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骨格診断丨大人女性の魅力を引き出すスカート選び
骨格ストレートに似合うスカートの丈・形と選ぶコツ!
トータルイメージアップのためのサロン”Your Style”代表
岩崎 郁子
公開日:2022.04.24
更新日:2023.04.18
骨格診断の「骨格ストレート」タイプに似合うスカートの形や丈、デザインなどを失敗しやすいスカートと合わせてご紹介!生まれ持った自分の体格にぴったりのスカートを選べば、自然な着痩せ効果でスタイルアップできますよ。
骨格ストレートの特徴
骨格ストレートとは、骨格診断の3つのタイプのうちの一つです。
骨格診断では、生まれ持った自分の骨格を「ストレート」「ナチュラル」「ウェーブ)」の3つに分類します。自分のタイプに合った似合うファッションのデザイン、形、素材などを知ることで、今まで以上にファッションが楽しめるようになるでしょう。
骨格ストレートタイプの人は、全体的に体にハリや肉感があることが特徴です。メリハリが効いており、グラマラスな体型をしています。バストやヒップの位置が高く、脚が長めですが、胴が短い分、くびれができにくい傾向にあります。
太ももはしっかりした太さがあり、膝から下が細くなっている人が多く、膝の皿は小さめです。
首は短めで、鎖骨が見えにくく、骨感はあまりありません。上重心の肉体で筋肉が付きやすく、肉体にハリ感もあるので、痩せている人でも華奢過ぎる印象にはなりにくいタイプです。
太るときは、お腹まわりや太ももの前側のハリが気になりやすく、りんご型に肉が付くといわれています。骨格タイプによって太り方にも違いがあるため、骨格診断はダイエットの参考にもできます。
まだ自分の骨格タイプがわからない人は、簡単な方法でセルフチェックも可能です。
骨格ストレートに似合うスカートの特徴
上の方に重心があり、メリハリの効いた健康的なイメージを持つ骨格ストレートタイプの人に似合うのは、以下のようなスカートです。
- 膝上丈・ロング丈・アンクル丈・マキシ丈のもの
- 大き過ぎず小さ過ぎないジャストサイズのもの
- ハリ感のあるしっかりした素材のもの
- Iラインシルエットのもの
骨格ストレートタイプの人は、スカートに限らず、ファッションではサイズ感が大切です。ぴったりめのサイズ感のものは着太りして見えやすく、オーバーサイズのものはだらしなく見えやすくなります。
大き過ぎず小さ過ぎない、ジャストサイズのものを選ぶと、おしゃれに着こなせるでしょう。
ハリや肉感のある骨格ストレートタイプの人の体にフィットする、コットンやレザー、デニムなどしっかりした素材を選ぶと、似合う着こなしにできます。
骨格ストレートに似合うスカートの種類
ここからは、骨格ストレートタイプの人に似合うスカートの種類をご紹介します。
タイトスカート
骨格ストレートタイプの人にぴったりなのが、タイトスカートです。体のラインに程よくフィットするタイトスカートは、縦の直線的なラインを強調し、Iラインシルエットを作れるので、骨格ストレートによく似合います。
ボリュームが出やすい腰まわりをカバーしつつ、骨格ストレートタイプの人の魅力であるメリハリのある体つきを上手に生かせるスカートです。
中でも、膝丈のタイトスカートなど、ふくらはぎが出るタイトスカートを選ぶと、細い膝下が見え、脚がすらりと見える効果が期待できるので、おすすめです。
ストレートスカート
ストンと真っ直ぐに落ちるようなIラインシルエットになったストレートスカートも、骨格ストレートタイプの人が得意なアイテムです。
ハリ感のある素材のストレートスカートは、コーディネートによっては、きちんと感も出せるので、持っておくと便利なスカートの一つでしょう。
上品でエレガントな、大人の女性のスカートコーディネートにぴったりのアイテムです。
レザースカート
ハリ感や肉感のある骨格ストレートタイプの人にぴったりなのが、しっかりした素材のレザースカートです。
レザースカートは近年のトレンドアイテムでもあるので、取り入れることでコーディネートに今っぽさをプラスできることもメリット。トレンド感あるかっこいい着こなしを楽しみましょう。
ラップスカート
巻きスカートと呼ばれる、ラップスカート(ラップ・アラウンド・スカート)も、骨格ストレートタイプの人におすすめのスカートです。
ラップスカートは着やすく動きやすく、動きが制限されるスカートは苦手という人にもおすすめ。巻き方や合わせ方を変えるだけでさまざまな着こなしを楽しめるので、気分でコーディネートを変えたい人にもぴったりです。
マキシスカート
ロング丈よりもさらに丈の長いマキシスカートも、骨格ストレートタイプの人におすすめのスカートです。コーディネート次第でフェミニン、カジュアルなど好みのテイストのファッションを楽しめます。
丈の長いマキシスカートは大人っぽく上品な雰囲気を演出できる、大人女性にぴったりのアイテム。選ぶカラーやデザイン、柄によってはスパイスを効かせたコーディネートも簡単に完成します。
マーメイドスカート
膝から下がほっそりする人魚のようなシルエットが特徴のマーメイドスカートも、骨格ストレートタイプの人におすすめのスカートです。
ボリュームが出やすい骨格ストレートタイプの人のウエストやヒップをカバーしつつ、きれいに着こなせます。
マーメイドスカートはフェミニンな印象のスカートなので、スカートを使ってエレガントなファッションを楽しみたいというときにぴったりです。
骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいスカート
中には、骨格ストレートが失敗しやすいとされるスカートもあります。以下の特徴のあるスカートは、骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいとされるアイテムです。
- 柔らかな素材のもの
- 薄手の素材のもの
- 柔らかく膨らみやすい素材のもの
- 高い位置にウエストがくるハイウエストのもの
- 丈が短いもの
ここからは、骨格ストレートに似合わない・失敗しやすいスカートをご紹介します。
シフォン・レース・フリルなど柔らかな素材のスカート
骨格ストレートタイプのスカート選びは、スカートに使われている素材に注目することも大切です。骨格ストレートタイプの人はハリのある素材が得意である一方、レースやシフォン、フリルなど柔らかな素材は苦手な傾向にあります。
生地のハリ感が少ないと、チープに見える、肉感を強調してしまうなどのデメリットが生じることも。装飾が多いデザインのスカートも着膨れして見えやすいため、避けるのが無難です。
Aラインスカート、プリーツスカー
骨格ストレートタイプの人は、Aラインスカートや、プリーツスカートが苦手です。
これらのスカートは着たときにふんわりとシルエットが広がるものが多く、骨格ストレートタイプの人のヒップやウエストがボリューミーに見えてしまいます。ギャザーの入ったスカートも、同じく注意したいアイテムです。
Aラインスカートやプリーツスカートを選ぶときは、布の量が少ないものなど、広がりにくいものを選ぶのがコツ。プリーツスカートの場合は、プリーツが始まる位置がウエストよりも少し低めの位置にあるものを選ぶと、バランスのいいコーディネートになります。
フレアスカート
フレアスカートも、骨格ストレートタイプの人が苦手とされるアイテムです。ふんわりしたシルエットのフレアスカートは、腰から裾にかけて広がるデザインが特徴のスカート。
骨格ストレートタイプの人はもともと腰まわりにボリューム感がありますが、フレアスカートを合わせると余計に強調されてしまい、ヒップが大きく見え、着太りしやすくなります。
曲線的なラインが強調されるアイテムよりも、直線的なIラインシルエットがつくれるスカートを選ぶと、失敗しにくいでしょう。
骨格ストレートのスカート選び・コーデのコツ
ここからは、骨格ストレートのスカート選び・コーデのコツをご紹介します。
腰まわりのボリューム感を抑える
骨格ストレートタイプの人がスカート選びをするときは、腰まわりのボリューム感を抑えることが大切です。
骨格ストレートタイプの人は、メリハリがあり、横から見たときに体の厚みを感じる体つきをしています。腰まわりにボリューム感のあるスカートや、膨らみやすい素材を選ぶと、膨らんで着太りして見えてしまいやすくなります。
腰まわりのボリューム感を抑えたジャストサイズのスカートを選ぶと、体の肉感を拾いすぎてムチムチして見えることなく、すっきりおしゃれに着こなせるでしょう。
丈感を意識してスカートを選ぶ
骨格ストレートタイプの人は太ももにしっかりとしたハリがあるため、すらりと見せたい場合は太ももを隠し、ほっそりとした膝から下を見せられる丈感のスカートを選ぶのがおすすめです。
ただし、ふくらはぎの筋肉が発達しているなど、ふくらはぎもカバーしたい場合は、ロング丈やアンクル丈、マキシ丈など長めの丈を選んでもOK。
お店で気になるスカートを見つけたら、いくつかのサイズを試着してサイズ感や丈感を確かめると、自分にぴったりのスカートが見つけやすく、失敗しにくいでしょう。
Iラインシルエットをつくるコーディネート
骨格ストレートタイプの人はIラインシルエットのファッションが得意なので、スカートと合わせるファッションも、Iラインを意識して全体のコーディネートをするのがおすすめです。
ストンとしたIラインシルエットで縦長のラインを強調すると、詰まった印象にならず、すらっとおしゃれに見えます。
ハイウエストのアイテム選びは慎重に
骨格ストレートタイプの人は、バストやヒップの位置が高く、脚が長く見えることが体型の魅力の一つ。しかし、上に重心がある分、ハイウエストのボトムスを選ぶと、上半身が詰まったように見え、すっきりしない印象になることが多いです。
上半身が詰まることでボリューム感がアップしたように見え、体のムチムチ感や上半身のがっしり感が強調されてしまい、全体的にバランスが悪い着こなしになります。
ハイウエストのスカートを選ぶときは、Iラインシルエットがつくれるロング丈のカーディガンやジレなどと組み合わせるなど、全体のコーディネートまで考えて選ぶのがスタイルアップのポイントです。
似合うスカートで骨格ストレートの魅力を引き出して
骨格ストレートタイプの人は、メリハリのある健康的な肉体が魅力の骨格タイプです。バストやウエスト位置が高く脚が長く見えますが、その反面、着こなしによっては上半身が詰まって見えたり、ボリューム感が出やすいことも。
腰まわりのボリューム感を抑えた、ジャストサイズのスカートを選ぶと、体型にフィットしたおしゃれな着こなしができます。コーディネートのときはIラインシルエットを意識して、スタイルアップにつなげましょう。
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