

骨格ウェーブタイプの人は、すっきり華奢なヒールを選ぶとバランスが取れてスタイルアップにつながります。ヒールがライフスタイルに合わない人は、フラットな靴を選ぶといいでしょう。

リボンやストラップなどデザイン性の高い靴が得意

骨格ウェーブタイプは装飾性・デザイン性の高いアイテムが得意な骨格タイプです。リボンやストラップ、バックルが付いたものを選ぶと、華やかなコーディネートにできます。

素材ならレースやスエード、エナメルなど光沢のあるもの。柄なら細かめのレオパードなども似合います。

足の甲部分が開いたデザインですっきり見え

足の甲部分が開いたデザインの靴は、重たくなりがちな骨格ウェーブタイプの人の足元をすっきり見せてくれるおすすめのアイテム。細めのヒールが付いたものや、靴底が平らなフラットシューズなどがおすすめです。

丸みのあるつま先のもの

骨格ウェーブタイプの人は、曲線的で柔らかな質感の体つきが特徴。丸みのあるデザインは、骨格ウェーブタイプが持つイメージに調和するのでおすすめです。

ラウンドトゥ(丸みのあるつま先)、ポインテッドトゥ(尖ったつま先)などは骨格ウェーブタイプに似合うつま先なので、気分や好みに合わせて選ぶといいでしょう。

ローファー・スニーカーはポイントを押さえて選ぶ

骨格ウェーブタイプの人が苦手とされる「ローファー」や「スニーカー」も、ポイントを押さえれば似合うものが選べます。

ローファーは、足の甲部分が開いたデザインで靴底がフラットなものがおすすめ。スニーカーは靴底がフラットで、シンプルでコンパクトなものを選ぶと合わせやすいでしょう。

骨格ウェーブの靴選びは重心がポイント!

骨格ウェーブタイプは体の重心が下半身にくるため、大きな靴やゴツゴツした靴は重心がさらに下がってバランスが悪くなってしまいやすいです。

靴底がフラットなものを選んだり、足の甲が開いたデザインのものを選んで足元をすっきりさせたりするとスタイルアップにつながりますよ。


編集部厳選!骨格ウェーブにおすすめの靴3選

ここからは、ハルメク365編集部が厳選した、骨格ウェーブタイプの人におすすめの靴をご紹介します。

細めのストラップのオープントゥパンプス

「ハルメク ファインベルトオープントゥ」6990円(税込)
「ハルメク ファインベルトオープントゥ」5990円(税込)

「ハルメク ファインベルトオープントゥ」は、細めのストラップで、華奢な足元を叶えるオープントゥパンプスです。程よい装飾で、骨格ウェーブタイプの大人女性にぴったり。パンツにもスカートにも合わせやすい、シンプルかつフェミニンなサンダルです。
甲の開きも程よく、足をホールドしながら女性らしいラインを演出します。

シープレザー撥水パンプス

シープレザー撥水パンプスは、シープレザーがソフトな履き心地の撥水加工のパンプスです。スクエアに近いラウンドトゥはかわい過ぎず、骨格ウェーブタイプの大人女性の足元にぴったり。

斜めに配したデザインベルトはおしゃれなだけでなく、面ファスナーで着脱もラクラクです。つま先に厚みがあるため、爪が当たりにくく快適な履き心地になっています。

ナチュラルレザーバレエ

ナチュラルレザーバレエは、「革靴なのに歩きやすい!」と人気のナチュラルレザーのバレエシューズです。足に吸いつくようなやわらかさの牛革を使用しており、窮屈感なく、足をきれいに見せてくれます。

靴ずれ対策にかかとには芯を入れず、やわらかくなっていることもポイント。素足でもパンストでも快適な履き心地です。カラーバリエーションも豊富なので、自分にぴったりの一足が見つけられますよ。

※記事内の価格は2023年7月13日時点のもので、すべて税込です。

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